『ツイン・ピークス The Return 7-14』

原題：Twin Peaks

2017/07/22～　WOWOW（全18回）

監督・脚本　デイヴィッド・リンチ
脚本　マーク・フロスト
音楽　アンジェロ・バダラメンティ

出演

（ＦＢＩ）
デイル・クーパー/カイル・マクラクラン
ゴードン/デイヴィッド・リンチ
アルバート/ミゲル・フェラー
タミー/クリスタ・ベル

ダイアン/ローラ・ダーン
ウィンダム/ケネス・ウィルシュ
デニス/デイヴィッド・ドゥカヴニー

（ツイン・ピークス保安官事務所）
ハリー/マイケル・オントキーン
フランク/ロバート・フォスター
アンディ/ハリー・ゴアス
ホーク/マイケル・ホース
ウィル/ウォーレン・フロスト
ルーシー/キミー・ロバートソン

（パーマー家）
リーランド/レイ・ワイズ
セーラ/グレイス・ザブリスキー
ローラ/シェリル・リー

（ツイン・ピークスの住民たち）
ノーマ/ペギー・リプトン
ハンク/クリス・マルキー

ボビー/ダナ・アシュブルック
シェリー/メッチャン・アミック
ベッキー/アマンダ・サイフリッド
スティーヴン/ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ

ドナ/ララ・フリン・ボイル

ジェームズ/ジェームズ・マーシャル
エド/エヴェラット・マッギル
ネイディーン/ウェンディ・ロビー

ベンジャミン/リチャード・ベイマー
オードリー/シェリリン・フェン
リチャード/エイモン・ファーレン
チャーリー/クラーク・ミドルトン
ビヴァリー/アシュレイ・ジャッド

丸太おばさん/キャサリン・Ｅ・コールソン
ジャコビー/ラス・タンブリン

-ラスベガス-

（ジョーンズ家）

ダギー/カイル・マクラクラン
ジェイニーＥ/ナオミ・ワッツ

（保険会社ラッキーセブン）

ブッシュネル/ドン・マレー
アンソニー/トム・サイズモア

（カジノ）

ブラッドリー/ジェームズ・ベルーシ
ロドニー/ロバート・ネッパー

（殺し屋）

ミスターＣ/カイル・マクラクラン
ハッチ/ティム・ロス
シャンタル/ジェニファー・ジェイソン・リー

内道/裕木奈江
エクスペリメント/エリカ・エイノン

モニカ・ベルッチ

⑦There's a body all right.
⑧Gotta light?
⑨This is the chair.
⑩Laura is the one.
⑪There's fire where you are going.
⑫Let's rock.
⑬What story is that, Charlie?
⑭We are like the dreamer.

（感想）

この作品って
核に超常現象やスピリチュアルな世界があって、
周りに市井の人々の暮らしの奇妙なリアリティがあって、
その２つが融合して生まれる
奇天烈な世界観が魅力なのだと思うので、
あらすじを文章にしても
本質は伝えられない気がする。

なので書かないことにした。
だんだんエピソードが繋がって来ている。

テレビドラマとしてはあまりにシュールながら
とてもリンチらしい第８回や、
非常にクレイジーに見えた
第13回のカジノのミッチャム兄弟とバニーガールと
クーパーとのダンスシーンが印象的。
第14回では裕木奈江の全裸、
ローラの母・セーラの顔がショッキングだった。

が、25年前にリアルタイムで熱中していた
視聴者のひとりとしては、
どんなに奇天烈な映像が出て来ても、
もうそれほどには驚かない。
今後の展開にしても同じだと思う。

ボビーはまだチェックのシャツを着てるんだな、とか
（昔、その手足の長さが羨ましかった）
彼とシェリーの間に生まれたベッキーは
バカ男に惹かれるおバカ娘になるんだな、とか、
オードリーの息子・チャーリーは
やっぱりクソガキなんだな、とか、
ジェームズは
やっぱり不器用に生きてるんだな、とか、
そういうことに時間の経過を感じたり、
ノスタルジーを感じるのが一番の醍醐味なのだ。
第14回の25年前のリンチと現在のリンチの違い、とかね。
それほど変わっていないカイルは驚異。

多分、新しい視聴者よりも
昔からの視聴者のほうが見ているような気がするが、
それでいいように思う。

あと４回。

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