ドラフトニーズの考察(オフェンス) | GO!PACK!GO!

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しばらく更新をお休みしていましたが、コンバインも始まりオフシーズンの話題も活発になるのでそろそろ更新始めます^^

トンプソンGMはBPA(Best Player Available)指名の傾向が強いように言われますが、実はニーズに沿った指名をすることが多いです。ロジャース指名の印象が強いのと、WRを定期的に指名するあたりからそう見られるのでしょう。サラリーキャップの下ではニーズとなるポジションも多いので大体はニーズに沿いますけどね。
ということでドラフト候補の紹介の前にパッカーズのニーズを整理しておきたいと思います。
わかりやすくするためになるべくニーズの有無を断言しますので、実際の指名では異なるかもしれません。

クォーターバック:指名なし
ロジャースが絶対的なスターターとして存在し昨年獲得したハンドリーの評判もいいので、最もニーズのないポジションでしょう。ドラフト指名はなくストリートFAやUDFAで2名獲得することになると思います。

ランニングバック:ドラフト中位
レイシーは昨シーズン不調だったとはいえスターター候補筆頭であることは間違いないでしょう。スタークスとの契約に関わらず、レイシーとは異なるパスキャッチもできるRBを獲得したいところです。ドラフト中位での指名があるのではないでしょうか。フルバックは少なくともリプコウスキーがいるので指名は無いでしょう。

ワイドレシーバー:ドラフト上位~下位どこでも(BPA)
WRはネルソンの怪我によりディープスレットの不在に悩まされましたが人数は揃っています。但し、現存の選手に満足いくわけではなく上記したようにトンプソンGMはWRを定期的に上位で指名する傾向もあり、残っている選手次第で上位指名する可能性はあると思います。個人的には2位~3位で指名があると予想してます。上位で指名するとすれば高さとスピードどちらか(あるいは両方)に秀でた選手でしょう。

タイトエンド:ドラフト上位
オフェンスで最もニーズが大きいのがこのポジション。リチャード・ロジャースはシュアハンドでパスオフェンスにおいて堅実な選手ですがスピード不足とパスプロ、ランブロックの拙さは解消しなければなりません。また、ロジャース以外の選手がほとんど活躍できずデプスも薄いです。仮にFAでいい選手を獲得したとしても上位指名するでしょう。

オフェンスタックル:ドラフト中位
バクティアリ、ブラガのスターター陣が離脱すると厳しいことが鮮明になったので確実に指名はあると思います。個人的にタックルの選手は一部の上位選手以外はバクティアリのように中位でもいい選手がいると思うのでドラフト中位での指名が濃厚でしょう。

オフェンスガード:ドラフト下位(or UDFA)
シットン、ラングは健在ですが来シーズンに2人ともFAになるため今シーズンから選手を育てておく必要があります。現在の控えであるウォーカーとロスラムの若手2人はかなり期待できる選手だと思いますが、ドラフト下位で彼らと競争できる選手を指名する可能性もありそうです。

センター:指名なし
リンズリー、トレッターとリーグ有数のセンター陣を擁するので指名はないでしょう。トレッターが来シーズンFAなのでPS要員としてUDFAでの獲得はあるかもしれません。

オフェンスのニーズは何といってもTEですが、WR、OTも上位指名の可能性があると思います。程なくディフェンス編も作成します。