Androidもリブレリンクが導入されて使ってみました。

補正力(ライムラグを埋めるための先読み機能)がリブレ本体よりもやや強くなりましたね。

 

特に低血糖からの回復時は先読み機能が強く、リブレ本体よりかなり早く上がり始めるようですが、これにはちょっと危険を感じました。上がったと思ったら、糖分足りなくて、またすぐ下がってしまった、とかよくあるので(笑)

詳しい人に、先読み機能はいりません(笑)

ない方が、上がり下がりの正しい判断ができます。

なので、xDripなどのアプリなのです(^^)

先読みは、インスリン量、糖質量を入力などした上で、推測グラフとして表示すれば良いのになぁ~と感じてしまいます。

(グラフの現在地の右側にそれを描く、という感じ。)

 

グラフの形状と、右の履歴の値がずいぶん違うのがお分かりいただけると思います。

この履歴の66→93→83→71、とかがその良い例です。

リブレもこの先読みはあるんですが、間質液というのはだいたいの人が低血糖時からの回復が遅い。

なので、低血糖ぎみ以下だと、血糖は回復してるのに、リブレの値はいつもよりタイムラグが長くなる、という傾向があります。

なので、低血糖から回復してないと勘違いしてしまい、糖分補給しすぎて、高血糖になってしまう、という問題が多々起きます。

私も、リブレ導入から1~2ヶ月はそのような低血糖→補食しすぎて、爆上がりで高血糖 がたくさんあり、それに気づいてからは、低血糖からの回復は血糖を測って確認するようになり、無駄な爆上がりは防げるようになりましたが。

(通常10分ぐらいの血糖とのタイムラグが、低血糖からの回復時だけ、15分とか20分とかになってしまう、という意味です。一般的なタイムラグの話とは別の話です。医師にこの話をしても通じる人がいないので、しっかり書いてみました(笑))

 

この履歴だと、66も嘘で(実際は80ぐらいまでしか下がっておらず)、先読みしすぎ(笑)

93も上がり始めて、回復が遅いからという理由で先読みしすぎて、本当は80台でちょっと上がったぐらいだったのに、93という表示に。

その後、やっぱりごめんごめん、そんなに上がってなかったよ、と83という表示になり、また少し下がってるからと言って、71という先読み低血糖状態になり、それも嘘でした。というのが、グラフの結果です(笑) リブレ本体の矢印なしの状態がこの時に似ています。矢印なしの時は、先読みなしの、今のリアルの間質液の値だと思われます。

直近以外のグラフは、先読みせずに、実際の履歴を元に、実際の変動はこうだったのでは?という結果です。

なので、基本、リブレの履歴グラフと、リブレリンクの履歴グラフはほぼ一致します。

 

高血糖側の下がってるときだけは、リブレリンクの先読みは弱く、だいたいリブレリンクの方が高く表示されますね。(履歴のピークは同じだったのに。)

という訳で、上がってる時は、リブレより強く先読みをする。(特に低血糖側の回復時は先読みが強いので、信じると危険。しっかり血糖測定を。高血糖側もリブレ本体よりは少し強く先読みしますね。)

高血糖側↘ リブレ本体よりやや弱い先読み

高血糖側↗ リブレ本体よりやや強い

中間↘    ほぼ同じ

中間↗    やや強い

低血糖側↘ やや強い

低血糖側↗ かなり強い

(矢印は、上昇中や下降中という意味で、リブレの→、↗、↑、とかとは関係ありません。)

 

ざっくりですが、こんな傾向があるようです。

基本、リブレセンサーからのデータを基準にグラフを作成してるので、ほぼ同じグラフになるはずですが、

起動してからの前半(24時間~もう少し?)と、最後の方の2~3日はリブレは低く出る傾向があるので、そこはリブレリンクのアプリで補正してるようで、リブレ本体よりも高く出る傾向があります。(中間地点のリブレが安定してる期間との比較です。)

 

リブレの延長後は、リブレリンクも使えなくなります。

14日過ぎてるので、読み込みができなくなるようで、その場合はアプリを一度消して、再インストールするしかないみたいです。少し面倒ですけど、手間は2~3分かと。

 

