稲葉浩志NHK単独インタビュー続編 | とまみーのB'z MANIA☆JAM

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2024年2月6日   ブログの日


【豆知識】

Ameba関連事業とインターネット広告代理店事業を主とする株式会社サイバーエージェントが制定。

日付は「ブ(2)ロ(6)グ」と読む語呂合わせから。インターネット上のサービスのひとつであるブログ(Blog)の普及が目的。ブログを開設して、ブログを楽しむ日にしようとサイバーエージェントが運営する「Amebaブログ」ではブログを楽しむイベントなどを行う。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されたそうです。



「どんなジャンルのブログが好み?」
音楽、スイーツ、パン、お弁当、動物、紀行


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東京都心や関東地方の平地でも
昨日から大雪になったみたいですね
今朝は銀世界だったりしますよね
積雪やアイスバーンになっていたりと
寒さ対策と共に雪で休みじゃない皆さま
通勤、通学時の転倒や事故等に
十分お気をつけてお出かけ下さいね注意

TAKはL.Aかなキョロキョロ
稲葉さんは東京!?

私の街では昨日は最高気温が5℃
昼間でも4℃で体感気温はもっと
低く感じますが朝から冷たい雨で
雪にはなっていないです。 
帰宅時は風も強くてカッパ着ていても
濡れた泣
今日もそんなに気温上がらないみたい
風邪引かないように気をつけなくては。




1年近く前になってしまいましたが
稲葉さんがNHK「ニュースウォッチ9」
出演した時に番組内では収まり
きれなかったインタビューの内容を
昨日に続いて掲載しますね。





―35年間で、社会のうねりや動きがあったと思うんですけど、それを意識して歌詞を作ることはありますか?

稲葉
報道が大好きというレベルじゃなくても、日常生活の中に見えてきたり、聞こえてきたり、影響が出てくるようなニュースに関しては詞にも影響してきます。結局、同じ社会の中で生活しているので、その中で詞を書くとしたら、周りにある題材からピックアップするものは当然ニュースに流れていることと同じです。そういう意味では影響も多々あります。

―最近リリースした曲でそういうものはありますか?

稲葉
新型コロナです。外に出られない状況とか、そういう時間が長かったじゃないですか。それは僕に限らず皆さんそうだったと思います。そういう状況でレコーディングをやっていたので、閉塞感もありました。今までなかった意識の違いが問題になったりとか、人と人が遠ざかったりするのがとてももどかしかったです。今までそんなのなかったのにという…。二次的な影響もどんどん出ていることが、もどかしいなと思いながらやっていたのは覚えています。

―去年リリースされた「SLEEPLESS」という曲はまさにコロナ禍が描かれていますね。

稲葉
コロナウイルスがはやると、えたいが知れないので、やっぱり恐怖が先行して。とにかくそこから逃げるみたいな、我先に逃げるみたいな心理でした。当然僕も含めそうだったんですけども、そうした時に、どこかしら他人のことはそっちのけみたいになっていくと思うんです。

街の灯り(あかり)は消され
人々は戸惑い彷徨う(さまよう)
そもそも悪いのは誰?
探したって見つからん
                      B'z「SLEEPLESS」(2022)より




稲葉
誰かが感染したら、その人との距離ができたりとか。そこで、いろんな人の意見の食い違いとか意識の違いで、仲良かったのに少し疎遠になったりとか。あとは、会えないっていうことだけで、疎遠になったりとか。「もしかしたら試されているのかな」という感じもしました。どれだけ絆が強いのか、信頼関係だとか。「こんな問題、コロナウイルスがはやらなければ起こらなかったのに」とは思っていました。

―その時期を言葉として残しておきたかったんですか。

稲葉
シンプルに歌いたかったです。

―純粋に自分の気持ちや思いを伝えたいんですね。

稲葉
そうです。その時にあった出来事による、人と人とのつながりに起きたこととか、生まれた感情とかっていうことを多分歌詞にしたいんだと思います。マニアックなことを書きたいとは思っていなくて、コロナウイルスの場合だと、本当にあれは書かないではいられないというか、それを聞きたくないという人も当然いるわけですが、衝動が勝ったというか。

―他に社会情勢に影響を受けた歌詞はありますか?

稲葉
ソロだと「あの命この命」という曲があります。他にもいっぱいそういう曲がありますね。例えば、震災では家族を亡くされた方もいっぱいいらっしゃるじゃないですか。亡くなった方の写真だけが残っていたりとか、それに対する人の思いとか、そういうものもいっぱいニュースで届いてきました。ニュースが人に届いて、感じ方は人それぞれだと思いますけど、自分はこうだああだっていうふうに思ったりするのがすごく大事だと思います。

一歩踏み出すたびに 重いリュックが揺れ
その底にあの人の 手紙と写真
最前線(げんば)でためらうことは 許されず
こっちの愛のために あっちの愛を消す
あの命この命 どちらがどれだけ重いんでしょう
愛しい(いとしい)ものを初めて知った せめてあのぬくもりよ永遠に
          稲葉浩志「あの命この命」(2004)より




―リリースは2004年なので、時期的にはイラク戦争の影響もあるのでしょうか。

稲葉
戦争が起こった時に限らず、ニュースで「手術で誰かの命が救われた」とか、命に対してとても大切に扱う場面と、大ざっぱにというか、ぞんざいな扱われ方をする場面が日々交錯したり飛びかっていて、「これは何なんだろうか」というところから始まったんです。「爆弾が落ちて何百人なくなりました」みたいな話と、一人が助かりましたという話の“モノサシ”の違いというか。ニュースで毎日のように伝わってくるなかで、自分の疑問から始まりました。

―去年2月にはウクライナ侵攻が始まったという出来事もありました。

稲葉
そうですね。正直言ってしまうと、自分が一番根本の問題を解決する力はないと思っています。ただ、「これってまずいよね」という当たり前のことを歌によって、人と共有できればと。ウクライナに限らず、イラクのときもそうですし、ニュースの中で例えば軍の人やその家族のストーリーもいっぱいあるし、そういう話がいっぱい出てくるじゃないですか。そういうものに非常に心動かされることはあって、それが歌詞に影響したりします。そういう状況を皆さんも知っていて、僕も知っている。その時代に一緒に生活していて「どうなんですかね?」という。それで戦争が止まると思わないけど、疑問を共有するというか、事実確認というか。

―「あの命この命」の歌詞を拝見した時に、直球で描かれているところが珍しいと感じました。

稲葉
あまりああいうものを書いていなかったんですけど、ギターだけの簡単な曲で。昔は、反戦歌とかがはやった時代、フォークソングが歌われた時代もありましたけど、そういうスタイルを当時は意識してたんだと思います。

(つづく)