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《The Originals》用語説明③

現在、全シーズン通して絶賛(再)視聴中の《The Originals

その視聴レビューに先駆けて、キャラクターと用語説明をまとめた記事をupします。
視聴レビューを書くにあたり、加筆・訂正を入れる場合が多分にありますがご了承下さい。
その場合、その都度、再upします
【改訂版/4刷版】
■用語説明3■
The Vampire Diariesでの設定に加筆・訂正をしています。
私の憶測による説明も含まれています。
※印の用語は、別記説明があるか、他の項目にも記載あるものです。
レビュー内のOr'sは→今作《The Originals》の省略。TVDは→スピンオフドラマOr'sが派生した本家作品《The Vampire Diaries》の省略→TVDレビュー 


説明① は←コチラから
【説明①の目次】
・ヴァンパイア(系図、変異工程、特色、弱点)、暗示、サイヤ、血統のリンク、史上初の変異と暗示、ホワイトオークの杭
説明②は←コチラから
【説明②の目次】
・人狼(特色と弱点、起源)、バイユー、人狼の葬儀、人狼7つの種族、血合/結合の儀式、ムーンストーンの呪い
・魔女(特色)、オリジナル・ウィッチ、グリモワール、コールの魔法、魔女のリンク、ハーヴェストの儀式、ハーヴェストの少女、ナインスの魔女、ナインスの儀式、トレメ魔女団、ベネットの血統、トラベラーズ、ジェミニ魔女団、ヘレティクス
・ハイブリッド
・トライブリッド
説明④は←コチラから
【説明④の目次】
赤い扉、ストリックス、憲章、セラトゥーラ、変異のセラム、アンデポ・ダジョン、アヤの杭、栄光の手、ジェムヴィダル、薔薇の棘、マルセルを殺せる短剣、ニューオリンズの魔女の先祖の霊、シスターズ、ホロウ(イナドゥ)の遺骨、サルバトーレ寄宿学校
説明⑤は←コチラから
【説明⑤の目次】

アピージ、サンダルウッド、マノスク、現在のハーヴェストの少女、ヴィンセントのグリモワール、魔力を強めるアイテム、リンクを切る魔法、シジル

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【目次】
ドッペルゲンガー、日光の指輪、デイウォーカー、ナイトウォーカー、月光の指輪、蘇生の指輪、向こう側、アンカー、キュア、フレンチクォーター、ミスティックフォールズ、セント・アン教会、フォーリンの館、ラファイエット墓地、鐘楼、ROUSSEAUS、オールド・アルジアーズ、パパテュンデのナイフ、闇のアイテム、魔力を封じる手錠、フレイヤの青のペンダント、ダリアを殺す武器



【ドッペルゲンガー】
本作の場合、本来の「ドッペルゲンガー」とは用法が異なる。

約1000年前、まだ人間だった頃のイライジャとクラウスがタティア・ペトロヴァ(Tatia Petrova)という女性に同時に恋をした。その後、彼らがオリジナル・ヴァンパイアになる儀式および、ムーンストーンの呪いの儀式において、タティアの血が使用された。
タティアはクラウスたちと出会う前、すでに子供を産んでいたが、その家系では時折、彼女と瓜二つの娘が生まれることがあり、ペトロヴァ・ドッペルゲンガー、あるいは単にドッペルゲンガーと呼ばれる。ドッペルゲンガーの血は、ムーンストーンの呪いを解くために必要であることから、クラウスに狙われる。
約500年前、タティアの子孫のカトリーナ・ペトロヴァことキャサリン・ピアースがイギリスでクラウスらと出会い、ムーンストーンの呪いを解くために利用されかけた。ドッペルゲンガーは人間でなければ無意味なため、キャサリンはヴァンパイアになることによってドッペルゲンガーとしての運命を回避した。しかし、その行為によってクラウスの怒りを買い、数百年にわたる逃避行を続けることになった。
キャサリンもやはり、クラウスたちと出会う前に出産していたが、その子孫がエレナ・ギルバートである。エレナもドッペルゲンガーとして、クラウスに狙われる。
ペトロヴァ・ドッペルゲンガーは、不死の存在アマラとの自然のバランスを取る為に死ぬ存在として何世紀かごとにアマラとそっくりの見た目として生まれるようになる。
実はドッペルゲンガーの血は、ムーンストーンの呪いを解くためだけでなく、ハイブリッドを作るのにも不可欠である。クラウスは、ヴァンパイアやオリジナル・ヴァンパイアの中でも孤立していることから、自分の真の仲間となるべきハイブリッド軍を作ろうとしており、そのためにはエレナの血の供給が続かなければならず、つまり彼女を生かしておく必要がある。
だが、実はエスターはクラウスから人狼の面を封印した際に、封印を解くにはドッペルゲンガーの血は1滴残らず使わないと封印が解けないようにしていた為、本来なら封印を解く際にドッペルゲンガーは死ぬ事になり、ハイブリッドを作る事は出来ないはずだった。エレナの実父ジョンが魔法で自分の命をエレナに与え生き返らせた為にクラウスはハイブリッドを創れようになった経緯がある。

【※日光の指輪】
ヴァンパイアは日光で焼け死ぬ為、魔女の魔力の込められたラピスラズリを身につける事で日中でも出歩く事が可能になる。身近なアクセサリーが指輪の為、指輪にする人が多い(キャサリンはネックレス)。デザインは持ち主ごとに違う(他の者がはめても効果がない可能性がある)。
魔女が魔力を奪うと、はめていても焼け死ぬ事になる(魔女を怒らせない事が懸命)。
紫外線防止加工がされてる窓であれば、指輪のない者も日光に当たる事は可能。
[左上段]エレナ・ギルバート
[右上段]デイモン・サルバトーレ(キャサリンがエミリー・ベネットに作らせ準備していた)
[左中段]キャロライン・フォーブス
[右中段]ステファン・サルバトーレ(キャサリンがエミリー・ベネットに作らせ準備していた)
[左下段]アラリック・サルツマン(コレは日光の指輪ではなくギルバート家に代々引き継がれる蘇りの指輪)
[右下段]キャサリン・ピアース(ネックレス)

