太陽とボレロ | 海をみていたい

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日常。思ったこと、メモがわりだったり、テンションあがって発信したかったり、観劇、観戦、鑑賞日記です。
濱田めぐみさん、町田樹さん、パナソニックワイルドナイツ好き、現在連日HIDEKIさんを思い出しています。
趣味は携帯写真。

石丸幹二さんと言えば思い出を売る男。




実は石丸さんでの思い出を売る男を見逃しているんです😵☀️😵💦

これは今でも濱めぐさんのウィキッドやアイーダと同じく石丸さんバージョンの思い出を売る男を期間限定で良いので劇団四季さんで上演してくれないかな、と願望なんですが。

しかも実際に音大でサックスを専攻されたかたがこの映画では楽団員役ではなく楽団をサポートする側役。

そこで水谷監督は意味もなく?敬意をはらって?石丸さんがサックスを演奏する場面を終盤に織り込んでいます。

🎷  


普段、映像では敵役とか印象の強い悪役に起用される印象が多い石丸さんがメルヘンチックなヒロインを支える中古車販売オーナーの優しい男を演じていて好演です。

その相手役は檀れいさん。宝塚っぽさ満載の少女ヒロイン"りこちゃん"なので適役なんだと思いました。実際は大人なんですがマンガみたいな嘘っぽい場面が多いので綺麗な女性である檀さんが→昔の少女マンガのヒロインみたいな存在に。


その中で檀れいさんの演じるオーナーの婦人服店で働くあかりちゃん役、森マリアさんが町田啓太さんの恋人役でフレッシュでした。彼女が王子さまにプロポーズされる本当のヒロインって感じもありました。


ところどころ、美しい映像もありました。

こちらが当初のTrailer




町田さんは映画の冒頭からこれでもかって位、出演シーンがやたらと多いです。

町田ファンにはかなり満足かと。口コミなど読むとどんなものでも町田は良かったとかうまいとか誉める感想ばかりで、熱心なファンに支えられているから宣伝としては編集で増やした?と穿ってしまう程町田ばかり出てきます。

間違いなくトレーラーは当初より町田よりの編集に変わってますものね。

そんな中、ますますオーバー演技が真骨頂の町田って感じでした。←元々彼自身がマンガっぽい演技が好みなのかもしれませんが三ツ星とかスパリチの目を背けたくなるやり過ぎの源はここから発生していたのかもしれません。チェリまほとかワセダ位の塩梅が面白いのにね。

 




内容は既視感があって、

松本の有名な市民交響楽団をメルヘンに改造したような、

TBSドラマの仰げば尊しの寺尾聡さん役を水谷豊もやりたかったのかな?みたいな。

全体には場面終わりや場面と場面を繋ぐ妙な間に度々違和感がありました。もしかすると観ていないのですが水谷のドラマ(相棒)に通ずる"雰囲気"がその一見無駄に思える"間"なのかな、とも考えられます。つまり水谷ファンならその"間"がむしろ、水谷っぽいのかも?と。

わたしには苦手なのですがわざとらしい持って行き方、演出も水谷流メルヘン世界の演出なのかな。この辺りは水谷豊ファンじゃないとわからないのかもしれません。