おはようございまう。
12日にフランスでテロ反対のデモ行進があり、全仏で370万人の人達が声を挙げました。その中には、フランスオランド大統領、メルケルドイツ首相、キャメロンイギリス首相やイスラエル、パレスチナなど50カ国の首脳級の人が集まりましたが、私は少し疑問を感じます。
今度襲撃されたシャルリー・エブドという新聞社が、またムハマンドの風刺画を掲載するようで、すでに300万部の注文が来ているそうです。テロや人殺しは絶対に許せる事ではありませんが、風刺された側に立てば自分達の崇拝する神や指導者を小馬鹿にする様な風刺は許せるはずがありません…。
『テロや殺人は駄目だ!』と、きちんと言葉で書けば良いのにと私は思います。確かに言論や記事は自由であるべきですが、イスラム教徒にとってはうち捨てて置けない問題なのでしょう。いくら自由だからと言って相手の心を刃物でえぐるような風刺は控えるべきですよ。
今も1万人ものフランス軍が警戒に当っています。フランスには人種問題や移民問題など複雑な問題が背景にあるようですが、とも角、宗教風刺は止めるべきだと思います。それが300万部もの注文が来るとは…こんな事をすれば再び同じ事が起きますよ。人殺しは許せないが、私たちも節度ある良識を持ちたいものです。
また書きます。