*デイウォーカー
指輪をし、日中出歩けるヴァンパイアの呼称。
*ナイトウォーカー
指輪をせず、日中出歩けないヴァンパイアの呼称。魔女にコネがないと指輪が持てないからだが、あえて作らない者もいる。

【月光の指輪】
人狼が満月の有無に関係なく変身せずにいられる指輪。
魔女の魔力が込められハイブリッドの血を垂らしたブラックカヤナイトと言う石で作られた指輪。日光の指輪とは違い、一度に複数作る為、誰がどの石を持っても効力はある。
変身が自在になるだけではなくパワーや俊敏性が増幅される。使われた血のハイブリッドは、効力が発揮されると自らのパワーが弱まる。

【※蘇生の指輪】
ギルバート家に伝わる指輪で、2個しか存在しない。一つは、ジョン(エレナの実父)が父から受け継いだ指輪をイザベル(エレナの実(生)母)に渡し、その後イザベルは当時の夫であるアラリックに渡していた。もう一つは、エレナの亡き養父の物をジョンが受け継ぎ、ジェレミーに譲った。
これをはめている時は、超自然的存在(ヴァンパイア、人狼、ドッペルゲンガー等)により殺害されても、しばらくして蘇生出来る。ただし、人間に殺された場合は蘇生しない(事故死も含む)。
蘇生を繰り返すうちに、人格などが影響を受け、超自然的存在の抹殺に異常な程に取りつかれるという副作用がある。
指輪をはめている者が超自然的存在である場合は、蘇生の力は発動せず、死んでも蘇生しない。
(TVDにて)エスターは、ホワイトオークの杭は一度使用すると殺されたオリジナル・ヴァンパイアと共に燃えてしまう為、この指輪を溶かし杭をコーティングする事で繰り返し使えるように作り変える。この杭はダリアがマイケルソン兄弟を殺す為に粉々にしたため消滅(兄弟はこの粉末を吸い込み死にかける)。
(Or'sにて)当初は、この杭が最後に残った杭とされたが、次々「最後のホワイトオークの杭」が出てくる😅

【向こう側】
魔女ケツィアが作った特殊な次元。煉獄の次元とも呼ばれる。超自然的存在の者は死ぬと、その霊魂はこの次元に送られる。現世に存在するが、魔法の壁で隔てられており、魔法で壁を無くすと超自然的存在の者が実体を伴い復活する。
マイケルやアンセル、エスターたちが生き返えられたのは、この壁が壊れた為。

【アンカー】
この世と向こう側を繋ぐ存在。
(TVDにて)約2000年に渡り、アマラがアンカーだったが、彼女が死んだため壁が崩れ超自然的存在の死者が生き返る。一時期ボニーがアンカーになった。
その他に、チャネリングにより一時期に個別にアンカーを作り向こう側に繋がる事も出来る。

【キュア】
ヴァンパイアを人間に戻す治療薬。液状の薬で、あるのは1人分のみ。ケツィアがサイラスを人間として死なせ死後に自分と一緒になれるようにする為に作った物だが、アマラと一緒にいたいサイラスは使わず共に封じられていた。
🅰️それを探し出し、エレナが持っていたが、エレナはキャサリンの口に押し込み飲ませてしまう。
キュアを飲んだキャサリンの血自体もキュアとなり血を吸われた事で急激に老け始める(生きてきた年月が長いほど老化は激しい)。
🅰️のキュアの行方
サイラスと共に封印→キャサリン→イライジャ→レベッカに成り済ましたサイラス→アラリック→デイモン→ゲイレン・ボーン→アラリック→デイモン→エレナ→ステファン→エレナキャサリンに飲ませるサイラスが血を吸うアマラが血を吸い人間として死ぬ。
🅱️後に、1994年の世界(パラレルワールド)に取り残されたボニーが、デイモンの為に、現代で探しに行った場所と同じ場所へ探しに行き入手する。その後、※エレナが使用し人間に戻り、取り出した血液でデイモンも人間に戻る。(※エレナはヴァンパイア化してからの年月が浅い為、見て分かるような老化はない)
🅱️のキュアの行方
サイラスと共に封印→ボニー→デイモンエレナ(カイの魔法でボニーとリンクされ眠りにつく)ボニーが注射でステファンにステファンが注射でデイモンに。(後にエレナとボニーのリンクは解除され人間として目覚める。人間になったデイモンと再会❤️)
finalにて、クラウスがレベッカの為に手配し、レベッカは飲もうと決断する(入手経路は不明だが、ほぼほぼ🅱️(エレナ)からの流れだと思う)。

【フレンチクォーター】
ルイジアナ州ニューオリンズにある街の名前。オリジナルズの舞台となる実在する街。マイケルから逃れ世界中を逃げ回っていたクラウス、イライジャ、レベッカが割りと長く住む事が出来た為、故郷と呼べる街。マルセルを助け、変異させた地でもある。

【ミスティックフォールズ】
バージニア州にある街の名前(架空)。本来は、TVDでの舞台だが、Or'sでも時々登場する。
アメリカ大陸が発見されるよりも遥か昔、マイケルソン一家がノルウェーから移り住んだ土地が、後にミスティックフォールズになる。ルシアンが新オリジナル・ヴァンパイアになる為の魔法を掛ける場所(エスターがオリジナルズを作った土地の為)。

【セント・アン教会】
キーラン神父が司祭を勤めるフレンチクォーターの教会。
ショーンが大量虐殺と自殺をした場所。
人間、ヴァンパイア、人狼、魔女が集会をするのに使う。
マルセルがダヴィーナを屋根部屋に匿っていた。
ヘイリーがホープを産み、殺された場所。
呪われ凶暴(狂暴)化したキーラン神父を屋根部屋に監禁する。
ダヴィーナがマイケルを屋根部屋に封じた。
一時期、マルセルがジムを作り方ファイトクラブにしていた事もある。

