12月に入って、野村主幹事銘柄3社が全部、公募割れ。
中でも、シイエム・シイ(2185)は公募1,900円に対し、初値1,540円、最安値は985円まで売られている。
この会社は2009年9月期の予想EPS 362円なので、昨日の終値ベースで予想PER 2.9倍となっている。ちなみにPBR0.34倍(純資産61億円、時価総額23億円)
2008/9期末の現預金17億円、IPO時に増資した資金が4.3億円あり、1Qで1億円程度の営業キャッシュフローの増加を勘案すると、現在の現預金だけでも22億円程度あるんじゃないかと思う。
PBR0.3倍っていう事は、今日ビ、珍しくもなんともないけど、資産性に疑義がある場合が多い。IPO審査って相当厳しいっていうし、主幹事証券が野村なので、中身についてはかなり信頼ができると思う。
この時期に野村が決めた公募価格1,900円ってのは野村の考えるフェアバリューに対してIPOデスカウントが入ったプライシングだろうから、20%割り引いていたと想定するとフェアバリューは2,375円なのではないかと思う。
マーケットセンチメントが悪すぎるので、どうしようもないけど、それにしてもあまりにも・・・
農林中金が1兆円超増資へ
2008.11.26 10:23
農林中央金庫は26日、本年度内に1兆円超の資本増強を行う方針を明らかにした。
農林中金は、信連(JAグループ)の全然分かってない財務担当おっちゃんに対して、増資するよ~って言えば資金が集まる仕組になってて、信連は農協の経理担当のおっちゃんっと地方の旅館とかで飲みながら、「じゃ、そういう事で」とか分かったようなフリをして、資金を吸収している。
農協はどうなんだって考えると、これもまた、金融のキもしらないような農家のおじいちゃん、おばあちゃんから「農協さん」っていう絶大な信頼の下、簡単に資金を集めている。
要するに、全然、リスク管理されてない資金の集合体なわけで、こういう資金が仮にデフォッたら、どうなるうだろねぇ。
「農業に従事する高齢者を救済せざるを得ない」という事で政府が救済せざるを得なくなる、、、
そもそも、農林中金はサブプライム関連のわけのわかんない金融商品を邦銀では群を抜いて投資していて、そういうのって全然問題視されてないのがマズイんじゃないかと思う。
担当者はファーストクラスでアメリカまで招待されて、接待付けに合った上で、そこのワケのわからん金融商品を100億円単位で買ってるわけで、そいういうのって、アリなん?って思うよね。
殺人とか窃盗とか麻薬とかって一般の人にも直感的に犯罪だ、っていう認識があるけど、ちょっと頭のイイ人たちがしている金融犯罪は、一部の人間が莫大な利益を受ける裏で、多くの一般の人が不利益を被ってるのに、騙されてるという認識をもちにくいため、犯罪との認識がないかもしれない。
検察やマスコミにはこういう巨悪を取り上げて欲しいと願ったりして・・・
サイゼリアの豪ドル関連仕組債のデリバティブ損失が確定したらしい。損失は153億円だそうだ。
この金額はサイゼリアの年間の営業利益60億円の2.5倍だから、相当なやっちゃった感がある金額であると思われる。
日経ヴェリタスによれば、駒沢大学も155億円の損失を穴埋めするために、グランドを担保にみずほ銀行から110億円の融資を受けたとか・・・
このようなデリバティブ契約の詳細は明かされてないけど、報道から想定するに、豪ドル/円のバリア・オプションを組み込んだ仕組債で、かなりな高利回りを狙う代わりに、為替相場がありえないような水準になると、想定元本以上の損失を被るようなかなりハイリスクハイリターンな取引だったのではないかと思う。
この「ありえないような水準」というのがポイントだけど、日本よりもめちゃめちゃ健全な財政基盤の資源産出国である国の豪ドルが105円⇒60円割れまで一気に急落する、、というような事態は、さすがに想定外だったと思う。僕もまったくの想定外だった。
しかし・・・・「ありえないような水準」になったところとは言え、1A$=60円という水準はワーストシナリオとしては想定できたはずで、その蓋然性を無視して、投資判断をした責任、というのは言い逃れが出来ないと思う。
つまり、サイゼリアの▲153億円、駒沢大学の▲155億円はまぁ、しゃーないな、で許される金額を大幅にオーバーしていると思います。ハイ。
また、豪ドルに関しては、「この水準から下はさすがにないだろう」、、と考えるのはまだ早いかもしれない。。。。
今回、サイゼリアは解約してるパターンだけど、仕組債を売りまくってた証券マンにヒアリングしたところ、追証をはらってデリバティブ契約を維持している学校法人とか宗教法人がゴロゴロあるそうだ。
何かのキッカケで円高になりかければ、追証が払いきれずに、さらにドル売りVS実需のドル買いのバランス次第では、円高が加速しないとも限らない。
(もし、そうなったとしたら、その時は絶好の買い場かもしれないとは思うけどね。。。)
そういうのがそこそこ落ち着けば、居心地のいい水準に収斂するんだろうけど、もう少し、時間がかかるだろうなぁ~
NY原油が続落し、終値40ドル割れとなり、随分、安くなって、経済が終わったかのようにと言われるが。。。。。
いやいや、もともと原油は10~20ドル/バレルだったのをお忘れですか?今年の夏に120ドル⇒130ドル⇒140ドルとなってた時、アナリストは200ドル説を唱えていた。
20ドルの時に100ドル超えを予想して、140ドルのときに50ドルに戻る事を予想したアナリストがいたとすれば、そういう人こそすばらしいわけで、、、、しかし、よく考えると、そんなに予想があたる人はアナリストなんかせずに、黙って自己ポジションをとって稼ぎまくってるわな。相場で。
と言うことは、、、やはり、予想は当たらなくて当然か!?
