#オメガの音叉時計復活のはなし | 革工房 FAR EAST HORIZON 福岡店 店番日記

革工房 FAR EAST HORIZON 福岡店 店番日記

福岡市草香江にある革工房FAR EAST HORIZON(ファーイーストホライズン)福岡店 の店番をしながら、日々感じたことを綴っていきます。大分県の飯田高原にある本店もよろしくお願いいたします。

前回のブログにちょこっと紹介した時計のベルトが完成しました!
オーダーとしては、

1、色はレッド
2、縫い糸もレッド
3、縫いはミシンで
4、2枚合わせのコードバン

くらいのあっさりオーダーでお願いを。すると『中に芯を入れてはどうか?』というアドバイスをもらい、ではそのように、、、ということで革の芯をベルトの中に入れてもらうことになりました。これにより、
1、ベルトの糸が切れにくい
2、さらに芯も同じ革を使うと、中で折れてしまって後から革が引きちぎられるというようなことがない
という利点があるそうです。

で、できたのがこちら~!
イメージ 1

ほとんどベルトが見えない、、、ので、こちらも!

イメージ 2

腕に時計をはめて耳にあてると音叉時計独特のビィいいいいんという音が聞こえるんです。うれしくて1日に何度も耳に当てちゃってます(音聞くのって時計の本来の仕事じゃないけど笑
復活にあたっていろいろとご尽力いただいたいたみなさんに感謝いたしております。大切に使っていきます。

工房のSNSにこの時計を載せたら世界中のいろんなオメガショップ?の方からの反応があったのにも驚きました。音叉時計はその後のクオーツの出現によって、生産されていた期間が短かったらしくて、そういう悲運?の歴史を持つ時計の復活を(多分)オメガ愛好家のみなさんが喜んでくれているのではないかと勝手に解釈しております。

イメージ 3
全体像はこんな感じ。このタイプで\6000(税別)です。いろんなタイプの時計ベルトのオーダー承ります
注文製作革工房
FAR EAST HORIZON福岡店