【フォーリンの館】
1914年に、クラウスが魔女の魔力でコールに従った魔女を閉じ込める為に使った館。それ以降は、ジョセフィンが支援し、異常行為を犯す魔女や魔術師を閉じ込める精神病院的な施設になる。魔力で封印されている為、一度入ると出られない。魔女エヴァの身体を器にしたレベッカが目覚めた場所。2階にはフレイヤが眠る棺がある。

【ラファイエット墓地】
フレンチクォーターにある墓地。水害の多いニューオリンズならではの墓地で、普通の墓地とは違い、土中に棺を埋めるタイプではなく、代々同じ霊廟に遺体を安置するタイプで、新たに亡くなると古い遺骨は先祖の遺骨とまとめられる(これは、ドラマだけの設定ではなく実際にそうである)。
魔女たちの魔力が増幅する場所として、大きな儀式の時によく使われる。

【鐘楼】
セントルイス大聖堂にある鐘楼。フィンがフレイヤと再会した場所で、以降、フレイヤが魔法を使うのに使う場所になる。

【ROUSSEAUS】(ルソーズ)
ソフィーやカミーユが働くbar。後に、ジョシュやデクラン(カミーユのいとこ)が働く事になる。

【オールド・アルジアーズ】
魔女ジョセフィンの力を借りて魔力を封じる(使えない)要塞にされている場所。その昔はセント・ジェームズ病院と言われると名のジャズクラブだった場所。後に効力はそのままでbarとしてオープン。
この中では魔法が使えない。
この中に居ると魔女にも居場所を探知出来ない(追跡の魔法が効かない/ダリアは別)。
※トラベラーズがミスティックフォールズを魔法を無効化する空間にしたのとは違う為、中にはヴァンパイアも入れる。

【※パパテュンデのナイフ】(トゥンデ表現時もあり)
人骨で作られたナイフで、魔術師パパテュンデが武器にしている。
刺すと自動で体内に取り込まれ、オリジナルズに苦痛を与える事が出来る(苦痛を味わわせ昏睡させる)。
切り開くか手を入れ引き抜く事は出来るが、ヴァンパイアの治癒力でも回復は遅くなる。
※後の設定で、イナドゥ(ホロウ)の骨盤から作られたと判明(S4-ep.8)

【※闇のアイテム】
キーラン神父が隠し部屋に収集していた超自然的存在を退治出来るアイテムの総称。
ヴァンパイアや人狼だけでなく、魔女の魔力封じのアイテムもある。

【魔力を封じる手錠】
太い鎖で繋がっている鉄製の手錠で、はめられた魔女は魔法が使えなくなる※闇のアイテム。
フレイヤも最初は魔法が使えなくなるが、怒りのパワーで壊してしまう(なので、恐らくダリアにも効かないと思われる)。
ダリアは魔力を感知してホープを捜し出す為、ホープの魔力を封じる為に、ダヴィーナにこの手錠の効力をブレスレットに移させホープの魔力を封じる。

【フレイヤの青のペンダント】
ダリアが作り、フレイヤが身につけている魔力のあるペンダントで、フィンの器のジョセフィンが死んだ時、フィンが身につけていた為、後にフレイヤの魔法で生き返えれた。
その後、打倒ダリアの為にはクラウスとフィンの対立は不都合なためフィンをジョセフィンから出しペンダントに封印する(コール生き返りと同時にフィンも生き返ったため魂は抜ける)。
魂を封印出来るのはマイケルソンの家族のみ。
ホロウと戦う時に使用し砕けてしまう。

【ダリアを殺す武器】
材料は、ダリアが生まれた故郷(ノルウェー)の土。ダリアを迫害したバイキングの遺灰。ダリアが愛した魔女(フレイヤ)の血。この3つと魔法で普通のナイフ等をダリアを殺せる武器に作り変える。
最初は、ダリアが愛した魔女はフレイヤだと考えられたが、エスターだと分かり、コールの代わりにエスターを生き返らせ(ダヴィーナを敵に回す)、灰と土の着いた剣でエスターごとダリアを刺し殺す(遺体は灰となり消える)。


《The Originals》用語説明②追加項目あり

現在、全シーズン通して絶賛(再)視聴中の《The Originals

その視聴レビューに先駆けて、キャラクターと用語説明をまとめた記事をupします。
視聴レビューを書くにあたり、加筆・訂正を入れる場合が多分にありますがご了承下さい。
その場合、その都度、再upします
【改訂版/5刷版】追加項目あり
■用語説明2■
The Vampire Diariesでの設定に加筆・訂正をしています。
私の憶測による説明も含まれています。
※印の用語は、別記説明があるか、他の項目にも記載あるものです。
レビュー内のOr'sは→今作《The Originals》の省略。TVDは→スピンオフドラマOr'sが派生した本家作品《The Vampire Diaries》の省略→TVDレビュー 


【説明①の目次】
・ヴァンパイア(系図、変異工程、特色、弱点)、暗示、サイヤ、血統のリンク、史上初の変異と暗示、ホワイトオークの杭
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【説明③の目次】
ドッペルゲンガー、日光の指輪、デイウォーカー、ナイトウォーカー、月光の指輪、蘇生の指輪、向こう側、アンカー、キュア、フレンチクォーター、ミスティックフォールズ、セント・アン教会、フォーリンの館、ラファイエット墓地、鐘楼、ROUSSEAUS、オールド・アルジアーズ、パパテュンデのナイフ、闇のアイテム、魔力を封じる手錠、フレイヤの青のペンダント、ダリアを殺す武器
説明④は←コチラから
【説明④の目次】
赤い扉、ストリックス、憲章、セラトゥーラ、変異のセラム、アンデポ・ダジョン、アヤの杭、栄光の手、ジェムヴィダル、薔薇の棘、マルセルを殺せる短剣、ニューオリンズの魔女の先祖の霊、シスターズ、ホロウ(イナドゥ)の遺骨、サルバトーレ寄宿学校
説明⑤は←コチラから
【説明⑤の目次】

