オリジナル作詞 【タイムカプセルからビートルズ】 | 《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

■好きな音楽、好きな映画、好きなサッカー、好きなモータースポーツなどをちりばめながら、気ままに小説(237作品)・作詞(506作品)を創作しています。ブログも創作も《Evergreen》な風景を描ければと思っています。

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小説を書き続けていますが実はブログで好きな歌詞を紹介してきました。そんな中で自分でもオリジナルの歌詞を創作してみようと思い1日1曲書き綴ってきました。そこで今回それらを紹介していこうと思います。期待しない?で目を通してもらえればと思います。

■ タイムカプセルからビートルズ


(1)中学卒業 記念に埋めたタイムカプセル
   還暦迎えたクラスメイト 投げ掛ける言葉もない
   それぞれが見つめてきた風景 想い出になり損なう
   いい歳を重ねたと お互いに慰めあう
   俺だけが仲間はずれ あの時のままだよ
   今更何をしにきたのか やり直そうなんて考えた
   どこまでも救われない 俺が俺に戸惑うだけさ
   
(2)あれから半世紀 集まった人の名前知らず
   誰も知らぬ当時の想いを 俺だけが知っていたよ
   何故なら俺は俺に期待した 夢が叶う叶わない
   大好きなビートルズ バンドで夢を手にする
   自由が見えていたよ それまでにないほどの
   長い髪がすべてを変える 夢に近づけるはずだった
   それなのに手にしたのは 冷たい夢の欠片

(3)好奇心が集うよ 自分の残したメッセージが
   掘り出されて読み上げられるよ 俺は俺に投げ掛ける
   あの時の感性を忘れたし 許せない俺がいたよ
   手放したギターさえ 頭に浮かんで消えた
   どれほど夢中になり 夢を追い掛けたか
   手放すには惜しくもない夢 タイムカプセルから飛び出す
   それでもあの日あの時 俺は夢をみていたよ

(4)行き場なくしているよ 昔の夢と今の現実
   皆同じさと慰め言葉 掛けてみても始まらぬ
   手放したはずの夢が再び 俺に纏わりつくから
   今更手にすること 消極的な俺
   今も昔も下手な 字で描く夢だけ
   浮雲みたいに彷徨うよ 今更俺が俺に期待
   気恥ずかしいくらいだよ それでもいいさと行く 


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■レーベル《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ》間々田陽紀 詩の世界~メロディへ誘う詩集

【第1集】 【第2集】 【第3集】 【第4集】 【第5集】 【第6集】 【第7集】 【第8集】 【第9集】 【第10集


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【第2集】

《51》校内放送でビートルズ
《52》今何故、500マイルも離れて
《53》天窓から眺めるロンドンの街
《54》私は夢見るシャンソン人形
《55》あなたの住む街の空の下
《56》ありきたりな風景よ
《57》俺たちのジュークボックス
《58》タイムカプセルからビートルズ
《59》ライトハウスで出逢った、あなた
《60》閉ざされたままのギターケース
《61》さよならフォークソング
《62》遅れてきたフラワーチルドレン》
《63》ソー・ファー・アワエイの流れる街角
《64》サザンカンフォートを抱えた娘(ひと)
《65》スラックキーギターに魅せられて
《66》君似合うね、ビーハイヴヘア
《67》さらばイエロー・ブリック・ロード
《68》ミニシターより愛を込めて
《69》あなたと私のランナウェイ
《70》ゲバ字の消えた夏
《71》遅れて来たラヴレター
《72》もうラヴソングは歌えない
《73》まるで俺、フール・オン・ザ・ヒル
《74》ニルソンが語りかけた夜
《75》届かぬエアメイル
《76》あなたはクラプトンが大好き
《77》終わらないメロディ
《78》振り返る俺
《79》めぐり逢えたら
《80》奇跡のクリスマスイヴ
《81》風に問い掛けろ
《82》お前が残した言葉
《83》すれ違いのスイートハート
《84》想い出のコンサートチケット
《85》雨の日は あなたの好きな歌を
《86》気が付けばそこに 救えない俺がいた
《87》あなたギタリスト、私コーラスガール
《88》忘れ去られたロックシンガー
《89》コンサート会場の二人
《90》バスに乗ろう
《91》小さな出来事
《92》レコードを聴こう
《93》このリフに身を任せて
《94》エキストラ
《95》画廊のあなた
《96》レオンを聴きながら
《97》ロマンスは古書店から
《98》路上ライブの君と
《99》ミルキーウェイを眺めながら
《100》消えた伝言板