このブログは、シマダさんのポーカーの高速道路とけもの道と、ポーカー道さんのSPRの記事を読んで書きあげたものです。リンクはいずれもSPR関連の記事に飛びます。まずはこの2つの記事を読んでほしいのです。
…さて!かたっ苦しい導入はここまでだ。
さて、上二つの記事を読んだ人が多いと思うけど、ここはもう1回SPRについての解説をさせてほしい。もちろん飛ばしても構わない。
SPRとは?
SPR…Stack to Pot Ratioとは、単純にスタックとフロップの直前のポットとスタックの比だ。M値?それはプリフロップ直前のポットとスタックの比だ。
これを使う目的は、プリフロップでのベットサイズを調節することにある。プリフロップの1BBの違いは、リバーのポットの30BBの違いになる。多分。すなわち、【リンパー×1+3BB】という常識を覆すのだ。
昨日俺がステ3でコロコロとベットサイズを3.5BBなりミニマムなり変えていたのはこのためである。とはいえ、終盤のアベレージ10BBくらいでこんなことしても意味ないので、できればこの知識を使うならある程度のスタックは欲しい所。20BBあれば上等。要は、コミットプランをより明確にしてくれるのだ。
SPRの計算方法は、フロップ直前のポットで、参加しているプレーヤーの中で最もショートなスタックを割る。
ポットが100として、参加している中で最もショートなスタックが1000なら、SPRは1000/100で10だ。
はい、とりあえず解説ここまで。次はこれを使った俺の考えを発表する番。
ブラインド-50/100 9-max,ポジションはBTN
スタックはみんな10000とする
UTGの250のレイズにCO,HJがコールした。
さて、絶好のポジションで多人数参加、かつスーコネ。ここはフロップを見に行きたい。コール。
両ブラインドもコールした。ポットは1500でスタックは9750。SPRは6.5…
6.5!?
待て待て待て、いつの間にそんなに低い数字になってたんだ!?
6.5ってことは、ターンくらいで簡単にコミットしてしまう可能性があるという事。
つまり、ドローだけで突っ込まなきゃいけない場面が来てしまうかもと言う事。
…おいおい、なんてこった。
仮にこれがUTGと俺のヘッズアップになった場合、ポットは650となり、SPRは約15になる。えええぇぇぇ…
当然のことながら参加人数が多くなればポットも大きくなりCbetも大きくなる。
けどスーコネは参加人数が多いほど有利。
あれ?スーコネの扱い方が分からなくなってきたぞ。
もうちょっと考え深めてきます(◞‸◟)