おはようございます。
昨日、中部電力社長から「浜岡の原発を全部停止する」という発表がありました。けだし英断です。地震、津波対策をきちんと見直して安心、安全の再確認をして再び稼動させればよいですよ。これは中部だけではなく、我が国全部の原発の見直しを、政府ははっきりと各電力会社に言うべきです。再び福島のような事が起きれば、本当に日本沈没です。
九年前に亡くなった歌人富小路禎子(とみのこうじよしこ)さんの一首に
「服あふれ、靴あふれ、籠にパンあふれ、足るを知らざる、国となり果つ」というのがありますが、日本人を含めて世界中が食べ物にしても、着るものにしても、ましてや電気など“足りる”という事を少しも考えずに・・・・。
蛍光灯は何時ごろ出来たのですかね?我々子供の頃は、裸電球で30W、40、60、100Wでした。一般家庭では40~60Wがおもで、100Wを使うのは特殊な場所(例えば病院など)でした。それと、停電などはしょっちゅうの事。「雷が落ちた」「電力が足りない」と、どこの家庭でも、ろうそくは直ぐ出せるようにしてあった。現代は何もかも飽食の時代、あまりにも文明に甘えてる。
どこの国の人類学者かは忘れてしまいましたが、「このままでは人類は遠うからず滅びる」と…。ハンコックも『神々の指紋』という著書の中で、1万2千年前に人類は絶滅しかけたと…世界各地でその痕跡があるそうです。
今、本当に地球は危険な時を迎えています。温暖化は、深刻ですよ。電力というエネルギーを、原発や石油に頼らないで、太陽熱や風力など自然エネルギーを考える時に来ているのかも知れません。
また書きます。