アピージ、サンダルウッド、マノスク、現在のハーヴェストの少女、ヴィンセントのグリモワール、魔力を強めるアイテム、リンクを切る魔法、シジル

─────────────

【目次】
・人狼(特色と弱点、起源)、バイユー、人狼の葬儀、人狼7つの種族、血合/結合の儀式、ムーンストーンの呪い
・魔女(特色)、オリジナル・ウィッチ、グリモワール、コールの魔法、魔女のリンク、ハーヴェストの儀式、ハーヴェストの少女、ナインスの魔女、ナインスの儀式、トレメ魔女団、ベネットの血統、トラベラーズ、ジェミニ魔女団、ヘレティクス
・ハイブリッド
・トライブリッド

★人狼★※起源について別記あり
人狼の特色
*満月の夜になると狼に変身する。
*人狼の血を受け継ぐ者は人狼が発動していなくても気性が荒い(イヴなどの例外あり)。
*人狼の血を受け継ぐだけでは、狼に変身することはない。
*たとえ事故であっても、人を殺すことによって変身能力が発動する。
*変身は自分の意志とは関係なく起こり、文字通り全身の骨が折れる激痛が伴う(基本的に満月の時に変身するが、満月の間だけ人間に戻る魔法を掛けられていた時もある)。
*狼の姿でいる間は、人間離れした腕力や脚力を発揮する(人間の姿の時でも普通の人間より強く治癒力も高い)。
*ヴァンパイアを殺せる毒を持っているため、人狼に噛まれたヴァンパイアは苦しみ幻覚を見て死に至る。
ただし、クラウスの血で治す事が出来る。
*群れのボス同士の婚姻により、彼らに忠誠を誓った群れの全ての人狼は、ボスと同じ能力が備わるようになる。(※ヘイリーとジャクソンの婚姻でヘイリーのハイブリッドの能力(満月に関係なく変身が自由自在)が群れの状態に備わり、月光の指輪に頼らなくて良くなる)

●人狼の弱点
*狼の姿でいる間は、自己制御ができず、無差別殺人を行う。
*狼の姿でいる間は、記憶が残らない。
*心臓を抜き取られると死ぬ。
*植物のトリカブトは触れるだけで皮膚が焼け爛れる。
*ヴァンパイアに血を吸われ尽くすと死ぬ。
*ヴァンパイアが苦しむ装置で同じように苦しんでしまう。

【バイユー】
ニューオリンズの外れにある森一帯の事で、マルセル(と手を組んだ魔女)に追いやられた人狼が住む地域。

【人狼の葬儀】
バイユーに暮らす群れの仲間が亡くなると、遺体を白い布でくるみ、舟に乗せ湖へ流し火を付ける(火葬)のがしきたり。
反逆者や異端者の場合は、伝統的な葬儀をして貰えないため簡易的な棺に入れバイユーの外れにある土地に埋められる(そこが異端者たちの墓地なのは誰もが知る事で遺族には屈辱的な事。クラウスのスパイになり殺されたと考えられたエイデンもジャクソンはここに埋めようとするが、ヘイリーに反対され、しきたり通りに弔われる)。

【人狼7つの種族】
ニューオリンズにいる人狼の7つの種族。
クレセンツ、ディープウォーター、マルロー、バスロク、バリー、ポルダーク、パクソンがある。
家系を調べていて、ヘイリーは、クレセンツ出身だと判明。肩に三日月のアザがある。
ルシアンが、この7つの種族の人狼から抽出した毒を使い※変異のセラムを作った。
新オリジナル・ヴァンパイアになったマルセルに噛まれた傷を治すのにもこの7種類の毒は使われる。

【※血合/結合の儀式】
2つの血統(群れ)のボス同士が結婚する事によって、群れの他の人狼は、ボスの能力を受け継げるようになる儀式。
他の群れの人狼でも、ボスがボスの座を手放し2人に従う誓いを立てれば、能力は引き継がれる(共有化)。
ヘイリーとジャクソンの婚姻によりヘイリーのハイブリッドの能力が共有され、満月にも月光の指輪にも影響されず自由自在に変身出来る(しなくて済む)ようになる。

【ムーンストーンの呪い】
ムーンストーンを使った呪いによって、太陽がヴァンパイアの弱点になり、月が人狼の弱点になったが、再びムーンストーンを使って両者の呪いを同時に解くことができるとされていた。
しかし、それはクラウスが流布したデマで、実際にはエスターが、クラウスの人狼としての能力を封印(抑制)する為のものだった。

呪いを解くために必要なもの
*ムーンストーン
*魔女による呪文
*人狼の生贄
*ヴァンパイアの生贄
*ペトロヴァ系のドッペルゲンガーの血
*ドッペルゲンガーが生まれた場所で儀式を行うこと
final seasonでは、↑この通りではない😅

【人狼の起源】(season4での設定)
約1500年前の北米に住むシャーマン(魔女/魔術師)には、敵対する別々の種族があったが、それぞれの部族から強い魔力を持つ男女を選び結婚させる事で団結を図ろうとする。→※血合/結合の儀式
若い夫婦に生まれた娘イナドゥは生まれながらに邪悪な存在だった為、ホロウと呼ばれ、魔法で抑え込めず殺すしか方法はなく、殺す事になるが死の直前に自分の死をパワーにし部族全員に呪いをかける。
毎月、満月になると、自分を捕らえる為に使った獣(狼)に変身し苦しむようになる呪いだった。
魔力を込めた武器で娘に手を下したのは母親だったが、その母親が人狼第1号となり、代々人を殺すと変身が発動するようになる。
その後、※イナドゥの遺体は焼かれ、残った遺骨4種は族長4人が分けて持ち天変地異等が起こらないようにする為に揃わない(近づかない)ようにされる。


