パッカーズオフェンス復活の鍵とは(マッカーシーHCインタビュー) | GO!PACK!GO!

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NFLのグリーンベイパッカーズを応援するブログです

久しぶりのブログ更新です。
この間にOTAやミニキャンプなどありましたが、大きなニュースも無かったのでブログを書くモチベーションも上がりませんでした(>_<)

今回はNFL.COMにマッカーシーコーチのインタビュー記事が載ったので、その事について少し書きたいと思います。

該当の記事はこちらになりますので興味のある方は読んでみてください。

この記事はそれなりに長く書いてありますが、マッカーシーHCが言っている復活のために必要な要素は2つだけです。
1.各プレイヤーが健康であること(ベストパフォーマンスを発揮できる状態であること)
2.基本的なプレイを中心にすること(複雑にデザインされたプレイは必要ない)

1はWRネルソンの怪我やRBレイシーの不調に悩まされた昨シーズンを考えれば当然の事でしょう。
注目すべき発言は2だと思います。
マッカーシーHCが具体的にいっている言葉は"The best plays are still the basic plays. It's not the design of the play."です。これについては私も数年前から思っていたことです。

よくパッカーズの記事やファンの発言で「パッカーズのプレイブックは複雑なのでルーキーや移籍選手がすぐに理解して活躍するのは難しい」という内容を目にすることがありました。しかも、それはパッカーズが他のチームより優れているというようなニュアンスで語られることが多いような気がします。
そのような記載を見るたびに、何か違うんじゃないかなあと素人ながらに思っていました。
NFLでは選手会との協定で練習する機会も限られていますし、FA制度によりルーキーは3~4年で再契約しなければなりません。限られた時間の中で選手を活かすには、ほとんどゲームでは使われないプレイを覚えるよりも基本的なプレイについて習熟し個人の能力を活かすほうが得策ではないのかと私は思います。

プレイの引き出しが少ないと相手に読まれやすいのではという懸念はあるかと思います。確かに相手の予測しないプレイをしたほうが有利だとは思います。
ここからは私の超個人的な意見ですが、アメフトではプレイの選択肢がさほど多くなくても相手の予測を外すことは可能なのではないかと思うんです。極論すればランかパスか、右か左か、手前か奧か、中央かサイドかなど一つ一つは単純でもそれらを組み合わせると予測するのは結構難しいと思います。
ましてやパッカーズのQBはロジャースです。相手の守備とのチェスマッチはお手の物ですし、少しだけフリーになればギリギリのところにパスを通せます(昨年はちょっと不調な部分はありましたが)。
昨シーズンはネルソン不在もありレシーバーとのミスコミュニケーションが多々見られました。このあたりも基本的なプレイの習熟により力を入れることで改善できるように感じます。

最後にもう一つだけ持論ですが、予測しづらくするあるいは目先を変えるといったことはプレイコールよりもパーソネル(選手交代)のほうが効果的だと考えています。
特にDBは対応する選手が変わるだけでもかなり苦労するのではないでしょうか。
ドライバーとジェニングスが抜けてから、パッカーズはオフェンスの選手を固定することが多くなりました。信頼できる選手をフィールドに置くことは重要なことだと思いますが、それにより相手が守りやすくなる面も大きいように感じます。
今年はWRを6~7人ロースターに置くと予想されています。彼らを効果的に使うことがオフェンス復活の鍵ではないかと思います。ネルソンやコブの状態をフレッシュに保つ意味も含めて。

久しぶりの投稿は持論が多くなってしまいました。キャンプまであと1ヶ月ほどですが少しずつ何か書ければと思います。