4回目。


冨山先生の1回目。経営とは何か?戦略とは何か?といった入門的内容。


・思ったこと

著書「会社は頭から腐る」 がぐいぐい引き込まれる内容だっただけに授業も同じレベルを期待していた。なので前段的な内容に少し拍子ぬけしたところはあった。まあ後何回かあるので今後に期待。


とはいえ今日の内容も濃い箇所はたくさんあった。製品・顧客市場、資本市場、人材市場でのパワーバランスや戦略と実行のそれぞれの落とし穴、エコノミクスの話など。何でいい戦略でも実行が失敗するかというと、いい戦略とは右か左かに振るもので、そうなると必ず捨てられる人が出てきて、その人たちが反抗するからだ。また、外部から入っていった時に社員が抵抗する時はしばらくほっとおくのも手だと言っていた。そこは忍耐力の我慢比べというお話にいろいろ考えるところがあった。


終わった後の恒例(?)の質問では今日は「ビジネススクールでは何を学んだらいいか?」を聞いた。冨山先生はあまり本を読まないと言っていたが、古典がいいとのことだった。なぜなら10年以上増刷されている本は時代性にとらわれない本質的なことが書かれているはずだからだとのこと。今振り返れば、当時後輩に勧めた本で今だったら絶対勧めないというのもあると話されていたのは笑ってしまったにひひ


あとアカウンティングとファイナンスはぱっと財務諸表などを見て問題点に気づくくらいまで習得した方がよいとのこと。簿記2級ぐらい。自分もそれは考えているのでドキッとしたが他の資格との兼ね合いなんだよなあ・・・ショック!

KITの授業の主読本として読む。

会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」/冨山 和彦
¥1,575
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会社は現場の人だとか学歴エリートはくそだとか東大出のMBAの人が言っているから、エリートの反動でしょ、うさんくさいなあと思いながらページめくった自分に反省である。


確かに初めの方は経営は人だと言っていて化粧品では学歴ない現場のセールスレディが如何に経営の核なのかを力説している。しかし、中盤(P121)で経営の原理原則は第一に儲けの仕組み、第二に人を動かすことと論旨が明かされる。


つまり、メカニズムの一環として組織や人も変わらなければならないということだ。なぜ現場や若手社員がキーなのかと言えば日本社会がゲゼルシャフト(利害社会)ではなくゲマインシャフト(共同体)の価値観であり、そのメカニズムに逆らわず強みを生かすためには現場もしくは会社全体の一体感が生み出すパワーこそが欧米企業に対抗できる武器だからで、これまでの日本企業で仕事を担っているのは現場や若手社員だからだ。


儲けの仕組み(エコノミクス)、土俵の分析、自社の理念に合わせて取るもの・捨てるものを選択した結果のメカニズムなどKITで教わっていることと一緒で、B3Cフレームワークを違う角度から学んだ気もする。


結論としては「経営とは人」それは何がインセンティブとして働いているか?が肝なのだが、しっかりとした戦略シナリオの分析・洞察があった上での話であったことは大きなヒントになった。まずは分析や知識をマスターすることやね・・・。それができてメカニズムの着想への飛躍がある。それは経営だろうがITだろうがなんかの企画だろうが同じことだろう。とKITで三谷先生が言われていることをパクってみる得意げ


★★★★★  (2009/6/29)


6回目。


事前に本は読んだが論文を前進するものであったかというと今一。前回に引き続き進捗報告程度のつもりだったが、下書きのつもりで出した仮説で三谷先生より厳しい突っ込みが入った。自分でもこの後どう畳めばいいかイメージ掴めていなかったため「テーマが広すぎる」という指摘はぐさっときた。アプローチを少し変えることになった。