竹谷とし子です。会期末が近づき、国会運営上でも様々なことが起こってきます。どこまでも、国民のお声を政策に反映するため、連日の委員会質疑に政策を議論する公明党部会にと走り、その合間に時間をつくっては現場に足を運び、公明党の政策をお伝えに活動しています。

 

6月7日夜は、長橋けいいち都議会議員と公明党政経フォーラムで話をさせていただきました。都議会はこの日が議会最終日だったそうです。

 

 

 

私からは、児童手当など、都議会で公明党が政策を実現して全国に展開していること、そして、東京の中でも、豊島区では、長橋都議会議員が牽引力となって空き家対策の推進や待機児童ゼロを実現し、他地域のモデルとなっていることをお話させていただきました。

 

 

また、この日の午前中の参議院本会議では、法務委員長解任決議案が民進党2名から提出されましたが、反対多数で否決されました。

 

野党の主張は、参考人の出席を職権で決めたからということですが、民主党政権で前例があります。参議院規則で認められています。また、総理の発言を問題視していましたが、委員長とは関係ありません。職権で委員会を開催したのが気に入らないということですが、理事会で約1時間も与野党理事の意見を丁寧に聞きましたが、民進党理事が席を立って出ていってしまったのです。委員会の定例日です。民進党が充実した審議を求めるのなら、むしろ委員会を開催することはいいことであるはずです。

 

委員長に運営上の問題は全くありませんでした。

 

(写真:毎日新聞 川田雅浩氏撮影)

 

秋野議員は、法務委員長という重責を担いながら、大分県豊後大野市の地割れ現場に足を運び、被災した農家の方々の声を政府に届けています。

 

 

 

 

6月8日は朝8時30分より公明党都市農業振興プロジェクトチーム会合で、都市の生産緑地の貸借制度導入に向けた議論をつめました。都市農家さんや農福連携に取り組む方々が待っていらっしゃいます。

 

 

午前から午後にかけて参議院農林水産委員会が行われ、畜産安定化法案の採決に先立ち、酪農家の経営安定と所得向上のための方策について、質疑させていただきました。牧草地の改善により、輸入飼料を減らしてコスト削減できる取り組み例が、農水省から示されました。牧草と輸入飼料、また牧草でも、農薬や化学肥料を控える場合とそうではない場合、牛を多産にして長く飼う方法など、色々な酪農経営の方法があるようです。機会があればもう少し議論を深めたいと思います。

 

 

また、365日休みのない酪農家の負担を軽減し、新規就農希望者にとって酪農を体験する機会にもなる、酪農ヘルパー制度への支援や、農業研修内容の充実を求めました。

 

 

夜は、日本公認会計士協会東京会新宿会の懇親会に出席。古城まさおさんも挨拶しました。

 

その後、離島振興関係者らで、高野元佐渡市長=元全国離島振興協議会会長を囲み、懇談しました。2011年8月、離島振興法改正に向けての佐渡島視察でもお世話になりました。

 

6月9日は、参議院本会議で、天皇の退位等に関する皇室典範特例法が全会一致で成立したのをはじめ、12本の協定・法案が成立しました。

 

午後は、参議院沖縄北方問題特別委員会で、参考人の方々のご意見を伺い、質疑させていただきました。

 

 

 

 

来週も農林水産委員会で審議すべき法案が2本あります。しっかり審議にのぞみます。

 

今週の農産物

 

茨城県産の大根とパプリカ。数年前までは、オランダ産、韓国産しか見かけませんでしたが、日本産のパプリカが買いやすくなってきました。

 

 

先月のカブと同じく、土壌にこだわって栽培された大根。買った時は葉っぱがしなびていたのですが、生産者の方が、「水につけるとシャキッとしますよ」と仰っていたので、そうしたところ、水を吸って本当に元気になりました。サラダのように、生でも食べられる大根の葉です。食品ロスゼロです。

 

 

珍しい形のキャベツ。柔らかくて、甘いです。

 

 

良いキャベツなので、少し硬くて傷がついている外側の1~2枚の葉も捨てず、きれいに洗って、いただきました。水をふって少しレンジで温めると食べやすくなります。

 

 

広島県や福島県でつくられた調味料に助けていただきました。農産物がおいしくなります。

 

中山間地の農業を振興する方からご紹介いただいた、東京駅構内にある、全国の特産品を扱うお店 良品工房 ニッコリーナ で購入しました。

 

調味料は余らせて食品ロスになりがちなものの代表格ですが、こちらは最後まで美味しく頂けそうです。生七味の方は冷凍し、つかう分だけ自然解凍します。

 

 

日本の農林水産業の振興、食育と食品ロス削減をすすめます。