坦々麺が大好きである。


一口食べるとラー油と花椒、胡椒の辛さの中に甘い胡麻の芳醇な香りが口の中いっぱいに広がる。


スープが絡んだ麺の隙間に味の染み込んだひき肉が絡まり、ひと噛みするたびに辛さと胡麻の甘さ、ひき肉の旨味がバランスよく混ざり合う。


麺を飲み込んだ後も口中に残る香りと辛さを、コップに注がれたジャスミンティーで洗い流す。

スープを一口飲み、濃厚な味わいに感動し、感動冷めやらないままに次の麺を箸で掴み上げる。


まさに至福のひと時!



。。。しかし、糖尿病宣告のその日から、坦々麺は私のNGメニューの一つとなってしまった。

食べられない、でも食べたい。日に日に坦々麺への想いは募るばかり。


そんなある日、スーパーの豆腐・蒟蒻コーナー一角で気になる商品を見つけた。


その名も「花椒香る濃厚だれ 蒟蒻汁なし坦々麺」!


商品名がまず、特徴を全て表していて素晴らしい。花椒で、濃厚で、坦々麺である。


麺は蒟蒻でできている。しかもひき肉は大豆ミートを使用するという徹底ぶり。「これ以上ヘルシーにできません!」という食品開発者の意気込みを感じる。カロリーはなんと107kcalと通常の坦々麺の1/10。むしろ低すぎて不安になるレベルである。



早速購入し、昼食にいただくことに。

蒟蒻麺は水切り後にお湯でさっと茹で、別入りのタレと絡めたら出来上がり!


一口頬張ると、確かに、坦々麺である。麺は歯応えが少々足りず、大豆ミートもややあっさりではあるが言われなければ肉と信じてしまいそう。

それでも充分に、約束2ヶ月ぶりに坦々麺気分を味わうことができた。



糖尿病になると色々食べ物は制限される。その心の隙間を埋めてくれるステキな食品が、現在はたくさんある。


これからも糖尿病食の限界を目指して、色々な食品に挑戦していこうと思う。