オリジナル作詞 《№82》  あの日ギャラリーで | 《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

《遠い昔、深夜放送が好きだった人たちへ贈る小説》間々田陽紀の世界

■好きな音楽、好きな映画、好きなサッカー、好きなモータースポーツなどをちりばめながら、気ままに小説(236作品)・作詞(506作品)を創作しています。ブログも創作も《Evergreen》な風景を描ければと思っています。

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★小説を書き始めてから、もう7年目に入りました。もっとも集中して書き始めてからは丁度4年が経ちました。実はブログで好きな歌詞を紹介していましたが、気軽な気持ちで自分でもオリジナルの歌詞を創作してみようと思い1日1曲書き綴ってきました。そこで今回それらを紹介していこうと思います。期待しない?で目を通してもらえればと思います。

■ 《№82》あの日ギャラリーで

(1)あなた描いた画 見るため通うギャラリー
   色使いが素敵 私見つめるだけ
   僕の画どうですか? 突然あなたからの声
   振り向く先 飾り気のないあなたがいた
   戸惑いながら この画好きですと私
   それならあげるよ 意味不明な言葉
   そこには画を描くこと 諦めたあなたがいた

(2)あなた描いた画 一際目立つギャラリー
   心動かすこと 出来ない冴えない画
   あなた蔑むだけ 私にはそれだけない
   悲しみだけ それ以外に見えるものある
   何が見えるの? 問い掛けに戸惑う私
   大した画でない 自分から見放す
   私には見えたのよ 画の中にあなたがいた

(3)あなた描いた画 戸惑いばかりギャラリー
   失うことだけが 怖いことと思う
   野心が遠ざかる 今あるもの手放すだけ
   すべて話す あなた私に心開く
   返す言葉が 探せないでいる私
   弱さが救いよ 私からのエール
   大切なもの探す 困惑のあなたがいた

(4)あなた描いた画 涙色誘うギャラリー
   見つめるだけ涙 止まらない私よ
   隠せない何かが あるけど敢えて訊かない
   辿り着いた 僕しか見えない世界へと
   言葉遊びさ 心見えないの私
   触れてはいけない あなただけの時間
   私の想いさえも 届かないあなたがいた