Cape Ann Porcelain Factory -23ページ目

鍋島雛を見に

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桜の中を、佐賀出身の生徒さんの案内で、鍋島雛を見て来ました。

佐賀へは、海沿いのルートを取らずに、福岡との県境に横たわる背振山脈から、三瀬峠のカーブの難所を越えて入るルートがあります。カーブに酔う人もいますが、私は、山間の景色が次々に変わるのを見るのが大好き。そして葉隠れの地へ!

鍋島のお姫様達の綺麗なこと~雛祭りの大家族の古い写真はウ゛ィスコンティの映画のようだ。雛道具にはミニチュアの色鍋島も。

昼ご飯は、佐賀の食材豊かな雛会席を頂きました。

スイスからの便り

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綺麗な外国切手が貼られたエアメールを受け取ったのは、昨年秋だった。その頃は福岡市の作品展の仕上げにかかっていたけれど、便りの内容を読んだ時に、2007年初秋のヨーロッパがぱぁーっと目に浮かび~約30年前の、私の覚えている風景が懐かしく思い出された。

スイス・ポーセリン協会の主催する国際大会が、首都ベルンで、今年9月6日~9日、KULTUR-CASINO BERN、SWITZERLANDで開催されます。

私へのお便りの内容は~一昨年のWOCP世界大会ニューヨークでのデモを見た方が今回推薦して下さり、"ベルンでも、ばらのデモンストレーションをお願いします"~という内容でした。

お誘いがあれば、どんなところにも出向くのがチャイナペインター魂。直ぐにお返事を出し、何度もお便りを繰り返すうちに~スイス人の友人が出来ました。スタジオには地図を貼り、大会に持っていく大きな花瓶も用意して~楽しみに準備しています!

WOCP ミュージアムシリーズ

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アンティークのアメリカンチャイナペインティングの三大マスターの中で、最も人気があるのは、F.A.Bischoff(フランツ A.ビショッフ)だろう。

ボヘミア北部に生まれ、ウィーンでチャイナペインティングの技術を学び、1883年にアメリカ合衆国に渡る。

水彩画を思わせるバラやぶどうはこぞって模写の対象となり、他者の追随を許さない技術力で、ペインターとしても、先生としても大成功した。

WOCPミュージアム シリーズ

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ご紹介するのは、19世紀に活躍した三大マスターの一人、F.B.AULICH~先ずはアルファベット順で、フランツ.B.オーリックのポートレートから。

1856年にシレジアに生まれ、1879年にアメリカに渡る。(シレジアはデンマークの下にあった国、今はない)シカゴを拠点に活動をし、ベルリンタイプと呼ばれる、鮮やかで強い筆致のばらや葡萄で、人々を魅了した。

オーリック.ローズと言えば、鮮やかなルビー色の~大胆で繊細なばらを言う。

風の囁き

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東京ドームで明日3日から11日まで開かれているテーブルウェアフェスティバル、オリジナル作品部門に初出展しています。

今日オープニングセレモニーと内覧会がありました。吉祥寺の自然に恵まれた暮らしを、佐賀の白い磁土とブルーの絵の具で表現し、風の囁きと題をつけました。またがらっと、いつもの感じと違いますね~とは一緒に来てくれた生徒さんの感想です。

白い器を創るために、田植の頃から暑い夏にかけて通った佐賀の景色と、ホームグラウンドの吉祥寺を想いました。

飼い主の瞳

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昨年は戌年だったから年賀用に犬の絵を描いた人達がいた。愛犬のナナちゃんもその一匹だったが桜の頃に亡くなってしまった。

秋になり、愛犬の写真を持って飼い主は再びお稽古を再開した。ご都合の良い時で結構ですからナナを描いて下さいと言って。それが昨日出来たばかりの写真です。

9インチの花瓶に決め、首輪を回してゴールドワークを施し、持ち手に名前と生年をやはりゴールドワークしている。淡いピンクは飼い主の好きなヘリオトロープがベースになっていて、全体にマーブを回し、正面はナナちゃん裏面はたくさんのバラを描きました。

色彩と感覚が決め手のフリーハンドペインティングと異なり、人物や動物を描く時はきちんとトレースします。また出来るだけ本物を見るにこしたことは言うまでもなく、成蹊の小径で散歩するゴールデンレトリバーを見つけたりしたら歩調を彼等に合わせて、毛並みや筋肉の動きを観察したものだ。ただ最後に瞳のところで行き詰まってしまった~何度描いては消しを繰り返しただろう!

