おはようございます。
昨日の報道で、アメリカ大統領予備選でのクリントンとトランプの現在の支持率の世論調査が報じられていました。クリントンが47%、トランプが40%、現在は僅かですがクリントンが優勢であるという事です。
しかし、これ程当てにならないものはないですよ…。昨年からの予想で、トランプを当てた評論家は唯の一人もいませんでした!11月の本選挙では、民主党のサンダース支持者の票もトランプに流れるのでは?と一部報道されています。今のアメリカは本当に解りません…。
中国の『呂氏春秋』の中に【道家】の流れをくむ【田駢(でんべん)】の言葉を思いだします。「衆知をもってすれば、堯、舜を畏(おそ)るることなし。」と。堯も、舜も英知を持った古代の聖王ですね。
“いくら優れた知能を持っていても、それはあくまで個人の知恵であり、個人から発揮される知恵は大衆の知恵には及ばない”という意味です。
即ち、国を安定させるのは優れた個人ではなく、大衆の力であると言う事ですね。こう考えると今のアメリカは、恐ろしい方向に国民の力で歩き始めているようです…。逆に言えば、国民の無知(人種差別、宗教弾圧など歪んだ考え)が、この動きに拍車をかけているのでしょうか…。
もしトランプが大統領になれば、世界をも狂わせるかもしれませんよ。クリントンが良いかトランプが良いかは私には解りませんが、言動を見る限り、自ずと解るのではないでしょうか……。
また書きます。