★魔女★(女性を魔女、男性を魔術師と表記。主にまとめて魔女と表記される)
●魔女の特色
*さまざまな魔法が使え、鍛錬によって能力を伸ばすことも可能(呪いの類いもかけられる。預言も可能)。
*過去に死んだ魔女たちの霊に導かれたり、その助けを借りてさらに大きな魔力を発揮することができる。
ただし、※先祖の霊を怒らせると魔法が使えなくなったり天変地異が起こったり殺される場合もある。
*生きている魔女同士が協力したり、魔力のある物や人にチャネリングしてパワーを増幅する事が可能。
*基本的には不老不死ではないが、魔力によって別の身体(魔女)を器にする事が出来る者(セレステ)がいて、器の身体が死ぬ度に新たな身体を器する事で何世紀にも渡り生きる事が出来る。
他に、魔力で1世紀眠り、1年生きるを繰り返し不老不死に近い状態で現代まで生きた者(ダリアやフレイヤ)もいる。
魔法が使える以外は、基本的に人間と同じ為、ヴァンパイアに変異する事が可能。ただし、ヴァンパイア化すると魔力は失う。(例外として、元々魔力を持たず他(の魔女や物)から魔力を吸収し魔法を使う※ヘレティクスは魔女でありながらヴァンパイアになれる)。

【オリジナル・ウィッチ】
エスターを指すが、彼女よりも前に魔女や魔術師は存在している(※最古の魔女/トラベラーズ)。

【グリモワール】
魔女が持つ魔法の書。主に自分が使える魔法の材料や方法、呪文などを記入した書物。
自分が使えない魔法でも、他の魔女のグリモワールを見ながら学ぶ事は可能(より強い魔女の魔法を知りたい魔女は多く、参考書のような形で何度も登場する)。

【コールの魔法】
大抵は、古よりある魔法を参考にしながら魔術をかけるのだが、コールは新たに自分で魔法を作り出す研究をしていて、魔法や※闇のアイテムを作りだした。

【※魔女のリンク】※リンクを切る魔法については④に記載
魔女が自分と他の者を結び付ける魔法で、主に魔女が自分が殺されないようにする為(保険として)に、魔女に危害が及ぶと、リンクされた者にも同じ危害が及ぶようになっている。
【ハーヴェストの儀式】【※ハーヴェストの少女】用語説明⑤関連説明あり
3世紀ごとに行われる魔女の儀式。4人の選ばれし魔女の少女を生け贄として先祖の霊に捧げる事によって強大なパワーを得る事が出来る。
少女達は、生け贄にされ死ぬが、後に生き返る。
儀式を完成させないと、大地が揺れ、強風が吹き荒れ、水が氾濫し、火が町を燃やし尽くす事になる。

【ナインズの魔女】【ナインズの儀式】
ニューオリンズにある9つの魔女団の魔女。
エヴァがチャネリングし強大なパワーを得る為にしようとする儀式。
9つの魔女団から1人ずつ子供を拐いチャネリングするが、ダヴィーナやホープも狙われる。
ダヴィーナは後に、ナインズの代表になるが、他の魔女たちはダヴィーナがヴァンパイア(主にマルセル)と懇意なのが気に入らず反発したり、魔法で痛みを与えたりする。ヴィンセントを代表にしたいと思っている。

【トレメ魔女団】
ヴィンセントが所属していたニューオリンズの魔女団の1つ。エヴァの凶行を見過ごせず捕まえようと(殺そうと)する。

【ベネットの血統】
ボニーの先祖達をさす。
※最古の魔女ケツィアを祖先とする魔女の血統。エミリー・ベネットが本作品に登場する一番古いベネット姓。一族は元々、マサチューセッツ州セーラムに住んでいたが、魔女裁判が始まり、1692年にミスティック・フォールズに逃れ、移り住んだ。

【トラベラーズ】
サイラスの血統を起源とする魔女/魔術師の呼称。
サイラスとケツィアが不死身の存在を作った事でコミュニティが分裂、散り散りになり、魔女の魔法で定住すると災いが起こる為、世界を転々としなければなくなる。その事からトラベラーズの名になる。
他人を器に生き長らえる事を得意とする。
キャサリンもトラベラーズの家系。
ドッペルゲンガーの血を使い全ての地域で発動するように過去の全ての魔女が掛けた呪い(魔法)を解こうとするが、ミスティックフォールズを囲う円形の範囲内のみとなる(この範囲内にヴァンパイアが入るとヴァンパイアは元々魔法で作られた存在の為に、変異過程②での死因と同じ死に方をする事になる)。

【ジェミニ魔女団】(双子の家系の魔女)
兄弟姉妹は、性別に関係なく、もれなく双子として生まれる家系の魔女。
22歳になると、双子の内、力の弱い方が強い方に融合される(強者1人のパワー源になり、実質的に死ぬ)。
自分の魔力、人や物そのものや、それらのパワーを別の人や物に入れる事が出来る(妊娠中に殺されたジョーの双子の娘は、ヴァンパイアであるキャロラインのお腹に移されキャロラインが出産している→ホープから闇の魔力をクラウスへ移す魔法を使ったのが、この双子)。
自身や他人を目に見えないようにする(隠す)事が出来る。
パラレルワールドのような、現実世界と瓜二つの別次元を監禁場所(牢獄)として、人(主に罪を犯した魔女)を監禁する事が出来る。その場所には罪人以外の人間は誰1人居ない。罪を犯した魔女に関連した同じ日を毎日繰り返す(24時間過ぎると翌日ではなく同じに戻る)。
戻す事も出来るが、閉じ込めた魔女の血と、アセンダントと言う装置(鍵)が必要。
この牢獄は、1994年のカイのものと、1903年のリリーとヘレティクス6人のものの二つだけ(TVDseason6の時点)。

#魔力を吸い取る事が出来る(トラベラーズがミスティックフォールズに掛けた魔力が不能になる魔法もこの方法で無くなる)。
#吸い取った魔力は自分の物として使える。
#噛まれた場合の人狼の毒も吸い取る事でなかった事に出来る。
#キャロラインが癌に冒されたリズに飲ませたヴァンパイアの血も魔力で吸い取った。
#印は、魔力を持たないジョーの双子の兄カイのみの能力

