北九州で開催されていたJIA全国大会を終え今日は仲間と建築探訪。

村野藤吾と磯崎新建築の再検証って感じで回ることになったが、
黒川紀章設計の福岡銀行 の近くに白井晟一のお弟子さんが
設計したお寺があると聞いて行ってみた。

それがこの光圓寺

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外壁の打ち放しは縦と横とリブの三部構成。
カタチは至ってシンプルだが細部は濃密。

1994年竣工の建築で、設計は柿沼守利 氏と知りました。


(S.Tomita)
これほどやる気を起こさせてくれるお話を聴いた記憶がない。

沖縄で地道に設計活動を続けておられる末吉栄三 さん。
その力強い一言一言にどれほど勇気付けられただろうか。

101002末吉栄三

建築に人生のすべてをかけて取り組んできた人の言葉は、
もう理屈抜きで胸に突き刺さってくる。

つくり手としては勿論だが人を育てることを大切にする生き方に、
また強く惹かれる。
後輩たちに囲まれて月一回の「建築を語る会」を、
もう30年近く続けられているという。

早い時期にまたお呼びして、
仲間らと末吉さんを囲んで「建築を語る会」を催したい。


(S.Tomita)
今日も新居照和さんのことです。3回続いてしまいました(笑

前々回のブログで案内したシンポジウム のことが、
今朝の徳島新聞に詳しく載りました。

100928徳島新聞記事

新居さんの熱い想いが強いメッセージとなって聞こえてきます。

「アジアを見つめ直すことで見えてくるものがきっとある」と。。。


(S.Tomita)
久し振りに新居照和 さんと先週末の二日間を共にしました。
行き先は高知。環境省エコハウスモデル事業で
四国の審査委員長を務められた新居さんたちが
選ばれた高知エコハウス細木建築研究所 )の完成見学会でした。

この事業の四国事務局を担当した内野 君の車で
審査委員長を出迎えに新居アトリエに行きました。
ここに来るのは第十堰の可動堰化反対で、
仲間たちと熱く燃えたあの日以来です。

ご両親が住まわれている家の一角を借りてアトリエがあります。
昔ながらの農家の佇まいに何も手を入れず、
そのまま使われている光景を目の当たりにすると、
ますます惹かれてしまいます。
「質素を良し」とする生き方は一環していますが、
こと環境問題になるとお金を惜しみません。
徳島に帰って来てすぐに導入したという石井式合併浄化槽 のことを、
またまたあつ~く解説してくれました。
100918-1新居アトリエ

浄化槽からの排水はアトリエ横のこの池に流しているんです。
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新居アトリエで心も身体もすっかりエコ人間になっての高知入りです。

そして高知のエコハウスへ
環境にやさしいだけでなく端正な建築でした。
JIA四国支部長の細木 さんから学ぶことはいつも多くあります。
重箱の端をつつくようにじっくり観察しました。
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そしてエコハウスツアーの締めは長水 さん設計の「かたつむり山荘

長水さんの静かでふか~いお話を
見学者全員が耳を澄ませて聴きました。(詳しくは→内野ブログ
100919-2かたつむり山荘

100919-3かたつむり山荘

最後に全員で記念撮影。
写真はJIA環境行動ラボの寺尾信子 さんから送って頂いたものです。
100919-4かたつむり山荘

環境に敏感な方は私欲のない方ばかりだなと思いました。
そんな方たちと一緒に建築を見つめ直せた充実の二日間でした。


(S.Tomita)

Back to the Future from Asia
アジアの視座から地域建築の未来を照らす

●基調講演 
 今アジアは面白い。危機の時代に想像力を拡大させる。
              講師/布野修司 (建築評論家・工学博士)
●基調報告
 アジアのなかの沖縄の試み
     講師/末吉栄三 (建築家)
 高知から発する建築資源      講師/山本長水 (建築家)
 
地域の様々な仕事から四国のアジア的可能性

●パネルディスカッション
 アジアの視座から地域を捉え、建築を見直してみよう  

日時/2010年10月2日(土)13:00~18:00
会場/徳島県立21世紀館イベントホール(徳島県文化の森総合公園内)

