おはようございます。
この地球上の人工物を宇宙から見て、肉眼で確認できるのは万里の長城だけだそうです。凄い建造物です、それも最初に造り始められたのが、紀元前千年近く前ですよ。春秋時代には、小国を入れれば四十近い国があったようですが、どんどん小国は大国に吸収されていき、二十四くらいにまで減り、戦国期には十六国ぐらいになって、最後は秦の始皇帝が統一しますが、文献ではやはり最初の長城は、殷(商)まで遡るみたいですね。
最初に造ったのが「衛」や「鄭」等で、「秦」も造っています。戦国期になると「趙」の武霊王が本格的に造り、その時にはやはり「秦」も造っていました。今回の調査は「秦」や「明」などの各時代に造られた『万里の長城』を合計した全体の長さが2万1千キロを超えている事が、中国の国家文物局の調査で解かったそうです。中国共産党機関紙(人民日報)が発表したことです。
世界文化遺産に登録されている「明」時代建造の長城の総延長が、8851.8キロである事はすでに公表されていましたが、13日付けの人民日報によると「秦」や「漢」などの時代に築かれた長城についても、昨年末までに4年余りを掛けて全面的に調べた結果、計1万3千キロ以上ある事が判明したそうです。中国の「1里」は現在の500メートルで2万1千キロは、4万2千里…。万里をはるかに上回る長さです。
それにしても中国の歴史は凄いの一言ですが、これだけの民族が何で海でも、陸でも世界を脅かすのでしょうかね?やはり国家の為政者の政治思想に問題ありですか・・・・・・・?
また書きます。