- - 追記分 - - - - - -

本体のデータ削除で、再び使えると分かりました。

リブレリンクアプリ長押し(Android9の場合)→アプリ情報→

こんな画面で、ストレージ使用状況 → データを消去

とやると、インストールした初期の状態に戻るので、再インストールせずに同シリアル番号のリブレを再び読み込めるようになります。キャッシュをクリアすれば使える~という情報を見たんですが、それではダメで、データも消したら使えるように。データ消去は必須で、キャッシュは必須なのかまだ分かりません。今回は初期設定も必要でした。短縮できるのは、インストールの時間だけでした(笑)

アプリ内に過去データは残りませんが、リブレビューにデータは保存されているので、過去データを見たい場合はそちらから、ということになります。

- - 追記分 - - - - - - 

 

噂では、新しいリブレ本体では、リブレの延長もリブレ本体ではできなくなるかも?という話も。(内部アプリが、リブレリンクと同じになるようで。)

まだ推測ですが。

 

 

そして、タイトルのリブレ再利用ですが、

どうやらリブレの誤差というのは、センサーそのものの問題と言うよりかは、皮膚というか肉というか、人側に問題があって、誤差が大きくなるようなんですね。(あとはセンサーの位置が動いてしまったりして)

実はリブレセンサーですが、今年の5月末期限のものの少し前から、センサーそのものも少し仕様変更があったようです。

(粘着剤変更の少し前から変更になっていたようです。)

その変更から、リブレの延長アプリを使うと、2週間ぐらい延長できるようになってます。

前回28日使いました。ただ、3週間ぐらい経過してから、データ飛びがひどく、とても扱いにくかったです。

以前から、センサー誤差には個人差が大きく、誤差の小さい期間にも個人差があり、これはセンサーそのものの問題ではなく、皮膚の炎症などが原因で、それが誤差を生み出しているのでは?という疑惑がありました。(実際、ここ最近暑かったり、汗をかなりかいたりしていて、2週間でかなりカブレてました。炎症度合いと誤差にはやはり因果関係があるようですね。)

 

なので、今回は、リブレの2週間が終わる頃に、リブレを一度外し、再度違う部位に刺して使ってみて、センサー感度がどう変化するのか?という実験をやってみました。

リブレ再利用の全体像はこちら

 

どうやらですが、今まではセンサーそのものの寿命も短く、抜いてから違う部位に刺しても、センサー感度は悪くなったままだったんですが、センサーが新しくなって明らかに、センサー感度の調子良い期間が伸びたのと、でもセンサーごとに明らかな違いがあるので、部位や体側の問題?と捉え、差し替えを考えました。

電池寿命も長くなったようですし。

前のリブレには、Newは付いてませんでした。

IDも、Newになってから、頭文字が変わりました。

 

そして、リブレの付け替えですが、

外したリブレの両面テープを剥がして、新しいのを付け直して、

ガチャンから取り出した針を装着して、エイッと、皮膚に刺します(笑) 勢いよく刺すのがコツです(^^;;

相変わらずピントが合いませんが、こんな感じです。しっかりと押し込みます。刺さってないと、手を離したときに少し針が浮きます。今回はしっかり刺さったようで、大丈夫みたいでした。

 

勝手に作ったセンサー感度グラフですが、このセンサーの場合は、縦軸が1.2~1.6ぐらいに収まっていると、大きな誤差なくリブレは動いてくれます。装着直後の2/18は低く、じわじわ上がって、3/3ぐらいに急に下がって、3/3のお昼ぐらいに差し替え作業を行ったので、またじわじわ時間と共に上昇して、誤差の小さい領域に突入したのがお分かりいただけると思います。

その後、数日間感度やや低めに推移して、4日ほど経過して差し替え前と比較して、やや低いぐらいで安定しています。

リブレは少し低いです。元々誤差ほぼなしだったのが、xDripや実測と比較すると、15~20ぐらい低いでしょうか? おそらくセンサーが少し浅く刺さってしまったのかと。ちょっと浮きぎみになって浅い位置になると低く出ます。

