4回目。


大信田先生の2回目。粉飾決算の手法について。


・思ったこと

つまるところ財務諸表分析ということだが、P/Lで会社の状況をつかむ→B/Sでおかしなところを探す という基本プロセスがよく理解できた。


財務諸表の見方を学んだだけでクロス分析の演習が少なかったのでそう言う意味でもいい機会だった。債務超過になると資本がマイナスのB/Sになるんだなあ。


また、粉飾をして見かけ上の財務を良くしようとすることが実態をさらに悪化させる原因ともなる。それは嘘の利益が出ることで本来払わなくてよい税金を支払わないといけなくなるからだ。粉飾するのは金策が厳しくなるなどの要因があるからだが、資金や評判を確保する一方で別の出口から手もとのキャッシュが逃げていく結果になるわけだ。負のスパイラルの恐さを示しているなと思った。


4日目。


・マーケティングコミュニケーション特論

波多野先生の経験PJを例に事例説明いただく。Webサイトの集客をいかに増やすかについて、一つ一つが実際的で勉強になりました。


・マーケティング特論1

引き続きマーケティングの感度を磨くために、ベネッセの悩み解決型のマーケティング施策をもとにケーススタディをやる。


ソリューション営業、コンサルティング営業というのは自分が社会人になった頃に大流行していたこと。しかし、当時は結局のところ「製品」が「ソリューション」に鞍替えしただけのプロダクトアウトになっていたと思う。それがこの授業を受けていて強く感じる。なぜならセグメントやポジショニングを詰めないままの悩み→ソリューションの押し付けになっていたからだ。


ハーレーダビッドソンを題材に考えたが、小西先生の切れのある突っ込みで見事にハーレー社の考えるあるべき姿とわれわれ消費者が認識しているハーレー車のイメージにギャップが生まれていることが見えた気がする。


また、コンサルティングの難しさも感じた。今日は顧客(ハーレー社)の人の考えが不明瞭であったので授業後も話を続けたのだが、気が付くと彼が考えていることを否定しているような雰囲気になってしまった。ターゲット象が不明瞭だったから、何を狙っているのかヒアリングしているはずだったが・・・・。インタビュースキルというのも大事なことだと思った。


宿題はハーレー社のあるべき姿に向けての戦略を考えること。どんなコンセプトで、どんなSTPで、どんな価値を提供するのか?しっかり詰めて考えてみたいと思う!

授業の復習として。

アメーバ経営―ひとりひとりの社員が主役/稲盛 和夫

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原理原則の話が中心でわかりやすくて読みやすかった。


形の上では自分がいた職場も同じだったが、どちらかというとアメーバ間の交渉やらで社内工数が膨らむ結果になっていた気がする。京セラでは部門間競争を促進する一方、報酬には結びつけないという。(表彰されるだけ)


報酬に反映しないまま社内競争煽ってもどれだけインセンティブ働くのか疑問だが、それが度を超えた競争を抑える意図があるというのなら納得だ。あくまで社外での競争に一丸となって立ち向かうことが本来のあるべき姿である。


京セラの特徴的なルールとしては顧客への提供価格から逆算して社内部門間のそれぞれの取り分を決定するところ。原価の積み重ねではないということだ。


やはり経営理念から現場システムまで一貫させることが大事なことだと自分の経験と比べて強く感じた。じゃないと定期的に社内競争煽るのと全社一丸政策を繰り返していく結果になるんだろうな・・・。


★★★★☆  (2009/6/30)