KIT授業の予習として。

BCG戦略コンセプト/水越 豊
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1つのコンサル会社のフレームワーク集となるがさすがBCGというか十分網羅されている気がする。特に勉強になったのは株主価値(バリューマネジメント)とバリューチェーン(デコンストラクション)か。しかし、最も印象的に残ったのは前段となる1章であった。持続的な競争優位について著者の見解が述べられている。曰く、


P18『競争優位を持続するための唯一の道は、自社の強みを常に見直し、さらに深めていくことである。』

P9『その理論を踏襲して一生懸命練習を重ねる人と、無手勝流でその場限りの打ち方を続ける人とでは、打てる確率は大きく開いていく。』


本書ではまさしくこの言葉に裏打ちされるかのように一つ一つ地道な分析と思考の積み重ねで打ち手を決定するプロセスが記載されている。本書は斬新な新理論が提示されているわけではない。どちらかというと実戦を通じて得た理論解釈をまとめて一般的な戦略コンサルタントの商売どころというものを提示しているような印象だ。学者が理論を考え、コンサルタントが実行するという役割を想起させる。おそらく著者はBCGという会社の中で一歩一歩着実に階段を上がってきた人なのだろう。


自分は新しく考えだすことが好きである。そういう意味では著者は反対の価値観を持った人(実務家!?)ではないだろうかと思う。KITの授業ではぜひ持続的な競争優位について質問したいですねニコニコ


★★★☆☆  (2009年5月第5週)




7回目。


評価制度についてミニケースと発表。


・思ったこと

当たり前だが評価は難しい。今回のケースは自部門の価値観では成績が低い(営業だけど売上数字が未達成)が他の部分でがんばっている(提案件数や熱意)人であった。業績とコンピテンシーで評価の軸を分けて多面的な評価ができるようにする。


プレゼンは選択したフレームワーク→そこに至るまでの議論→グループの結論と組み立てた通りに話せたニコニコ そろそろ言語以外のジェスチャーや視線、姿勢などに気を配るようにするか!


氷山モデル

水面下が資質、水面が行動特性、水上が知識・スキル。人の能力を3段階で表わしたもの。印象的だったのは評価面談ではその人が行動しているかどうかは場面や意図・工夫したことなどを聞いていけばウソを言っているかはたいていわかるということ。採用の場でも同じことらしい。


人事の3種の神器

報酬・評価・等級


宿題は報酬体系。

8回目。


「私のリーダーシップとは」の各自発表。


・思ったこと

各自それぞれである。職業の影響が強いように感じた。メンバーを引き上げようとするか、いいチームの雰囲気づくりを重視するかの違いもあったように思う。


「自分のリーダーシップ像」
コンサルタントへのキャリアチェンジ挑戦日記~KIT虎ノ門大学院在学~-リーダーシップ像

大事なことは目的達成に向けたビジョンの提示と目的達成のコミットメント。全員の意思を目標達成に向け相乗効果を最大限に引き出す。場面場面ではリーダーだけでなくメンバーもリーダーシップを発揮する。


本授業は相川先生がアカデミックの人なので他の授業と毛色が違う授業だったと思うが、よくよく考えてみれば大学の学部時代の授業に近い印象だ。各リーダーシップ論の歴史を語っていただいたわけだ。個人的には現代のビジネス界で隆盛なリーダーシップ論を知りたかったがこれはこれで貴重な機会だったと思う。