おはようございます。
昨日、たまたま見たテレビで、伊豆半島の防災対策の遅れが指摘されておりました。各自治体の首長が出演して話していましたが、ほとんどが「指摘どうりであり、早急に対処をしなければいけない」と…。解かっていても、どうにもならないもどかしさがあるようです。
先日の伊豆新聞によると、関東大震災では伊東市にはさほどの津波は来なかったようですが、元禄時代に起きた地震(伊東では元禄津波と呼ばれている)で大きな津波が来て、かなりの被害が出たようです。その津波は現在の伊東競輪場の先まで波が来たようです(河口から2~3キロですかね)。現在に置き換えて、もしそのような津波が起きたら、相当の被害が予想されます。今度の三連動型の地震が起きたら、太平洋沿岸には、場所によっては10メートル以上の波が来るし、伊東では地震発生から8分ぐらいで津波が押し寄せると思った方が良いそうです。これはあくまで学者たちのシュミレーションでの事ですが…。
昨夜、娘との話の中で「とに角、地震が起きたら一人で高台へ逃げなさい」と、再度確認を取りました。…とは言え、やはり身内の事を考えてしまう。この度の東北震災でも多くの方が、身内の事を考えて家に戻り、津波に遭遇して尊い命を失った。この教訓を忘れてはいけませんね。これも昨日のテレビですが、日本アルプスは現在でも年間4ンセンチ隆起しているそうです。原因は、フィリピン海プレートが太平洋プレートを押し上げているからだと…、驚きですよ自然というか地球は本当に生きているのです。
原発に変わるエネルギー対策を、東京都の石原都知事と猪瀬副知事が打ち出しましたが、大変良い事だと思います。これからは、各都道府県が独自にエネルギー対策を考えてやり、総てを国に頼らずにやっていけば、すべてにおいて日本全体に及ぼす影響は少なくて済みますよ。それにしても、天然ガスとは良い所に眼を付けたものです。ガスはこれからどんどん安くなりますよ。
また書きます。