★10か国語以上の言語を習得 国際言語学者が唱える多言語を覚えるコツ ユーミンの曲にヒントあり!?・・・・・覚えている言語は10か国語以上と、多言語習得に富むのは、国際言語学者の溝江達英(みぞえ・たつひで)さんです。このたび、ゲスト出演したラジオ番組で言語教育についての持論を展開しました。
「日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ラテン語、ギリシャ語、サンスクリット語、ロシア語、ウクライナ語、ポーランド語、クロアチア語とかも……」と、様々な言語に対応できる溝江さん。そのような多言語習得のために、いま、「開脳」という言葉を広めることを目標にしていると語ります。
溝江さんは海外留学についても触れ、「若いときはまったくわからない状態でも、それなりに吸収力がいいので、ある程度吸収してしまう。でも、成人してからはそうはいかないもの。『習ってから慣れろ』のほうが効率がいい」と、渡航前の準備の必要性にも言及。
「スーツケースに入れる荷物を圧縮するように、(言語を)覚えるときも記憶しなければいけない最低限のサバイバルを頭の中に圧縮して、海外、現地で広げればいい。それをやるには、2個覚えなきゃいけないところを1個に圧縮して、頭のなかにたくさん共通点をいれて、現地で開くということ」とアドバイスしていました。
■溝江さんは、言語の習得法について、ユーミン(松任谷由実)の曲にも影響を受けていると明かします。
「ユーミンの曲のすごいところは、絵を浮かばせるところ。聴いた音が頭の中にどう浮かんでくるか、それを体現していると思う。『天国のドア』という曲では、実際には想像できないことも想像させるなど、頭の中に絵を浮かばせる力がある。それこそ語学に必要なもの。僕自身、ピクチャーエデュケーションという教え方をしているので、それと(ユーミンの楽曲が)合致していて、そこからヒントを得ている」(溝江さん)
~出典:溝江達英 ラジトピ ラジオ関西トピックス~