老子の思想、小国寡民(しょうこくかみん)とは! | 脳溢血からのゆうき

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おはようございます。


昨日、羽佐間様より午前中にお電話を頂き、良い機械だから一台送るように、というご連絡をいただきました。ありがたい事です。あの方から「良い」という言葉をいただいて、一安心です。スポーツ万能であり、スポーツキャスターでもある方なので、ほかの誰の言葉より、私にとっては万感の響きがあります。


さて、現状の日本は…被災地の惨状は、遅々として復興が進みません。私は老子の「小国寡民(しょうこくかみん)」という言葉を思い出してしまいます。今大国と言えるのは、アメリカ、中国ですよね。日本など間違っても大国とは言えません!昔アメリカでベストセラーになった『大国の興亡』という本があったのですが、何故アメリカは衰弱しつつあるのかと…。

大国とは滅ぶものだと…。これはアメリカ国民が、建国の精神を忘れたわけではなく、これまでアメリカを盛り上げてきた経済力が、大国になったがゆえに、大国の体面を保つための軍事や防衛など、国力の維持に使われ、ついに支えきれなくなったと…。


中国古代でも『晋』という大国が、余りにも大きくなりすぎて『韓』『魏』『趙』という三国に分かれたのです。老子の言う小国寡民とは、「少ない国に少ない住民が居て、便利な物などは用いず、人々は遠くに移住する事もない。船や車があってもそれに乗ることはなく、軍隊などはもちいない」と…。


私が言いたいことは、東北の被災地は県にしても、各市町村にしても、小国どころではありませんよ!何百人、何千人という単位です。これだけの少ない人間を救うことさえ出来ないわが国の政治には、唖然とするほかはありません。“ポスト菅”の攻防がたけなわですが、本当にお粗末な議員たちですね!


また書きます。