でもまぁ合格点ですね(^^)

 

- 追記 - - - - - - -

とか書きながら、今、リブレ13日+付け替えて13日で、あと2日で4週間使用となりますが、すごく快適です。リブレもほとんど誤差なし状態(笑) 5ぐらい低かったり程度で、xDripとほぼ同じ。

今回、こんなに良いのはたまたまかもしれませんが、通常、3週間も経過すると、誤差はxDripで補正して大丈夫でも、データ飛びがひどくなって、使い物にならなくなるんですが、今回はそれも起きませんし、誤差がずっと小さく、センサー感度も高いまま。

明らかに精度の向上は確認できました。

4週超えてからは、どうするか確認中。付け替えで、粘着テープは、リブレ改良と同じようにやってますが、粘着テープも交換していて、かなり快適なので、14.5日からさらに延長させる作業をやろうかな?と考えています(笑) 14日超えると、当然、リブレやリブレリンクでの読み込みはできなくなりますが、まぁ数日試す程度だと思うので。最大何日使える電池になったんだろう?という興味程度です(笑)

 

リブレを4週使い終わって、またの差し替えは面倒なので、延長だけさせました。

31日延長ボタンを押すと、こんな表記が。

 

そして、リブレの状態は、

残り17.3日となっています(^^)

すでに28日利用状態(笑)

あと何日電池が持つのか、実験してみます(^^)

 

と書いて、延長したところで、キャリブレーションが上手くできなくなる、という不具合が。何をやっても、Slopeが1.0にしかなりません。ん?なぜだ?と思ったら、この延長作業をした後からでした。という事で、この延長は使えないと思います。なんででしょうね~。キャリブレーションはxDripの問題なのに、延長がxDripに何か影響を与えてるのかもしれません。リブレを再度リセットして、リブレで起動したら、きちんとキャリブレーションができるようになりました。

リブレのリセットは、このiDropletだと、エラーになりにくいです。昔のeDropletだと、リセットは出来ても、その後、またリセットが必要になる、という不具合が頻発してました。iDropletではまだそれが起きてないので、関係ありそうです。

結局、28日目で、誤差が大きくなり、もう一度リブレを外して刺し直しました(笑)

24時間ぐらい経過して、また意外と安定してましたが、そこで電池が切れました。

 

最終的に、28日と、22時間ぐらい使えました。

参考にして下さい。1刺し直しで14.5日+14.5日がベストっぽいですね。たぶんですが、この考えでリブレリセットを1回にすれば、29日は持つと思います。起動後の60分の処理で、電池をたくさん消耗するらしいので(^^)

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ってことで、誤差はセンサーそのものの問題もあるけど、肉側の問題がメイン、と結論づけました。

付け替えれば、さらに2週間近く快適に誤差なく運用できる可能性が高い、というお話でした(笑) 少し手間はかかりますが、リブレセンサーも1個1900円ぐらいの負担ですからね。これで診察頻度を減らしても大丈夫な病院なら、さらに節約になりますね。特に必要のない血液検査とか、指導のない管理料を取られる診察とか、そういうのも含めると、センサー1個が4500円とか、そんな考え方になってしまいますww

 

Androidは、まだリブレ延長アプリが買えます。

私からのプレゼントもできますが、$9.9 とお安いので、開発者のために購入してあげると良いかと。

 

ただし、Androidスマホで、リブレリンクの読み込みができるスマホでないと、延長アプリも使えませんので、お気をつけ下さい。

また、以前のeDropletだと、リブレがNewになった頃から、リセットしても使用開始して、数時間使うと「リブレ終了」となってしまったりしてんたんですが、リンクの新しいiDropletだと、それが起きなくなってます。(まだ1回のみですが、毎回、2回ほどなっていたエラーが起きなくなったので、新しいアプリでこのエラーに対応したのかと思われます。)

 

リブレリンクの概要はこちらに書いてあります。

リブレViewへのログインが必須となっています。