映画 「しあわせのパン屋」より
この間、友達と観た映画で出てきた言葉、「カンパニオ」。もともとは「パンを分け合う人々」という意味だそうすが、そこから大切な仲間という意味もあるそうです。
それを聞いた瞬間、私は宮沢賢治の「銀河鉄道」のことを思い出しました。確か、主人公の名前は「カンパネルラ」でした。賢治は「カンパニオ」を意識してこの名前を使ったのだと確信しました。
映画もほのぼのとしてとてもいい作品でした。脚本がとてもよかったです。
映画を観終わって、宮沢賢治と「カンパニオ」の話を友達にしたら、「私も同じこと、思った。すごいね。宮沢賢治の奥の深さは。」と同意見でした。
昔、東北に一人旅に行った時、花巻の宮沢賢治資料館に行ったことがあります。そこへ行って「なんてすごい人なんだ!」と感嘆しました。
それまで童話作家としてしか知らなかった賢治は本当にいろんな分野に関心を持ち、人々の幸せについて何が必要で、何をしなければならないか?ということを問い続けた人であったことがよくわかったからです。
その東北一人旅では石川啄木の資料館にも行きました。私のそばにいた人にたまたま資料館の人の
解説を聞いている人がいたので一緒に聞いていました。
その解説の中で「啄木は日記の中に宇宙の流れに沿った魂は永遠である、と書いています。」というのがあったのです。
私はこの言葉を聞いてから賢治の資料館を見たので、余計に感銘を受けたのだろうと思います。