ツイン・ピークス The Return 15-18 | MusiCinemania by Uzo★mUzo

ツイン・ピークス The Return 15-18



原題:Twin Peaks

テレビ2017/07/22~11/25 WOWOW(全18回)

監督・脚本 デイヴィッド・リンチ
脚本 マーク・フロスト
音楽 アンジェロ・バダラメンティ

出演



(FBI)
デイル・クーパー/カイル・マクラクラン
ゴードン/デイヴィッド・リンチ
アルバート/ミゲル・フェラー
タミー/クリスタ・ベル

ダイアン/ローラ・ダーン
ウィンダム/ケネス・ウィルシュ
デニス/デイヴィッド・ドゥカヴニー

(ツイン・ピークス保安官事務所)
ハリー/マイケル・オントキーン
フランク/ロバート・フォスター
アンディ/ハリー・ゴアス
ホーク/マイケル・ホース
ウィル/ウォーレン・フロスト
ルーシー/キミー・ロバートソン

(パーマー家)
リーランド/レイ・ワイズ
セーラ/グレイス・ザブリスキー
ローラ/シェリル・リー

(ツイン・ピークスの住民たち)
ノーマ/ペギー・リプトン
ハンク/クリス・マルキー

ボビー/ダナ・アシュブルック
シェリー/メッチャン・アミック
ベッキー/アマンダ・サイフリッド
スティーヴン/ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

ドナ/ララ・フリン・ボイル

ジェームズ/ジェームズ・マーシャル
エド/エヴェラット・マッギル
ネイディーン/ウェンディ・ロビー

ベンジャミン/リチャード・ベイマー
オードリー/シェリリン・フェン
リチャード/エイモン・ファーレン
チャーリー/クラーク・ミドルトン
ビヴァリー/アシュレイ・ジャッド

丸太おばさん/キャサリン・E・コールソン
ジャコビー/ラス・タンブリン

-ラスベガス-

(ジョーンズ家)

ダギー/カイル・マクラクラン
ジェイニーE/ナオミ・ワッツ

(保険会社ラッキーセブン)

ブッシュネル/ドン・マレー
アンソニー/トム・サイズモア

(カジノ)

ブラッドリー/ジェームズ・ベルーシ
ロドニー/ロバート・ネッパー

(殺し屋)

ミスターC/カイル・マクラクラン
ハッチ/ティム・ロス
シャンタル/ジェニファー・ジェイソン・リー

内道/裕木奈江
エクスペリメント/エリカ・エイノン

(感想)

第15回
エドとノーマの大人の恋。
このテイストは
シリーズで珍しい。

第16回
正気になったクーパー。
今作での
カイルの演じ分けはさすが。







第17回
シャキシャキと
色んな事柄が繋がって行く。
わりとまともな感じで終わるのかな?
今作では俳優としてのリンチがいい味を出している。

懐かしい映画
映画ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年) の
ローラとジェームズのシーンが登場。
意味がもっと理解出来た感じ。
新撮の現在のシェリルは遠目でボカシ気味…

出て来た、ジュリー・クルーズ♪
懐かしい。

第18回(最終回)
遠目でボカシ気味だった意味の意図が
わかったような、わからないような結末。

映画ロスト・ハイウェイ を思い出す夜のドライブ映像。

最後、
隣に住んでいた
ローラの仲良しだった
ドナを訪ねれば?と思ったりしたんだが。

シェリルは叫ぶ気がしたが、

やっぱり叫び、


↑前作でも叫びが印象的だった。

そして、
やはり、
わかりやすくは終わらなかった(笑)

交錯する時空と
ドッペルゲンガー、タルパ…

-

今はなき
「横浜日劇」(濱マイクの舞台となった映画館)で
映画ロスト・ハイウェイ(1997年) を観た時、
客のおっさんが
「なんだかわけがわかんねえな。
中途半端なポルノだな」と言っていたこと、
マドンナが
映画ブルー・ベルベット(1986年) のセックス・シーンを
「観客にショックを与えたいだけ」と言っていたこと。

「わけがわからない」
「観客にショックを与えたいだけ」
この発言ふたつはどちらも真実だと思う。
これがリンチのセンスの側面のひとつであり、
今作もそれを全うしていた気がする。

だからあらすじを書くことは無意味なのだ。
観なければしょうがない。

第1シリーズがブームとなった頃の日本は
まだそういった作品が斬新であり、
オタクというネガティブだった要素が
経済の繁栄による文化への関心で陽の目を浴び始め、
その謎のひとつひとつを探ろうと
-わかったふりをしようと(笑)-
観賞をしていたのだと思う。

だが25年後の現在は
そんな観賞の仕方もすっかり定着したし、
自身で探求し思考する心が
ネットの普及ですっかり退化してしまったし、
そんな余裕もない。

なので新しい視聴者を取り込めるわけがなく、
かつてのシリーズを観ていた人間が
懐古的に観るまでにしか至らなかったのだと思う。

だけどそれでいいのだ。
サブキャラたちの顛末も、そのままで…

そもそもリンチは誰もが楽しめるような作品を
作る気はあんまりなさそうに思えるし、
あのブームが異常だったのだ。

コアなリンチ・マニアではない自分は
変わらぬ彼の姿勢と
ノスタルジーに楽しませてもらった。
謎は謎のままでいい。

ナオミ、アマンダ、ティムの出演も楽しかった。

ありがとう、リンチ。

終始
なんだかなぁ…だった





裕木奈江。

テレビ1-6
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