生きていくのが大変な日常にあるリアルさ〜着飾る恋 | 海をみていたい

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日常。思ったこと、メモがわりだったり、テンションあがって発信したかったり、観劇、観戦、鑑賞日記です。
濱田めぐみさん、町田樹さん、パナソニックワイルドナイツ好き、現在連日HIDEKIさんを思い出しています。
趣味は携帯写真。

会社の中で理想的な自分でいられることなんか不可能に近いと思うんです。だからすごく苦しかったかと、真柴くるみ。

不器用な青年・駿も過去に挑戦して失敗してから生きるのが怖くなったんだと思います。その経験があるからこそ真柴に逃げるな、と。

けれども、その時くるみが求めていた言葉はそれじゃなかったから大人な社長(向井理)の対応にまた一本取られたまま迎えた最終回。

流行りのハッピーエンドが白々しいくらいウソっぽい恋愛ドラマだらけの中で、この着飾る恋が面白かった理由として、こういう描き方が丁寧でどちらにも転びそうな現実感が伝わってきたからだと思います。

観ている側の生きている世界ではこっちを選ぶべきなんて正解がどれかわからないし、むしろ流れのままを“そういうもんだ”と感じて受け止めてしまう。

もうふたりはダメなんじゃないかと、それもリアルにあると思えるし、

川口春奈ちゃん演じる真柴のうん、がんばるという言葉とは裏腹に涙が止まらない姿も、まつげの美しい横浜流星くんがただカッコいい青年ではなく、普通に苦しんでいる青年を演じたのも好感度大きかったです。

 

視聴率がいいとか世間では流行った認識のあるものが大概つまらなくて、実際にこうして面白いドラマは面白かったと云うべきかと。

 

はーちゃんねるのおふたり💕

 

流星くんの真似?する春奈ちゃん

 

そしてくるみが新しい選択をした駿に送り出す言葉をかけて、これでこのお話は終わり?となる最終話45分が過ぎた頃、

駿:云わなきゃいけないことがあって、俺と付き合ってくれますか? (くるみ:いまさら?)

くるみ:は?いま!?

駿:まだ言ってなかったでしょ?( くるみ:たしかに?)

のくだりが

じわじわきて、

 

 

キュートでしたよね、

 横浜流星の「この先ずっと、」「一生つきあってください」

 川口春奈「素直でよろしい」

 

そんな流星くんは作品にも恵まれて。出会えたり、起用されるものを持っているんだろうと。

 

今期はこの「着飾る恋には理由があって」のほかに「泣くな研修医」が初々しく感動的だったのと「生きるとか死ぬとか父親とか」「ソロ活女子のススメ」など楽しみに観ていたんですが終わってしまいました。

Tverで公開されている過去ドラマでは「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」がダントツでした!有村架純ちゃんに高良健吾…高良さんも映画でもドラマでも少しの出演シーンしかなかったとしも役の印象が強く残る役者さんで、さらにこのドラマでは浦井健治も嫌な奴として強烈でした(笑)なぜかミュージカル舞台で王子様主役をされるかたはテレビドラマでは嫌なやつを演じられることが多いですよね。石丸幹二さんとかも何時もそうだし。

現在まだ放送中では「トドメの接吻」「3年A組」「シグナル」もNHKで再び始まったばかりの「いいね!光源氏くん2」も面白くてまとめて観てます。