昨日から引き続き、宮崎県椎葉村(しいばそん)の旅のご報告をお届けしています
椎葉村は、熊本空港から車で3時間ほど
日本の三大秘境の1つと言われています
今回の旅の目的は、世界農業遺産である焼畑農法の火入れ🔥を見るためです(世界農業遺産などについて詳しくはこちら)。
今では日本でほぼ無くなってしまったという、大昔からこの地に伝わる〝焼畑〟の伝統農法を受け継いでいる、椎葉勝さん。
翌日焼畑を予定している現場にご案内いただきました。
3日間完全に晴れないと、行われない火入れ。
台風12号の影響が残る中、果たして貴重な機会に立ち会えるのか
皆さんドキドキです
いっぽう、焼畑が行われたことでいただくことのできる山の恵みも、皆さんで味わいました。
こんなふうにみんなで力をあわせて打った、ゆで上げのお蕎麦のなんと美味しかったこと
お出汁はイノシシ🐗これまた旨みたっぷりです
椎葉勝さんに聞くと焼畑で育ったお蕎麦は、
粘着力、香り、食感が抜群だそう。
このお蕎麦を求めて、全国から蕎麦マニアの皆さんもいらっしゃってました。
私も家で蕎麦うち始めよかなと、つい思ってしまいました(凝りだすとヤバイ性格)。
そして、動画の最後に出てきた巻物の答えは…
「あく巻き」です。
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
こちらは、当初の予定の地区ではなかったのですが、同じ椎葉村の夜狩内(よかりうち)と呼ばれる地区の火入れです。
朝から地区の皆さんが集まり、火入れ式が行われ、神様に唱え言をし、瞬く間に広がる火の海を見守り、やがて火は自然に消えて、煙が空に立ち上って行きました。
聞けば、昔はこの火入れをするために何日か担当の村の人が、焼畑をする近くの小屋に泊まり込み、お天気などとにらめっこだったとか。
今でもその小屋や、お茶碗などもその当時のまま残されているそう。
それを聞くと、なんか凄いですよね
火入れを無事終えたあとの斜面には…
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)