前回の健康診断から1年で急に糖尿病になってしまったことから、念のため膵臓のMRI検査を受けたのが1週間前。

今日はその検査結果を聞くために病院にやって来た。


糖尿病の原因は、おそらく単純にコロナ自粛の中での極端な生活の乱れと運動不足だろう。

ただ、短期間で急速に糖尿病の症状が進んだことから、別の要因で膵臓に何かしら異変が起きている可能性についても、念のため精密検査を受ける事になったのだ。

具体的には膵臓癌などの徴候がないかの確認であった。



病院へは予約時間の30分ほど前に着いたが、待ち時間の30分が異様に長い。よくないと思いつつも、スマホで色々なネガな情報を検索してしまう。いかんいかん。

しばらくすると名前を呼ばれ、心臓がバクバクするのを抑えて診察室へ。

パソコンのモニターにはMRIで撮影された画像が写っている。


「結果見ましたが、大きな異常はないですね。嚢胞はあちこちあるけど、まあ大丈夫でしょう」

そう話すと先生は私の膵臓の3Dスキャンされた映像をくるくるまわして見せた。

膵臓にも小さな嚢胞があったが、今現状で危険があるものではないとのこと。


全身からどっと力が抜けるのを感じた。心のどこかでもしかしたら、という不安な気持ちが四六時中抜けなかった。

父親を糖尿病からの膵臓癌発覚という形で亡くしている自分にとって、心配し過ぎでは片付けられ無かったのだ。一刻も早く妻にも知らせてあげたい。


「ただ、、」

と先生。再びドキリとする。


「ただ、脂肪がね。。皮下脂肪はそこまででは無いけど、内臓脂肪がかなりついてるんですよね。」

「は、はあ。。」

「これを、少しずつでも落としていかないとね」


要は、私の体は脂肪の中でも内脂肪の割合が高く、それがゴッソリお腹の内臓周りについているらしい。モニターにMRIのお腹の断面図が映る。

「この、白く見えてるのが脂肪です」

確かに、お腹の中が脂肪で真っ白に写っている。

この脂肪がインシュリンの効果を阻害し、糖尿病につながっているのだそうだ。


健康診断から3週間弱、原因についてあれこれ悩んでいたが、実態としてはやはり肥満が原因であったのだ。実際、見た目の体型以上に脂肪が内側に付いていることがわかった。


診察が終わり、妻にも早速電話した。

「だと思ったよ。あれだけポテチとか食べてればね〜」と妻。

後で聴くと心配は心配だったが、夫婦2人して心配しても仕方なかろう、と、あえて気にしないようにしていたらしい。いかにも妻らしい。


とは言え、ようやく原因がはっきりした。コロナ自粛で進んだ肥満と運動不足。それに仕事やコロナ自粛のストレスが重なり、今回の発症に至ったというわけだ。


これで、やるべきことが明確になった。

引き続き運動と食事制限。引き続きがんばろう!と改めて思った。


つづく