【※ヘレティクス】
カイと同じく元々自分の魔力を持たない魔女の総称で他の魔女や物から魔力を吸収し自分の魔法として使う事が出来る。ただし、時間の経過と共に魔力は消えて(消耗されて)いく。
他の魔女とは違い、魔力を得ないと魔法が使えない為、魔力で支えられているヴァンパイアになった場合でも自身の魔力を源に出来るため魔女でありながらヴァンパイアでいられる。


ハイブリッド
本作におけるハイブリッドは、特に断りのない場合、ヴァンパイアと人狼のそれを指す。
クラウスが最初のハイブリッドで、その血を与えられた人狼がハイブリッドになる。
クラウスは、人狼を発動していない時点でヴァンパイア化させられた為、変異工程④で血を吸った時に初めての殺人をし発動する(この時点でハイブリッド化)
普通の人間がクラウスに血を与えられた場合、ヴァンパイアにはなるがハイブリッドにはならない。
人狼にクラウスの血を与え死に、蘇生した後、普通の人間の血だと中毒症状がおき暴走するが、※ドッペルゲンガ―の血を与えられるとハイブリッドになれる。(※ドッペルゲンガー項目参照)
月の影響を受けないようになり、自分の意思で自由に狼に変身できるようになる。
ハイブリッドは、精神的な呪縛により、自分をハイブリッドにした者に逆らえなくなる(暗示とは異なる)。※サイヤと呼ぶ(サイヤは、ヴァンパイアになった側がした側にサイヤされる事もある)。しかし、鍛錬によって呪縛から逃れることも可能。
日光の指輪がなくても日中出歩ける。
ヘイリーは元々人狼だったが、ホープの血(胎盤など)が体内にある内に殺された為ハイブリッドになる。
※ヴァンパイアは子供を作る事は出来ないが、クラウスの場合、元々人狼だったものが、不老不死の存在になり、人狼の面をエスターの魔法で封じられていた為、その封印を解いた時にヴァンパイアの面を否定した形となり、子供を作れるようになる。

トライブリッド
ホープの事。ハイブリッドであるクラウスが魔女(エスター)の血を引いていて、ヘイリーも人狼のため、ヴァンパイア×人狼×魔女の血を引くトライブリッドとなる。
日光の指輪がなくても日中出歩ける。
最初の人狼発動は避けられないが、2回目以降は自分の意思で変身は自由自在になる。


《The Originals》用語説明①

現在、全シーズン通して絶賛(再)視聴中の《The Originals

その視聴レビューに先駆けて、キャラクターと用語説明をまとめた記事をupします。
視聴レビューを書くにあたり、加筆・訂正を入れる場合が多分にありますがご了承下さい。
その場合、その都度、再upします
【改訂版/6刷版】
■用語説明■
The Vampire Diariesでの設定に加筆・訂正をしています。
私の憶測による説明も含まれています。
※印の用語は、別途説明があるか、他の項目にも記載あるものです。
レビュー内のOr'sは→今作《The Originals》の省略。TVDは→スピンオフドラマOr'sが派生した本家作品《The Vampire Diaries》の省略→TVDレビュー 


説明②は←コチラから
【説明②の目次】
・人狼(特色と弱点、起源)、バイユー、人狼の葬儀、人狼7つの種族、血合/結合の儀式、ムーンストーンの呪い
・魔女(特色)、オリジナル・ウィッチ、グリモワール、コールの魔法、魔女のリンク、ハーヴェストの儀式、ハーヴェストの少女、ナインスの魔女、ナインスの儀式、トレメ魔女団、ベネットの血統、トラベラーズ、ジェミニ魔女団、ヘレティクス
・ハイブリッド
・トライブリッド
説明③は←コチラから
【説明③の目次】
ドッペルゲンガー、日光の指輪、デイウォーカー、ナイトウォーカー、月光の指輪、蘇生の指輪、向こう側、アンカー、キュア、フレンチクォーター、ミスティックフォールズ、セント・アン教会、フォーリンの館、ラファイエット墓地、鐘楼、ROUSSEAUS、オールド・アルジアーズ、パパテュンデのナイフ、闇のアイテム、魔力を封じる手錠、フレイヤの青のペンダント、ダリアを殺す武器
説明④は←コチラから
【説明④の目次】
赤い扉、ストリックス、憲章、セラトゥーラ、変異のセラム、アンデポ・ダジョン、アヤの杭、栄光の手、ジェムヴィダル、薔薇の棘、マルセルを殺せる短剣、ニューオリンズの魔女の先祖の霊、シスターズ、ホロウ(イナドゥ)の遺骨、サルバトーレ寄宿学校
説明⑤ は←コチラから
【説明⑤の目次】

アピージ、サンダルウッド、マノスク、現在のハーヴェストの少女、ヴィンセントのグリモワール、魔力を強めるアイテム、リンクを切る魔法、シジル

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【目次】
・ヴァンパイア(系図、変異工程、特色、弱点)、暗示、サイヤ、血統のリンク、史上初の変異と暗示、ホワイトオークの杭

ヴァンパイア
●ヴァンパイアの系図
約1000年前、オリジナル・ヴァンパイアの一家が誕生した(生まれながらの意味ではなく、魔法とドッペルゲンガーの血によって作り出されたの意味)。
後に、約2000年前に、ケツィアと言う魔女と※トラベラーズの元祖である魔術師サイラスが魔法によって不老不死の存在を作ったのが始まりと判明。
ヴァンパイアと言う呼称は後に付いたものである。
現存する全てのヴァンパイアは、オリジナル・ヴァンパイアの血を(遺伝ではなく吸血によって)受け継いでいる(※血統のリンク)。

