おはようございます。
8日の夜に愛知の従妹から、「喜三郎兄さん(従兄で電話の兄)の奥さんが、今日(8日)の朝に突然亡くなった」と電話があり、本当に驚きました。
朝9時ごろ味噌汁を作っていて、「何だか変だ…」といって横になり、その後すぐに近くの病院へ連れて行ったところ、病院が救急車を呼び別の大きな病院へ搬送…。しかし、その病院で「ももはや手の施しようがない」と言われ、倒れてから2時間半ぐらいで亡くなってしまったそうです。病名は心臓大動脈流乖離という病名で、要するに一番大きな動脈が心臓から離れてしまった、という事です。人間の身体は複雑ですね…。
正月2日の日に、家族全部と親戚で新年会を開き、カラオケなどで大いに盛り上がったそうです。喜三郎さんは私の事を、本当の弟のように可愛がってくれて、私が16歳の時に愛知の海でスキューバダイビングや知多湾で底引き網でのシャコ漁を体験させてくれました。その船内の大きな釜で、取れたてのシャコを茹でて食べさせてもらったことは、いまだに忘れられません。数えたら限がないくらいに色々教えてくれました。
奥さんも「喜照君、喜照君」と可愛がってくれた人です。電話を貰い9日は午後から病院の検査だったのですが、検査は後日にし、薬だけ貰って愛知に一人で車で行きました。喜三郎兄は若い頃から涙を見せた事はなかったのに…今回始めて泣く姿を見ました。
通夜の後、二人で3時間ほど一杯飲んだのですが、今後の兄の方が心配です。相当気落ちしていましたから…。告別式やその他の法事を済ませて10日の夜に帰宅しましたが、従兄夫婦は結婚してから50年だそうです。半世紀ですよ……本当にお互いが手足のようだったのでしょうね。
私達夫婦も結婚して27年になりますが、 私などは一人では何にも出来ない…情けない事です。人間とは不思議な生き物で、自分の死もそして身近な人間の死も何にも考えていない。だから突然に起こった出来事に動転してしまう…。生きている限り、必ず遅かれ早かれ別れは来るのですから、この年になったら普段から覚悟して生きるべきですかね……。後僅かな時間です。子供や孫達に良い思い出を残して逝きたいものです。
また書きます。