年明けのお稽古の帰り道、吉祥寺はいろんなお惣菜があってそこそこ美味しい。私も皆と喋ったり笑ったりしながら歩いて買い物に。
一軒の店の前で、私はここで失礼しますと言って彼女はミートボールの列に並んだ、その横顔~ナナちゃんの瞳だ。犬は飼い主に似るとよく言うけれど~トレースでは表現出来ない何かを飼い主は伝えてくれた気がする。

グレースモス先生を偲んで

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グレース モスが亡くなって一年が経とうとしている。

私はストロングカラー ペインターなの~と話し始めるや、大きな平筆にアメリカンビューティを含ませて、筆が踊るようにタイルにバラを描いた時は本当にびっくりしたものだった。かれこれ10年以上も前になる。

その後私は師匠のジェリーバーチル先生のおかげで、ニューヨークPPAAスクールに毎年学ぶ機会を得て、モス先生にも親しくさせていただいた。2002年、先生が体調を壊されてニューヨークに来れなくなった時は、皆でお見舞いのカードを出した~IPATやWOCPの大会や雑誌の常連達が揃って、心を込めたメッセージを添えて。

彼女は同時代の忘れえぬペインターだった。先生に描いて頂いたスタジオの黄色いバラは、いつも私を見守ってくれている。

佐原の休日

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千葉県の佐原市からマイカーで通って来る生徒さんから、遊びにいらして下さいとのお誘いを受けて~東京駅八重洲口から千葉交通銚子行きの高速バスで約一時間~酒造りや醤油造りの家並みが残る古い町へ~近くには由緒ある香取神宮もある。

彼女が見せたかっのは、市内のレストラン・ライステラスが併設しているオールドノリタケのコレクション。三井コレクション TEL0478-57-3930 来場予約は随時090-3311-7649。バス停JR駅までの送迎も有り。

年の瀬の祝日に、水田を眺めながら、ゆっくり食事も出来て~ちょっとリフレッシュの小旅行に、楽しかったです。

WOCPミュージアム シリーズ

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アメリカにチャイナペインティングが伝わって、陶工達が様々な努力を重ねた背景には、勿論、各種多様な磁器や絵の具やもろもろの道具を提供した工場や会社があった。

WOCPミュージアムにも、19世紀から20世紀初頭に使われた古い絵の具が陳列してある。

かつて、私もボストンのレスリー先生から1920年代の絵の具を分けていただいた。その中の赤の絵の具は焼成が難しくて~時間的にも余裕の出て来たごく最近に、赤の標準温度を出発してどんどん下げていったところ、何と535度C~ガラスの焼成温度で、素晴らしい赤い色に発色したのである。

あの年代の絵の具をもっと譲っていただいとけば良かった、と18年後に思うのだ!

WOCP東京クラブ

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詳しいご案内は、見開きのWOCP東京クラブをご覧になって下さい。ご希望の方は、お名前、住所と電話/ファクス番号、E-メールアドレスをうかがい、所定の銀行に会費の振り込みを確認後、本部に手続きをしています。

オクラホマ州オクラホマシティにWOCP本部はあります。HEADQUARTER の文字がこの画面からお分かりでしょうか。
何の変哲もないドラッグストアのような建物の中に、 19Cからのチャイナペイントの秀作が~世界中の同時代のペインター達の作品まで展示されています。

詳しくは、リンクしたWOCPのホームページでご案内しています。ちなみに、始めのインフォメーションの頁をクリックして下さい~ピンクの芍薬の花瓶は私の2001年のデモンストレーション作品で、ミュージアムに永久保存されています。

WOCP東京よろしくお願いします!