皆さん、ご無沙汰しております。
心配してくださった方々、ありがとうございます。
 
 
実は2017年1月9日午後、母が息を引き取りました。57歳でした。
最期は呼吸困難に陥り、意識が朦朧としていました。
「呼吸が苦しい・・訪問看護・・・呼んで」と言われてから7時間後のことでした。
 
 
今までブログを更新できなかったのは、私の心身ともに余裕がなくなったからです。
昨年11月からの母の病気の進行は思ったよりも早くて。
車いすに座らせてあげても、すぐに苦しくなってしまう。
だけど、食べることや飲むことをギリギリまでしたい、という母に応えたかったし、
歯磨きやうがいも出来る限りやってほしいという母の思いを汲みたかった。
 
11月に書いたブログの後には、本当に「一息つく時間がない」状態が続きました。
 
 
 
大みそか、日付が変わる間際に呼吸困難を起こし、酸素マスクを付けました。
酸素マスクが設置されたのは元旦のam3:00でした。
元旦に酸素マスクを付けてから息を引き取るまで、酸素マスクは手放せず、
もう車いすにも座れなくなりました。
呼吸困難を起こし、体力を急激に消耗した母は丸2日間、泥のように眠りました。
胃瘻から水分補給をして。
本当に胃瘻は付けておいて正解でした。
 
息を引き取った日は、朝、一緒にニュースをみたり、娘と楽しくおしゃべりしたり。
胃瘻から水分補給し、口から少しホットコーヒーを飲み、ゼリーを一個、口から食べました。
コーンスープも口から飲みました。
 
それから2時間、普段通りの生活をしていて、急に・・・でした。
主治医を呼び、すぐに救急車と家族を呼ぶように指示されました。
 
 
そして病院に到着し、母の兄姉夫婦、私、娘、私の妹が見守る中で逝ってしまった。
 
 
最期まで、少しでも食べることが出来た。
最期まで左手の指だけは動かすことが出来た。
 
最期の口からの食事が、娘と一緒にコーンスープを食べたことだった。
愛する家族に見守られながらだった。
みんな、間に合った。
 
 
 
ALSと診断されたのは2015年10月の事でした。
それから、1年3か月。
まさか、こんなに早くお別れすることになるなんて思いませんでした。
 
 
 
 
 
だけど・・・・
自己満足かもしれないけれど・・・・
5か月、共に母の人生を歩むことが出来てよかった。
あっと言う間だった。
大変だったけど、楽しかったし、辛いとは感じなかった。
 
 
 
お母さん、ありがとうね。またね。
感謝と敬意をこめて。そして、母が最期に幸せだったと
思ってくれていたらいいな。
今、そういう思いです。
 
読んでくださっていたみなさん、今までありがとうございました。
皆さんとの交流にどれだけ救われていたことか・・・
 
 
 
 
今後もブログは残します。
 
 
たまーにの閲覧・投稿になると思いますが、
宜しくお願いいたします。