「シルバーパティオの家」はサザエさん一家と同じ家族構成の二世帯住宅です。
ご両親の住まう1階は和のしつらえで出迎えます。
2台分の駐車場を兼ねたなが~いアプローチの
突き当たりに、ネットで見つけた常滑焼の鉢を置きました。
直径40cmで高さ80cm、意外とないサイズです。
色とカタチまでがイメージ通りだったのですが、
値段を見てまたびっくり! 即決しました。
玄関引戸を開けると、
今度は先日の缶コーヒー5本分で作った石
の坪庭が出迎えてくれます。
ヤマモミジ
の株立ちと奥にオタフクナンテン
の寄植え、
石の脇には日陰に強いトクサ
とフイリヤブラン
を植えました。
2階は一転、洋のしつらえでメタリックなパティオが広がります。
このギャップを楽しんでくれたらいいですね。
(S.Tomita)
雨の日は傘を差さないとトイレにも行けません。
一つ施主を間違えれば裁判沙汰にもなりかねない極端な間取りです。
安藤忠雄 は便利な家づくりの中で退化し続ける五感を取り戻しかったのだろうか。
この小住宅は高く評価され建築学会作品賞に輝いて一躍時の人となりました。
「シルバーパティオの家」の中庭は雨を楽しんでばかりはいられません。
ごくごく普通の市民です(笑)
急な雨にも洗濯物が濡れないように可動テントを取り付けます。
四方に小庇を回して、その下にテントを納めます。
人間の英知は住みやすさを求めて便利なモノを創り続けます。
その便利さを知れば欲しくなるのもまた人間の性なのです。
便利さを得た代償を考えることが選ぶ力になるように思います。
独断と偏見ですが、この可動テントは良しとしました(笑)
(S.Tomita)
できるだけ少ないスペースで納まって、かつ上がり易いのが
理想の階段ということになるんだろうが、現実はなかなか難しい。
ここでは段数を稼ぐため、踊り場にしたかった折れ曲がりのところにも
段を取っているので、持ちやすい一本ものの手摺でいくと、
螺旋階段と同じように三次曲線にしないと納まりません。
下がそのコーナー部分のアップですが、
手すりは一本ものでなく角で分かれています。
この僅かの隙間のお陰で面倒な三次曲線の手すりを作らずに、
持ちやすい三次曲線の手すりが獲得できました。
二階がLDKの二世帯住宅なので親御さんが毎日握る手すりになります。
求めるものが違う親と子世代。
二つの世代のどちらにも喜んでもらえる手すりになったかな・・・
(S.Tomita)















