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昨日から引き続き、宮崎県椎葉村(しいばそん)の旅のご報告をお届けしていますラブ

 

椎葉村は、熊本空港から車で3時間ほど車

日本の三大秘境の1つと言われていますキラキラ

 

 

今回の旅の目的は、世界農業遺産である焼畑農法の火入れ🔥を見るためです(世界農業遺産などについて詳しくはこちら)。

 

今では日本でほぼ無くなってしまったという、大昔からこの地に伝わる〝焼畑〟の伝統農法を受け継いでいる、椎葉勝さん。

翌日焼畑を予定している現場にご案内いただきました。

3日間完全に晴れないと、行われない火入れ。

台風12号の影響が残る中、果たして貴重な機会に立ち会えるのか?

皆さんドキドキですドキドキ

 

 

いっぽう、焼畑が行われたことでいただくことのできる山の恵みも、皆さんで味わいました。


 


こんなふうにみんなで力をあわせて打った、ゆで上げのお蕎麦のなんと美味しかったこと!!

お出汁はイノシシ🐗これまた旨みたっぷりですハート

 

椎葉勝さんに聞くと焼畑で育ったお蕎麦は、

粘着力、香り、食感が抜群だそう。

このお蕎麦を求めて、全国から蕎麦マニアの皆さんもいらっしゃってました。

私も家で蕎麦うち始めよかなと、つい思ってしまいました(凝りだすとヤバイ性格タラー)。

 

 

そして、動画の最後に出てきた巻物の答えは…

「あく巻き」です。

 
 
もち米を、前日から3時間以上、樫(かし)の木のアクに浸けておき…
 
 

こんなふうに、竹の皮で巻いて…
 
 
3時間以上、煮るんです。
 
 
出来上がりはこちら。
ぷるんぷるん〜ラブラブグリーンハーツブルーハーツ
わらび餅のような食感です。きな粉をまぶしていただきました。
 
アクに浸けないと、こんなトロッと溶けるような炊き上がりにならないそうです。
そしてアクで炊いているので、日持ちもするそう。
今回はお菓子としていただきましたが、お腹が空いたときはこれを持って山に入り、お弁当としても食べるとか。山の知恵、山の保存食なのですねキラキラ
 
 
こんな山の恵みをたくさん育んでくれる、焼畑農法。
ついに、火入れに立ち会えることになりました。

こちらは、当初の予定の地区ではなかったのですが、同じ椎葉村の夜狩内(よかりうち)と呼ばれる地区の火入れです。

 

朝から地区の皆さんが集まり、火入れ式が行われ、神様に唱え言をし、瞬く間に広がる火の海を見守り、やがて火は自然に消えて、煙が空に立ち上って行きました。

 

聞けば、昔はこの火入れをするために何日か担当の村の人が、焼畑をする近くの小屋に泊まり込み、お天気などとにらめっこだったとか。

今でもその小屋や、お茶碗などもその当時のまま残されているそう。

それを聞くと、なんか凄いですよねキラキラ

 

 

火入れを無事終えたあとの斜面には…
 
 
 
みんなで蕎麦の種をまきました。
来年も、美味しい蕎麦が食べられますようにキラキラ
 
 
火入れのあとは、甘いスイカもいただいて、ホッと肩をなでおろした椎葉村の午後。
 
 
なんだか、すごい体験をさせていただいたと思いますアップ
(明日も椎葉村の恵みをいただきます)