●※ヴァンパイア化の過程(変異方法)
*普通の人間(魔女も含まれる)は、以下の過程を経てヴァンパイア化する。
①ヴァンパイアの血を吸う
②ヴァンパイアの血が体内に残っている間に死ぬ(死の原因は何でもアリ)
③蘇生
④人間の血を吸う
以上、全てのステップを経なければヴァンパイア化はしない。
④番目の工程を一定時間内に行わないと、工程②の死に方で死ぬことになるが、自分の意志に反してヴァンパイアさせられそうになった者にとっては最後の逃げ道(尊厳)である。
魔女の場合、変異と同時に魔力を失う(トライブリッドのホープは別)。
新たにヴァンパイアになった者は、工程①で吸った血の持ち主であるヴァンパイアに※サイヤされる。
人狼がハイブリッドになる場合は、工程①の血は、必ずハイブリッドのものでなければならず、④の血はドッペルゲンガーのものでなければ死んでしまう。
ヘイリーがハイブリッドになったのは、トライブリッドであるホープの血(①/胎盤等)が体内に残っていた為である。④の工程の血もホープのものである。

*※変異のセラムによるヴァンパイア化の過程(※変異のセラムの説明は用語説明④記事に掲載)
①変異のセラムを飲む
[材料]
・フレイヤ(マイケルソン家の)の血
・ニューオリンズの7種族の人狼の毒
・ホワイトオークの欠片
・エスター(がオリジナル・ヴァンパイアを作った時)の魔法
・魔女or魔術師
これらを、エスターがオリジナルズを作り出した地ミスティックフォールズにて完成させセラムにする。
②セラムが体内にある内に死ぬ
③蘇生
普通の変異過程での④は不要。
これを飲んで変異する場合、変異工程の②での死は、心臓を抜かれても③で蘇生する(マルセルの変異)。

●ヴァンパイアの特色
*血を吸いたい衝動が常に起こるようになる。動物の血でも飢えは抑えられるが、パワーを発揮させる為には人血が不可欠になる。血液パックでも代用可能だが、一番は直接人間から吸う事。
*ヴァンパイア化した時点から不老になり、基本的に不死になるが、特殊な方法で殺すことは可能。
*不老不死ではあるが、痛みを感じるし、血も流す。只、治癒力が人間より遥かに早いので、傷や怪我は瞬時に治る。精神的苦痛も感じる。但しダメージが大きい場合は治癒に時間がかかる為、治癒力を高める為に人血を飲むと有効。
*人間離れした聴覚、嗅覚、腕力、移動速度などを有する。
*年齢が上のヴァンパイアの方が強い。(この場合の年齢とは、変異した時の年齢ではなく、変異してからの年月の長さを言う。例:100年前に30歳で変異した者より、500年前に20歳で変異した者の方が強い。ただし、変異のセラムで変異した新オリジナル・ヴァンパイアは年齢、年月に関係なく強い)
*自分の意志で、感情をオフにすることができる(主に非情になり、殺戮を繰り返す)。
*体温が人間よりも低い(カフェインは体温を高める効果があり人間に接触された時にバレないようするのに有効)。
*アルコールを摂取する事で血の飢えを軽減出来る。
*性行為は可能だが、子を成すことはできない(※ハイブリッドのクラウスは別/ハイブリッドの項目参照)。
*人間をマインド・コントロール(※暗示)したり、記憶を消すことが出来る。
*血を与えることによって、※人間の怪我を治したり、死ぬ寸前なら蘇生したりできる。ただし、癌などの病気を治す事は出来ない。
*人間の血を飲むヴァンパイアの方が、動物の血を飲むヴァンパイアよりも強い(人は襲いたくないが人の血を飲みたい場合、血液パックを暗示等で入手する)。
*杭を打ち込まれるなどして殺されても、身体が残っている限り完全な死ではなく、数百年でも眠っていられる。
*伝説とは異なり鏡に写る。

【※暗示】(マインド・コントロール)
*ヴァンパイアであれば、人間の目を見ながら命令する事で、どんな事でもさせる事が出来る(命令、記憶を消す)。一度暗示を掛ければ、次は目を見なくても命令出来る。
*暗示を掛けられるだけでは記憶を失わない為、やりたくもないのに何故自分はこんな事してるんだ!?となる(大抵、散々何かをさせた後に暗示で記憶を消す)。
*暗示をかけられると、誰に掛けられた暗示であっても、その行為が自分の命の危機であり、やりたくないと思いながらも止める事が出来なくなる
*1人のヴァンパイアに暗示をかけられていると、他のヴァンパイアの暗示はきかない(ただし、オリジナルズの暗示は掛かる)。
*オリジナル・ヴァンパイアは普通のヴァンパイアもマインド・コントロール出来る。
*オリジナル・ヴァンパイアには暗示はきかない。ただし、変異のセラムで新ヴァンパイアになったマルセルの暗示と魔女/魔術師の魔法を組み合わせれば可能。
*暗示は、掛けたヴァンパイアが短剣を刺される(ミイラ化する)と解ける。掛けられ者が変異した場合も暗示は解ける。
*※バーベナを摂取したり染み込ませた物を身につけている人間/ヴァンパイアには暗示が効かない。
*魔女の魔法で解く事が出来るが、暗示が深い(長期だ)と苦しみも強くなる。
*精神的鍛練により、バーベナが無くても掛からなくなる人間もいる。

【※サイヤ】
▼ヴァンパイアになった者が、自分を変異させたヴァンパイア(変異工程①の血の持ち主)に盲目的に好意を寄せる事。
*普通のヴァンパイアの場合、ヴァンパイアには暗示が掛けられないので暗示ではないが、言う事を聞いたり望む事を進んでする。
*人間だった頃に好意を抱いてる場合、顕著に現れる。
*必ず全員に現れる現象ではない。
*サイヤを解くには、変異させたヴァンパイアの頼みだより。
▼ハイブリッドになった人狼が、クラウスにサイヤされる事。
*ヴァンパイアのサイヤとは違い、ハイブリッドになる前の好意の有無は関係なく全ての者がサイヤされる。
*100回超えの変身(苦痛)を経るとサイヤを断ち切れる。

