皆さんこんちわ タバでございます。
最近のネットニュースには「世界的にEV推奨に赤信号が灯っている」との記事が目立ちます。
政府も「EVを猛烈プッシュ」&H◯N◯Aも「2040四輪全車電動化」を早々にプレスリリース。
ところが。。。
民間頼みの急速充電機も「費用対効果」がネックで「充実には程遠い」のが現状。
そこでBEV(電気自動車)が「世の覇権を得る為の最低条件はナニか?」について持論を展開してみます。
その1【バッテリー劣化の問題】
理想形としては「劣化しないバッテリー」ですが現状その様な物は存在しません。
現在のEV用バッテリーは「3,000Km走行で1%の能力低下」と言われています。
それと「充電行為によっても能力低下」が発生します。
30分程度で8割充電が可能な「急速充電」はバッテリーの延命を考えるのならば特に❌!
急電を頻繁に行っていた新車の場合「数年後のバッテリー能力低下」に愕然とするかも。
その2【充電時間の問題】
30分程度で8割注入の「高圧電力注入方式」と言えば急速充電!でもバッテリーへの負荷も超スゴ!
ならば「負荷の少ない200Vの普通充電を!」と満充電にすると「一般的な人の睡眠時間」が必要になります。
現段階で「最も優しい充電方法の100V8A充電」に至っては「人の活動時間と同じ時間」が必要です。
乗るのが「2日に1回程度ならばソレも良し」では有りますがネ。
理想的なのは「3分で80%充電で5分で満充電」でしょうかね。
その3【急電ステーションの問題】
当初は大型商業施設や自販ディーラー・道の駅等に続々と設置されていた「急速充電ステーション」も。
今や「機械の前に【故障中につき使用できません】表示が」なんて事が普通にアルアル状態。
「今年の外気温が高かったせい」とか色々言い訳してますが本音は「コスパが極悪」だと言う事かと。
液晶表面は「経年劣化の白濁」で字が読み取れなくなりますし「ゴム製高圧ケーブル」も劣化は超危険。
メンテや修理費には多額の費用を必要とするでしょうし、豪雪地の場合「屋根下設置」は必須事項です。
まさに「金食い虫」とはこの事で「知ってか知らずか」政府担当部署は『民間・地方自治に丸投げ〜』
ピーク時から見たら実稼働機数なんて『増えるどころか減ってるんじゃネ?』とまで思えます。
その4【バッテリー火災の問題】
最近よく目にする「自動車から出火」のニュース。
スキミング効果なのかも知れませんがホント多い気がします。
中韓製リチウムバッテリーが「市場規模を拡大させる」一方で「品質信頼性」が不安要素。
中韓製リチウムバッテリー発火問題は未だに未解決で「大型貨物船内の自動車火災」まで起こしています。
なんせ「ダメなら新作を売ればイイ」と言うお国柄ですから「改善・改良」なんてのは二の次三の次。
「難燃素材で構成されたバッテリー」なんてのが開発される迄、コノ不安要素は無くならないでしょうね。
その5【極寒地での電費問題】
実はコノ問題がイチバン厄介かも知れません。
ナゼなら「問題解決のキーパーソンが極寒地に常住して無い」と言うこと。
「実感が無い・薄い=改善点としては後回し」とされるかと思います。
現状でのEVユーザーには「車内ガマン大会」が絶賛開催中となります。
〈アクセルがまん!〉=一般道で電費が良いのは時速50Kmであり、高速道では80Kmである。
〈暑さ我慢!〉=冷房をONすると走行可能距離が2割減になる。
そして〈寒さガマン!〉=暖房をONすると走行可能距離が半減する。
オマケに走行バッテリーは「本体温度による能力低下」を起こすので「バッテリーの温度マネージメント」にも電力が使われます。
「夏はネッククーラー!冬はUSBブランケット&シガーソケットヒーター!コレEVの常識!」ってな感じ。
バッテリーの進化度はスマホやポータブルバッテリーに早期反映されるのでコノ辺を見ていると分かり易いでしょうね。
上に掲げた「主権化条件」をクリア出来るのはマダ当分先かと思います。
まぁ「携帯電話breakthrough」みたいな「予想外の超進化!」も過去に有りますし、良い方向に向かう事を願うばかりです。
以上、『EV乗るなら春秋で〜♬』なんて歌詞が浮かんできそうな タバでした。