種から農薬漬けの野菜たち
昨日、めぐみ農場(私が読者になっている、愛知県西尾市の)でのみつばちの森づくりプロジェクトの集いに行ってきました。
めぐみ農場は東京ドームの2倍の広さがあり、前任者から未耕作地もたくさんある状態で引き継がれまだ数ヶ月ですが、体験型農場として試行錯誤しながらゆくゆくは自然栽培の農場を目指していろんな事にチャレンジしていこうとしています。
以前、ブログにも書かせていただきましたが、映画「降りてゆく生き方」(武田鉄也主演の腐敗と醗酵をテーマとした生き方を考えるもの)の上映会のつながりからのゆるいそれこそ醸し中の活動をしています。
昨今、世界中でみつばちが大量に死んだり、巣を放棄していなくなるという問題が起こって農業者のの間では深刻な問題になっています。それは作物の受粉にみつばちが欠かせないからです。
みつばちの大量死には現代農業の抱える問題が集約されてもいるようでした。
今、めぐみ農場では一般に養蜂されている西洋みつばちでなく、野生種である日本みつばちを飼ってみよう、とチャレンジを始めたところです。
この蜂は一般に樹木の蜜を好む事から、防風林造りもかねて(めぐみ農場が海沿いの干拓地にあるため)森造りを、ということになったのです。
その場で聞いた怖い話。
今は規格に合った形や味に偏りを出さないために様々な人工的な工夫がされているということです。肥料や農薬、遺伝子操作だけでなく、驚いたのは種の段階から農薬漬けのものも多く使われている、というのです。
また、F1といって第一世代しか収穫できず(種ができない)、農家も種や苗を毎年、購入するのが一般的であるということでした。このようなことがみつばちの異変と関係があるようなのです。
要するに、「命をつなげる力のない」食べ物がもはや主流になっているということです。
種から農薬漬けであるということは、その作物だけでなく、土壌、ひいては河川や地下水までも汚染し、多くの生き物に影響を与え、生態系を大きく狂わせることになります。
そんなことが一部の人たちのもうけにつながるから、というだけで許されていいのでしょうか?
自然の叡智によって生かされているにすぎない、人間が多くの生き物を巻き添えに破滅への道をひた走っているとしか思えません。
一般の人にはそうしたことはほとんど知らされていません。
本当に怖い話だと思いました。