大変ご無沙汰しております。
前回までのブログにコメントをくださった方々ありがとうございました。
このブログは母のがALSになり、我が家で同居を開始し、情報がほしい気持ちと、延命を望まない母との記録を残したいという気持ちで始めたので。
母が他界したあと、このブログを開くのにすごく勇気が必要でした。
ブログを振り返って読んでいくと、まるでそこに母がまだ居るかのような気持ちになって辛いのではないかなって。
今まで忘れていた他愛もない日常の一コマを思い出したら苦しいのではないかって。
やっぱり、まだ「懐かしい」という気持にはなれません。
胸を締めつけられるような、そんな感覚と。
それから、母との未来がほしいと思う気持と。
ALSに限らず、治らない病気が早くこの世からなくなってほしいという気持でいっぱいになりました。
去年の今頃。
生活が不便・そして不安になったため我が家に母が引っ越してきて間もないころでした。
まだ呼吸や嚥下はまったく何の問題もなくて。
まだ左手が使えて、食事も頑張って一人でしてたんだよね。
娘は年長さんで夏休み中に母が引っ越してきてくれてすごく
喜んでたっけ。。。
「ずっとずっと一緒に住めるの?」って笑顔で何度も私に確認しに来て。。。
そんな娘は、この春、小学生になりました。
大きなランドセルを背負って、片道20分、頑張って登下校。
去年は夏休み、毎日遊んでいたのに。
今年は一生懸命、宿題をこなしていました。
毎日少しずつ取り組んで8月10日にはすべての宿題を終わらせた
娘の姿を母に見せてあげたかったし、私の一年生の時はどうだったか
聞かせてほしかったな。
娘は小学校に上がり初めて「男性の担任」に当たりました。
幼稚園では3年間女性の先生だったので。
私の方が「どうかな?娘は男性の先生で大丈夫かな」
と心配でした。
でも、なんだかとってもいい先生で。
男性の先生の伸び伸びした感じもありつつ、女性の先生のように
細かい気配りもしてくれる、本当にありがたいことに1年生で
担任の先生大当たりでした。
担任の先生のおかげで勉強が難しくなっていく中
「お勉強大好き」「学校大好き」で毎日学校に行ってくれるので
ありがたい限りです。
こういう日々の成長を母と一緒に見たかったです。
きっと
きっと空からは見てくれていると思うけど。
一緒に見たかったです。