お早うございます。
昨日、気象庁より梅雨入りが発表されました。そうして雨の中往復7年、3億キロの旅を終え、はやぶさがこの地球のオーストラリアの砂漠に無事帰って来ました。長い間ご苦労様と言って上げたいですね。
さて宇宙といえば、我々人類にはもっとも身近な存在は、太陽と月ですね。そして人類が古代から暦を作り、その基本としたのが太陽と月の運行です。それが「太陰暦」と「太陽暦」です。
日々に暗黒の天空に輝き、日々に格好の目印になったのが月です。古代より中国、インド、ギリシャ、アラビア等、多くの国で利用されて太陰暦へと発展しました。
そうして太陽暦は、ナイル河の洪水期を予知する為にエジプトで考案され、様々な改良が加えられて、今日私達が使っている暦、グレゴリオ暦になったとされています。
日本では『日本書記』に太陰暦が書かれています。正確には「太陰、太陽暦」が本当ですが・・・・。
日本に入って来たのは中国で使われていた物です。日本書記では一年12ヶ月を四季に分けて、1月~3月を春、4月~6月を夏、7月~9月を秋、10月~12月を冬としています。現在でも残っている言葉に、春3月などと良く使いますよね。
暦が出来れば、今度は時間ですよ。人類は凄い。時の流れを知るのは時計です。その刻の流れを計るのに、古くは中国では土柱を作り、柱が作る影の変化で時間を知る物で土圭(どけい)という物が考案された。時計とは、土圭(どけい)に語源があるとされています。
こうしてみると古代人にも現代の人間にも関わりがある。宇宙の太陽、月、ひいては火星、木星の運行まで古代の人達は解かっていたみたいです。
驚きます。現代社会も現代人も古代からの知識、習慣など全部が綿々と続いている物なのですね。
又書きます。