おはようございます。
昨日のテレビでGPSを使って二十数年前から地震の研究を続けてきた京都大学防災研究所の准教授西村卓也先生が話していましたが、熊本地震の後、何週間か前にテレビで、「1に今回起きた鳥取と、2が四国北部伊方原発付近、3が琵琶湖の西部に大きなひずみが有る」と予想をしていたそうで、出演者全員がその事を指摘していました。、予想が的中してしまったと…。
間違いなく南海トラフにエネルギーが溜まっていると、何人かの地震学者が言っています。過去には1891年の岐阜で起きた濃尾地震(M8.0)、その後1943年鳥取地震(M7.2)が起きたあとに、1946年和歌山沖の昭和南海トラフ地震(M8.0)と呼ばれるもので死者、不明者1443人が起きています。
この位置関係を繋ぐと、三角系になる…。今回も1995年に阪神淡路(M7.3)、2000年に鳥取で(M7.3)、そして今回再び鳥取で(M6.6)、これを重ねると同じような三角系で結ばれます。
本来は西日本は、一枚のユーラシアプレートの上にあると思われてきましたが、今回の研究で細かなプレートに分かれている事が解ったと教授は言っています。濃尾、鳥取、和歌山との三つの地震と、阪神淡路、鳥取、と今回の鳥取を地図の上で重ねると全く同じような三角系になります。
間違いなく南海トラフに、ひずみが蓄積していると言う証であると考えられますし、平安期から見ると過去の内陸部で起きた地震は、総て南海地震に繋がっているそうです。
四国の伊方原発が再び稼働し始めているのが気に掛かると…。ひずみで見れば、愛媛と琵琶湖は要注意であると西村教授は言っています。現在この調査は日本中で1300か所あるそうです。
政府も、電力会社も利益追求より国民の安全を考え、もう少し学者の言葉に真摯に耳を傾けたらどうですか?!南海地震が起きると早いところでは僅か数分で押し寄せる津波が怖い…。本当に原発は大丈夫なのか??福島の二の舞はこりごりです。
台湾も原発廃止を宣言しました。唯一の被爆国であり、原発でも多くの被害を被っている我が日本は、懲りない国ですね……。
また書きます。