【※血統のリンク】
オリジナル・ヴァンパイアの吸血によって変異した(された)全てのヴァンパイアは、各々のオリジナルズにリンクされていて、同じ血統のヴァンパイアは、大本オリジナルズが死ぬと全員が死ぬ。
[例]クラウスを大本にした血統の一例。クラウスが死ぬと…
クラウス→ローズ→キャサリン→デイモン(ステファン)→キャロライン/エレナ←この全員が死ぬ
[例2]
クラウス→マルセル。クラウス→ジョシュ。クラウス→ルシアン。←この全員が死ぬ。

シーズン3にて、クラウスとイライジャの血統のリンクが切られるが、イライジャのリンクは戻り、クラウスのリンクのみ切られてしまう。この為、クラウスの血統のヴァンパイアはクラウスが死んでも死ぬ事がなくなり、クラウスは今まで以上に敵が増える。

●ヴァンパイアの弱点
*頚椎を折られると死ぬが、人間で言う気絶のようなもので、時間が経つと戻る。足止めしたい場合(相手)などに度々行われる。
*直射日光に当たると燃え死ぬ(塵となり消える:完全なる死)。
但し、特殊な魔法がかかったアクセサリー(ラピスラズリの石付き)を身に着けることにより、日中でも外出が可能(※日光の指輪参照)。
※オリジナルズも炎に焼かれるような状態にはなるが、死ぬ事はない。その為、指輪はしている。(←ドラマ内で何かしらの説明がある訳ではないが、アラリックがエスターの魔法により新オリジナル・ヴァンパイアになった時、焼かれながらも歩いてキャロラインを引きずっていた事と、仮にオリジナルズも日光で死ぬならば、魔女が日光の指輪に掛けられている魔力を無効にすれば殺せると言う事になるが、誰一人として、そうはしない事から推察した。後の設定でイライジャがオリジナルズは焼け死ぬ事はないが…と言っている。)
※ハイブリッドは指輪がなくても日光で焼け死ぬ事はない。
*木の杭を心臓に突き立てられると死ぬ。木製の弾丸を身体に撃ち込まれるだけでも行動力が大幅に鈍る。
ただし、オリジナル・ヴァンパイアに対しては、※特定の樹木から作られた杭または特定の短剣でないと効き目がない。(※特定の樹木と短剣については別記)
木の杭以外の物で刺された場合はミイラ化(完全なる死ではない)はするが抜けば戻れる。
*人狼に噛まれると苦しんで死ぬ。ただし、クラウスの血を飲めば治る。オリジナル・ヴァンパイアの場合は普通のヴァンパイア同様苦しみ幻覚を見るが死には至らず時間が経つと治る。ルシアンは解毒剤を作りクラウスの血が無くても治せるようにした。
*心臓を抜き取られると死ぬ。
*※バーベナという、人間にとっては無毒のハーブから抽出した液体に触れると火傷し、飲まされたり注射されたり、摂取している人間の血を吸ったりすると、苦しみ力が弱まる。ただし、少量から始め日常的に摂取する事で耐性が付く。
*初訪問の家では、家主もしくは住人に招かれないと中に入ることができない。家主の名義が変更になった場合は、あらためて招待されないと入れない。ヴァンパイアが中に居る状態で家主(名義)が変わると目に見えない力でヴァンパイアは外へ引っ張り出される。ホテルやモーテルの部屋など個室ごとに持ち主が居ないような所、店・オフィス(ビル)・学校・美術館・博物館・遊技場などや、持ち主の居ない空き家や市町村所有、銀行所有など個人名義ではない建物には招かれなくても入れる。
*魔法によって結界が張られている場所には、魔法が解かれない限り入れない(家主の招き入れは関係ない)。
*伝説とは異なり、ニンニク、聖水、十字架は何の効果もない。
*ヴァンパイア化した血統の源流のオリジナル・ヴァンパイアが死ねば、その血統のヴァンパイアはすべて滅びる(※血統のリンク)。

【史上初の変異・※暗示】
自分たちが後にヴァンパイアと呼ばれる存在になりたてのマイケルソン兄妹は、自分たちにどのような能力があるか知らず、拷問を受けていたルシアンがクラウスを刺した短剣(クラウスの血が付着)で自分を切り、※傷が治る事を知る。
その後、ルシアンが殺され生き返った事で※変異する事も知る。
史上初めての暗示も、他にどのような能力があるか知らなかったイライジャがオーロラに命令した事でそうなり暗示の能力を知った事による。

【ホワイトオークの杭】※後の設定でマルセルの血から生えた植物(薔薇の棘)も同じ効果があるとされる。説明は用語説明④記事に掲載
※特定の樹木と短剣について
前述した特定の樹木とはホワイトオークと言う木で、その木から作られた杭ならオリジナル・ヴァンパイアも殺す事が出来る(心臓を刺すと身体が燃えて塵となる)。
TVDにて、サルバトーレ家が材木業をしていた為、ホワイトオークを使った橋がミスティックフォールズにある記録を見つけ、クラウスを殺したいサルバトーレ兄弟は12本の杭を作る。その後クラウスにバレて処分される(全てではない)。
杭は、刺されたオリジナル・ヴァンパイアと一緒に燃えてしまう為、1人につき一度しか使えない。
その為、TVDにてエスターは、アラリックの蘇りの指輪を魔法で溶かし杭をコーティングし刺しても燃えない(再利用可能な)杭に作り替える。Or'sに出てくる杭は、この杭と生き返ったマイケルの杭のみとされるが、後々「最後のホワイトオークの杭」として何本か見つかる。
その木の灰を魔女の魔法が掛かった短剣に付けて刺すとオリジナル・ヴァンパイアをミイラ化させられる。ただし、使えるのは他のオリジナル・ヴァンパイアか人間のみで、普通の超自然的存在が使うと使った側が死ぬ。普通のヴァンパイアの場合は、灰を付けなくても誰が刺しても眠らせられる。
短剣は、一度でも抜けば、再び刺しても効力は失われ刺されていた者は生き返る。