長い間悩まされていた音像定位が定まらないという問題で、結局はパチモンの電源ケーブルを疑いもせず使っていたのが原因という、お粗末な結果でした。
その後、プラグをまたまた懲りずに中華製の安物に付け替えて作成し直したのですが
何だかモヤっとした気分になったので………
そっと外して押入れ行きになりました。
そのような感じで一つ問題が解消されたのですが、実はもう一つありまして。
それが、ネットワーク再生の不調です。
現在我が家の音楽再生環境は、完全にネットワーク再生オンリーになっています。
Roon+TIDALがメインに。
NASも撤去したので、ストリーミング再生に特化した環境です。
<現在の構成>
① ミニPC(Roon ROCK仕様に改造)
↓
↓ LAN Cat8
↓
② スイッチングハブ NETGEAR S8000
↓
↓ LAN Cat8
↓
③ Silent Angel M1T
↓
↓ USB DH labs mirage USB
↓
④ Singxer SU-2 DDC
↓
↓ IIS SIKAI 8K HDMIケーブル
↓
⑤ GUSTARD A26 DAC
↓
↓ XLR
↓
⑥ プリアンプ
大まかにこの様な感じで組んでいます。
さて、今回のお題でもあるネットワーク再生の何が不調かと言いますと、簡単に言うとRoonが再生デバイスを見失うという現象です。
M1Tで再生している場合
左下にRoon Ready機としてM1Tが表示されています。
これが不調になると
この様にオーディオデバイスが見つからないという表示になり、再生も出来ません。
Roonの設定からオーディオを選択してみても、再生機器からM1Tが消えてしまいます。
M1Tの管理アプリを開いてみると、必ずRoon Readyが無効に変わってしまっています。
こうなると何度有効に切り替えようとしてもダメでして、本体を何度か再起動してやっと元に戻るといった訳の分からない現象です。
この現象は、実はRoon導入時から結構な頻度で起こっていまして、ここ最近は特に酷い状態になっています。
例えば、5時間Roonで音楽を聴いていたら6〜7回は再生が止まるぐらいな頻度です。
これは音楽を聴く環境として、耐えられる限度を軽く超えちゃってますよね。
さすがにこの状況に耐えられなくなってしまったので、機器の故障は無いと信じて(切実な願い)
手を入れやすい物から一つずつ原因を探っていく事にしました。
それで少し前に
LANケーブルを全取っ替えしてみたのでした。
あれから結構経ちましたが………改善されず。
どうやらLANケーブルは関係無いみたいです。
となると次はUSBケーブル。
オーディオグレードの結構良いケーブルなので、ここじゃ無い事を願ってPCを使って動作確認。
特に問題なく使用できているので、コチラも違う。
残るはi2sケーブルとして使っている SIKAI というHDMIケーブル。
Amazonレビューでの評価も高くて、DDCのSU-2をカスタマイズしているエンジニアの方がイチオシしているケーブルです。
このケーブルの検証は………家の中に転がっているHDMIケーブルを使ってみるっていうのもどうかと思いまして、i2sケーブルと銘打って最近発売されていて気になっていた
Shanling L8 というこれも中華メーカーの製品を試しに購入してみました。
安定の中華パッケージでしたので、どうなることやら。
i2sケーブルを交換して今まで2時間ぐらいはRoon再生をしていますが………
もしや原因特定したかも。
非常に安定して再生されています。
出音もエージングがこれからですが、悪くないです。
今の所、かなり疑わしいのがコイツです。
ですが、このケーブルの不調でRoon Ready が無効になったりデバイスを見失ったりするのかな?という疑問もあります。
非常に硬いケーブルなので、端子内のどこかに負担が掛かっているのか、最初からハズレの製品だったのかもしれません。
…………またもや中華製品か。
まだこのケーブルが原因とは断定できませんが、かなり怪しいのは確かみたいです。
これだから中華製は〜(-。-; と言いたい所ですが、我が家のシステムの半分は中華製品なんですよね。
プアオーディオとしては、中華製品は避けて通れないので、ハズレを引いたら運が悪かったと割り切るしか無いですね。
このまま調子良くいってくれたら良いのですが。