こんにちは、よら天子です
初めて会った人に、「映画館で映写をしている」と言うと
多くの方から「仕事中に映画が見れていいね~」と言われます
残念ながら、そのようなパラダイス仕事ではないのです・・・
映写機に使用するランプはものすごく熱くなるので、
常にファンがまわっていて、ダクトからその空気を抜いています
なので、映写室ではダクトのゴーーーーーという音と、
映写機のガーーーーーという音が混ざっていて、
小さい声や音は聞きとりにくいのです
(不都合な言葉は聞きません・・・じゃなくて聞こえません。ええ、聞こえないんです。)
その上、映写室から館内を覗くには、小さい窓から遠くのスクリーンを見るので、
こんな疲れる見方するなら仕事終わってから館内で見る方がパラダイスです
でも、仕事中は画面を見ないわけではなく、
正常に映っているか確認のためチラチラ見ます
これが厄介でして、楽しみにしてた映画の核のところや、
ネタバレというトラップにひっかかります
ハリー・ポッターのダンブルドア先生の最期とか、
GANTZ後編の二ノ宮君の末路とか・・・
CUTの秀二の最後の決断とか・・・
映写室で見ましたせつないです・・・
でもそんなネタばれしてても、逆に「見たい!」と思わせる映画もあります
現在公開中の『サニー 永遠の仲間たち』もそのひとつです
最初はあんまり見る気がしなくて、
80年代興味ないし・・・とか思っていたのですが、
エンドロール直前のシーンを見てしまいました
そのシーンが素晴らしくて、そのシーンだけで泣けてきました
後日、劇場に入ってちゃんと鑑賞しましたが・・・・・