定員/300名   参加費/無料(申込不要)
主催/(社)日本建築学会四国支部徳島支所

リーフレット表

リーフレット裏

地域に根ざした豊かな表現を求め、四国の建築の可能性を探る。

世界がグローバルする中で、四国では産業の空洞化や人口の高齢化、減少化をもたらし、過疎化した地域が増え、森林や田畑等の維持もできなくなりつつある。
近代化を経て暮らしの利便性や快適性を確保したが、地域を取り巻く人との繋がり、産業や自然環境が豊かになったとは言えない。
地域の住環境や建築的環境の多くは、地域が育んできた素材や技術、自然環境の関係性が弱くなり、経済性だけが優位に立った工業二次製品で覆われている。
地域性は画一化し、未来に継承する文化的建築環境をつくってきたとは言いがたい。
これまで西洋近代世界や中央集権的な発展モデルによる近代化の中で軽視されてきたことを、地域に根ざしながら普遍性に通じるような建築的・計画的視点として拾い上げ、新たな価値をつくり出していくことを試みたい。
気候・風土が繋がり、古くから人が行き交いわが国に影響を与え、文化の基礎をつくってきた多様なアジアを基軸に日本の地域を考えてみる。
アジアの発展が著しい今日、内向きの地域や伝統観に陥ることなく、多様なアジア的拡がりをもった視野で、普遍的テーマをもったアジアの課題まで広げ、地域を見つめ直してみることを提案したい。
広域にわたるアジアの多様性の中で、以下の三点を現代建築の課題とし、未来に語るべき遺産とそれを継承する新しい試みや思考を探り、建築がもつ意識を広げる。
あわせて、地域で取り組む建築家の仕事の中で、アジア的試みを探り問題提議をし、議論の俎上に載せたい。

1.地域の継承すべきコミュニティ世界と建築
2.歴史的遺産の継承と空間・時間の連続性
3.場所や自然の持続性と地域の生態系に基づく建築システム


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地域の建築を考えるシンポジウムです。
コーディネート役を務められる新居照和 支所長の熱い想いが、
この文からビンビンと伝わってきます。
♪ 行かなくちゃ、君に逢いに行かなくちゃ、、、(笑)

(S.Tomita)

一体これはなんでしょう。

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外から見るとこんなカタチ

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そうです。竹でつくった宮殿「小豆島の家 」です。
作者は台湾の王文志 (ワン・ヴェンチー) さん。
建物の真ん中にある竹座に寝転んで竹で編まれた天井を撮った写真です。

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TV番組日曜美術館 で知り、是が非でも体感したいと思った場所です。
昨日、成就できました。

写真たくさん撮ったので見て下さい → 小豆島の家・写真集


(S.Tomita)
ばあさんの時代から使ってきたお膳、もう70年ぐらい経つのだろうか。
今もハレの日などにはこれで食事のひとときを楽しませてもらっているが、
使わない時はこうしてダブルにスタッキングして置いておくから、
場所を取らない。

お膳のダブルスタッキング

何の変哲もない普段の光景だが、何故か今日はきれいに見えた。


(S.Tomita)
先月入居されたクライアントから嬉しいメールと写真が届きました。
グレーチングのパティオで兄弟仲良くプール遊びです。

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実はこの光景が設計の最初に浮かんだイメージだったので、
この写真は神棚に祀っておきたいほど嬉しいんです。

添えられた言葉がまた泣かせてくれました。

「住んでみて良かった」と言ってくれるだけでやる気が湧いてきます。

シヌマデガンバルゾー


(S.Tomita)

休みの日に事務所に来ては模型作りを手伝ってくれていたIwa君が、
盆休みで徳島に帰って来ました。
家具職人になりたいと勤めていたハウスメーカーを辞め、
この春、長野にある上松技術専門校 に入学しました。
宮崎椅子 のオーナーから勉強するならここがいいと薦められ決心したそうです。
同期は45名で北は岩手、南は鹿児島と全国各地から集まって来ている有名校で、
徳島からはTジョイナーの息子さんもいるとのこと。
身近なジョイナーさん、この話を聞いて何か変に安心したり納得したりしてます。

Iwa君の夢は建築家とのコラボだそうです。
コルビュジエとペリアンみたいにいつか一緒にやりたいな。


(追伸)

昨日徳島に帰って来て、長野の友だちと ひょうたん島クルーズ を楽しんだそうです。
その時の写真です。

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Iwa君がうちの事務所に初めてきた日に案内したのが「眉山を臨む家」でした。
しっかり撮ってくれてました。
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(S.Tomita)