因みに、年初の予想では、日経平均は年末には18,000円~20,000円となっている、という説が主流だったが、残り10日程度で日経平均が1万円以上上がる事が不可能な事くらいは小学生でも予想できるし![]()
いかに予想が当たらないか、と言うことだけが分かった。アナリストは何を付加価値として給料もらってるんだろうか。
巷のうわさではUSENがかなりヤバい事になっているらしい。
2008年8月期に539億円の最終赤字を計上し989億円あった純資産は430億円に半減した。
GyaO広告モデルっていつ黒字化するのか怪しいし、インテリジェンスの買収関連の損失が354億円・・・って。
【資本の部】
資本金 634億円
資本剰余金 393億円
利益剰余金 △662億円
_______________________________________
株主資本合計 362億円
利益剰余金の△が資本金を超えちゃってるわけで、経営者は言い訳のしようがない。ウノさんはハワイとかに遊びに言ってる場合じゃないのにね。。。ついにマッキンゼー出身の番頭さんが代表権をもつ事態になっちゃたし。
1500億円近くある有利子負債がネックになっているらしい。メインの三井住友自体に余裕がなくなってきているので、ほんと、泣きっ面にハチ状態。普通の状態なら、フリーキャッシュフローで返済していけるレベルだと思うけど、金融が詰まってくると、たちまちマズイ状態になるからね。
今のように、金融界に暴風雨が吹いている時は、サイボウズやサイバーエージェントみたいに実質有利子負債ゼロの会社は強いよなぁ~![]()
明日は待ちに待ったサイボウズの決算発表やぁ~
3/4Qの連結売上は71億円程度。
通期の売上予想が85億円なので、進捗率は実に83%。
勿論、予算上、子会社の売却で連結から外れる予定だった子会社の売上について、売却が進まなかった事から連結売上が予算を上回っているだけ、、、という声もあるが、ま、細かい事は気にせず、ここは単純に、予算達成を素直に喜んでおきたいところかな
あとは営業利益がどの程度進捗しているのかに注目![]()
一個人投資家の立場としては、マーケット環境がこれだけ悪いと、もう、株価について多くは期待してないので、とりあえず、サイボウズという会社が着実に成長している姿を確認しておきたい。
世の中、100年に一度の大恐慌って言われてるけど、大恐慌って事は時間がたてば回復するってことだと思う。
歴史を紐解くと、そういうことになっている。1929年からの大不況は確かに回復した。今回のやつもオバマさんになって一瞬、、つまり1年、2年!?、10年は回復する、、、かもしれない。
しかし、本質的な問題が解決されるどころか、どんどん悪くなって行ってるんではないだろうか??
21世紀に入り、中国やインドなどの発展途上国が発展した結果、その消費量が爆発的に増えている。たったそれだけのことで食料や原油が不足しがちになってきている。
アフリカ諸国の人たちはまだ近代的なエネルギーを大量消費する生活スタイルをしていないけど、彼らも中国やインドのようにそういうスタイルへ移行することは自然な流れだろう。
すると、どうなるか?当然、エネルギーが更に不足する。
地球の歴史は46億年。46億年かけて作った化石燃料をここ100年くらいで、特にアメリカや日本等の先進国を中心に消費しちゃってきた。46億年って言われても、その時間の長さが想像もつかないけど、、、、例えば46億円のうちの100円って言えば、その100円がいかにどうでもいい金額か分かる。つまり100年っていう期間がいかに短い期間か、と言うことを思い知らされる。
46億年分の貴重な資源を100年か200年で使い切った後には何が残るだろうか?
サブプライムローンの問題は数百兆円と言われているが、ほんとにそんな金額だろうか?桁ではなく単位が違うような気がする。つまり、「兆」ではなく「京」、、、1京円とか、そいうレベルであり、もはや、アメリカ1国で解決できるような問題ではないのではないか?と。。。
エネルギー問題にしても、金融の問題にしても根が深く、それを解決する事はできないので、ここから向こう100年はある程度、それと折り合いをつけながら、末期ガン患者のように、まだ地球が生きているあいだにそれが解決できるウルトラCが見つかる事を祈るしかないような気がする。
つまり、「今が終わりの始まり」みたいなもんで、終わりがいつになるのか分からないし、解決策も分からない。
ただ、なんとなく、そんな気がする。
アパグループ代表の元谷外志雄と言えば、Rightな感覚の持ち主だけど、その元谷会長の盟友の田母神俊雄元航空幕僚長が最優秀賞に選ばれる。
幕僚長をクビになり、その後、普通なら、TVなんかに出ない、いや出れないはずなのに、ちょくちょくTV番組に出演している。
全てが出来レースというか、日本を右傾化したい勢力が着々と動いているように感じるね。森喜朗や安倍晋三など、自民党の有力者は田母神シンパだし、今後も引き続き、この動きには注意したい。

