アダルトチルドレン(機能していない家庭で育った人たち)にとって「喪失」という経験はおそらく機能している家庭で育った人よりも数十倍多いということを理解することで生きることが数段楽になります。
赤ちゃんの頃
養育者が、赤ちゃんに向かって「かわいいねえ」を惜しみなく言葉や態度で伝えたら
どうなるか?
その子は、「かわいい」は、慈しむ感情の発露だと次第に理解し
他者に対しても、「かわいい」を心から無邪気に出すことができるでしょう
最近私の周囲でも猫と暮らし始めた人が偶然にいました。
偶然にも、私もいきなり老猫と暮らしはじめることになりました。
もともと、数十年前に猫数匹を看取った経験がありましたので
猫と暮らすことは、さほどハードルは高くありません。
猫の行動が懐かしくて、きゅんきゅんして、かわいらしくてたまりません。
はい、ここで、「かわいい」が出てきましたね
ごはんを要求されても、きゅんとしますし、
こうして記事をかいている間に、隣で丸くなってくーくーと寝息をたてて
寝ている後ろ姿にも実にきゅんとします。
ああ、かわいい~~~~
なのに、でも、しかしです。
かわいいと思っちゃいけないなんて思う
ストッパーがかかるんですよ。
うそみたいな話でしょ
別れがつらくなる、猫バカと思われたくない
猫が嫌いな人がいるかもしれない
妬まれるかもしれない
こんなのかわいいって頭おかしいんじゃない?
などなど
それは自分の評価を気にする保身です。
そこで、自分の本当の感情にブロックをしていくのです。
そうしたら
人と共有ができない
コミュニケーションができない
いいですか、感情をブロックすると人間関係のコミュニケーションが
不具合をおこすのですね。
人は形や表面の言葉でつながっているのではなく
感情でつながっているのです。
感情をブロックしている人の特徴は
買い物依存、ギャンブル依存、人の顔色を伺う共依存関係等
形や物を維持することに熱中するのです。
感情を喪失した理由
幼少時の頃、私の母親は、花を生ける事が好きでした。
母親が花を丁寧に切って花器にさしていく姿を何度も見ています。
が、その母親の姿はずっと無言でした。
そんな花好きな母親をずっと見てきたわけですが
私は花には興味ナッシング・・・
母親は花を活ける自分の姿が好きだったのか
好きでやってたのか、いまだに分かりません。
花を介して母親と会話をした記憶も微塵もありません。
ここで「かわいいね、きれいだね、素敵だね」を喪失しています。
人は幼少期に感情を学習することで表現する力を得ていくのです。
ぼんやりと無感情に花を眺めているだけでは、
子供の感情は育たないのですね。
逆に感情は、こうしたら親が不機嫌になる
恐怖やおびえだけが育つこともあるわけです。
喜怒哀楽という言葉がありますがたくさんの喜怒哀楽の言葉を
親から学習していないと無感情、あるいは感情をうっす~く感じても(感情鈍磨)
この心をどう表現したらいいか分からない、自信がない
状態が発生するんですね。
これを繰り返していると・・・
これらが感情喪失ではないかと思います。
感情喪失、感情鈍磨の状態では
相手に伝えるものが、なくなるんですよね。
びっくりした、驚いた、悲しかった、嬉しかった、面白かった
そこに自分の心が動いたところを表現して
相手と共有し、相手も心を動かす、
それが互いの心のエネルギーの交流が起こり
それをコミュニケーションと呼ぶのです。
感情が鈍磨していると、心が動かない
だから人に伝えられない、伝わらない
そして、自分にがっかりする
その後、コンプレックスとなり
人と話すのが苦手
盛り上がっている中に入るのが苦手
ひとり勝手に疎外感、被害者
大勢の中にいると頭が真っ白け~
いろいろな話題が飛び交う中に、ぽっつん
感情を喪失していくということは、コミュニケーションも奪われるということになるのです。
さらには、子育てにも影響を及ぼします。
今からでも遅くない
ウソでもいいから自分をほめる
簡単ではありません。
幼少時に喪失したものを大人になって取り戻す。
ウソでもいいから、「かわいいい~、きれい~すてき~~」
をまず、自分が持っているものに対して
かなり意識して、言葉にすることです。
これ、先んじて人に使っても、
うすっぺら~さが露呈するだけですので
まずは、自分の身近なものからです。
仕事に行く、おでかけする
お弁当を作る
「うん、上出来!すてきだわ、かわいくできたわ」
いつだって女は、自分を褒めなきゃですね
あ、男もですけど。
そして、万が一、人から褒められたら
「でしょ、でしょ」と喜んでください。
先に猫の話をしましたが、
猫って「かわいいいね~かわいい、かわいい」
そういうと、ほんとにかわいくなるんです。
人間がメロメロになるような声を出してきたり
甘えてきたり、まじです。
そしたら、人間側も、声がかわいらしくなってしまうんです。
独り言も黙って聞いてくれるし
時には、ほんとに人間の言葉が分かってるんじゃないかと
思うときがあります。
さて、今日の記事は如何だったでしょうか
ウソが、ほんとになっていく・・・笑
猫を飼ったことで見えてきた
感情喪失と感情鈍磨とコミュニケーションの関係
だまされたと思って、猫を飼って・・・ちが←
意識して
「自分の身の回りのものをかわいい、かわいい」
と一日、30回(根拠はない)言ってみたら、
世界が変わるかもしれません。
by りんりん