生理中のダイエットは効果がない。
女性のダイエッターならコレ聞いたことがあるのではないでしょうか。
私も何となくは知っていたのですが、
良い機会なので詳しく調べてみました。
女性の体では妊娠の準備をするために
必要な2つのホルモンが分泌されます。
1つはエストロゲン。
エストロゲンは受精卵が着床しやすいように
子宮内膜を厚くする役割があります。
もう1つはプロゲステロン。
プロゲステロンはエストロゲンが厚くした子宮内膜に
柔らかい膜を張り、より受精卵が着床しやすくする役割があります。
主に言われているのはこの2つですね。
でも2つのホルモンの役割はこれだけではありません。
プロゲステロンは脂肪を蓄える役割があります。
この時蓄える脂肪は皮下脂肪です。
■皮下脂肪とは
皮下脂肪は皮膚の下にある皮下組織という部分につく脂肪です。
皮膚のすぐ下にある脂肪で、一度たまると落ちにくいのが特徴です。
男性よりも女性につきやすいです。
皮下脂肪は、備蓄エネルギー用のため、燃焼しにくいのが欠点。
特に下半身につきやすく、妊娠や出産のエネルギーとして蓄えます。
そしてエストロゲンは脂肪を小さくする役割があります。
エストロゲンが小さくする脂肪とは、
プロゲステロンが蓄えた皮下脂肪ではなく内臓脂肪です。
■内臓脂肪とは
内臓の周りにつく脂肪で、たまりやすく落ちやすいのが特徴。
男性や閉経後の女性につきやすいです。
加齢と共にさらに蓄積しやすくなるという特徴があります。
内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』といい、
治療の対象として考えられるようなっています。
内臓脂肪を減らすことによって、
子宮の上に空間ができて子宮が広がります。
そうすることにより、赤ちゃんが成長するスペースを確保できるようになります。
相反するものに見えますが、出産準備には必要不可欠なものなわけです。
そしてダイエットの観点から見ますと
エストロゲン→おなか痩せホルモン◎
プロゲステロン→全身ふっくらホルモン×
生理後およそ10日間がエストロゲン期(内臓脂肪が減りやすい)
生理前およそ10日間がプロゲステロン期(皮下脂肪がたまりやすい)
排卵を境にエストロゲン期からプロゲステロン期に変わります。
なので、女性の場合はエストロゲン期には
積極的に運動などを取り入れダイエットに励むと効果が出やすいと言えます。
逆にプロゲステロン期には無理をしすぎず、
ダイエットの成果がなかなか出なくても落ち込まずに
現状維持くらいの気持ちでいたほうがいいと言えますね。
仕方がないんですもんね。
エストロゲン期→しっかり体重を落とす
プロゲステロン期→体重キープ。食べ過ぎ注意!
これが理想なのではないでしょうか。
ちなみに閉経後は、
時期に関係なく頑張った分だけ痩せることができるそうです。
生理中は痩せにくいというしくみしっかり分かれば、
多少は落ち込まずに済むのではないでしょうか?
さて、生理中の私の体重は明日も減ってくれるのでしょうか?(笑)
では、このへんで~!
※この内容は以前『ためしてガッテン』で放送されていたものを元にしています。
NHKためしてガッテン科学のワザで確実にやせる。 失敗しない!目からウロコのダイエット術 生活シリーズ / 日本放送協会 【ムック】 |