2019NFLドラフト:5巡~7巡指名選手の紹介 | GO!PACK!GO!

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今回はDay3で指名された選手の紹介です。

 

 

5巡(全体150位)

DL:キングスリー・キキ(テキサスA&M)

3巡のスターンバーガーに続きテキサスA&Mからの指名。もともとはDT中心の選手だったが昨シーズンは体重を20ポンド落としてDEとのバーサタイルな役割に代わりパフォーマンスが上がった。パワーのあるラッシュをするがスピンムーブを多用するなどテクニックもある。本質的にインサイドの選手であり、OTのアウトサイドからのラッシュはいまひとつ。

 

パッカーズでの期待

まずはDLのローテーション要員としての出場だろうが、来シーズンにはスターターレベルになってダニエルズの後継になってほしい選手。特にパスラッシュに特徴があるのでそこがNFLで通用するかが重要。

 

所感

昨シーズン飛躍を遂げた選手だが、ランディフェンスに課題があるなどこれからの選手。今年のドラフトはDLの層が厚かったので5位でも高いレベルの選手が残った印象でポテンシャルは高い。来年以降の中心選手となれるかは今後の伸び次第。

 

 

 

6巡(全体185位)
CB:ケイダー:ホルマン(トレド)

サイズとスピードに恵まれたCB。プレスカバレッジが上手く、離されてもスピードを活かして追いつくことができる。荒削りな部分は多いが25歳と高齢で伸びしろには疑問が残る。ランディフェンスへの貢献は低い。

 

パッカーズでの期待

まずはスピードを活かしてスペシャルチーマーの中心選手として期待したい。CBとしての実力はまだまだの部分も多いがポテンシャルはあるので、早いうちに成長できるかどうか。主力が出場出来ない時に高いレベルで穴埋めができる控えレベルになってくれれば今後数年はCBのデプスは安心になる。

 

所感

スピードがあるCBなので最低限スペシャルチーマーとして使えそう。CBとしての能力は微妙なところ。少なくともこのままではNFLで通用しないだろう。高齢ではあるが、身体能力をプレイに還元できるようになるかが重要ですね。

 

 

 

6巡(全体194位)
RB:デクスター・ウィリアムズ(ノートルダム)

縦に強く、ワンカットで相手を置き去りにするRB。爆発力は今年のドラフト候補の中でも秀逸。パスキャッチはそれほど多くは無くショートパスがほとんど。パスプロは上手くはない。

 

パッカーズでの期待

アーロン・ジョーンズの2番手をジャマール・ウィリアムズと争う形になると予想される。現時点でトータルではジャマールに分があるが、デクスターがラン以外の部分の成長が見られれば2番手として使われるようになる可能性は十分にある。

 

所感

6巡でこれだけの素材が取れたのはラッキー。ただ、未熟な部分も多い選手なのでプレシーズンまでにどれだけ成長を見せられるかが勝負。この指名でRBのデプスは厚くなったのは間違いないですね。

 

 

 

7巡(全体226位)

ILB:タイ・サマーズ(TCU)

身体能力が高いILB。タックルに行くスピードが速いのが魅力。カバレッジもまずまず。タックルが雑で決めきれないことが多い。

 

パッカーズでの期待

7巡指名としてはポテンシャルが高い選手。まずはスペシャルチーマーだろうがILBとしても控えレベルなら十分務まる選手だろう。身体能力をプレイに活かせるようになればスターターになることも夢ではない。

 

所感

7巡ではあるがILBの控えは必要だったポジション。スピードがありスペシャルチームで使いながら成長を待てるタイプなのも好都合でいい指名だと思います。

 

 

Day3の感想

結果的にニーズを満たした感じだが、BPAに近い指名だったと思う。私の感覚ではバリューピックが多く納得できる指名だった。特にキキとデクスター・ウィリアムズは主力になることを期待したい選手。

 

全体の感想は明日書きます。

 

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