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匣(はこ)


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箱: 品物をいれるための方形の容器


箱というものはそういうものらしいです。
おいらが思うのは
もう 中身が詰まってしまった箱は箱にあらず。

方形の形をした物が入っているシールドに過ぎない。
箱が箱であるためには中身が空であったり、スペースが十分に空いてなければならないのでは。
箱というものは空であるからこそ美しいような気もします。




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カメラの話。

あるカメラ雑誌で読んだのですが、
先日史上最高値であるカメラが落札されたそうです。

それは1950年台に作られたライカM3Dという、非常に特殊なモデルだそうです。
なんと落札価格は

2億円です。
いやあすごい!
買う人も買う人だな。

そういえば、先日カメラコーナーで見ていると、
モニターの右下に見慣れぬマークが出ていました。
おいらはオリのペンとOM-Dの使い方、機能はすべて頭にいれてるつもりだったのですが、
どうしても解明できないマークでした。
そのときは、おそらく「階調のレベルが+1になってるよマーク」かなと思っていたのですが、
それの設定を探し出すことができませんでした。

店員の人がちょうど来て「ご案内しましょうか」と言いましたので、
せっかくなのでだめもとで聞いてみたところ、
「なにかの設定が変わっているんだと思います」
という回答でした。

そりゃそうだろうよ・・・と思いましたが、
おいらが分からないようなものを店員の人が知ってるわけないので諦めました。
OM-Dのキットの12-50mmのマクロ付き電動ズームのことを
ハイズームレンズとか言ってるし、もう適当なことばかり言っててこっちが恥をかかせないように
気を使います。

その後、書店に行くとOM-Dとライト5のマニュアル本があったので
さっきの項目を調べました。

やっぱりおいらが考えたとおり、
ハイライト、シャドーの階調レベルだったようです。
OM-Dではそれぞれ、ライトやミニではどちらかがトーンコントロールとして
レベル調整できるようです。
つまりさきほどの設定では、シャドー部の階調が1レベル上げてあるということで、
言わば、ダイナミックレンジの暗いほうだけ広がってるといった感じかなと理解しました。
カメラなどの黒いものを撮る時なんかにアンダーにしても真っ黒につぶれにくくなるのかなと。
「部分的HDR」といった感じ。
まあ、こんなのを店員の人が知ってるわけないし、
理解できないでしょうな。
ちなみに上キー押して露出にしてinfo押すと項目が出るみたいです。

しかし、このオリの機種はすごいな。
設定が複雑で初心者には理解できないと言われていますが、
全部理解すればたいがいのことには対応できるすごいカメラだと思います。
カメラはマスターしようとすると最初はかなり敷居が高い趣味ですが、
おいらも若い時から何度かリタイヤしました
これだけデジカメが普及し、携帯電話にもほとんどついてて
だれでも写真をお手軽に撮ったりする世の中ですから、
おいらのように気合をいれて勉強してみるものいいかと思います。
どんなカメラでも理屈は同じですからね。
一度マスターしてしまえばこれからずっと、
写真を撮るという場面においてなにも迷うこともないですから。





おわり



冬の海


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140mmのコンデジです。


おいらが最近思っていることですが、
メールなど、漢字変換ソフトが使えると、
やたら難しい漢字を使って書いてくる人がいます。
なんでも変換すれば漢字が候補としてあがってくるからでしょう。

読む方は書く方より簡単で、
たとえば「憂鬱」なんていった漢字は書けないにしても
常用漢字だと思うのでそういうのは文面で使ってもけっこうだと思います。
おいらが言っているのは
相手方が読みにくいと思うような漢字を使わないほうがいいということです。
そういう配慮ができない人はなんというか自意識過剰だなとしか思えません。

おいらは自分がペンで書けない&書かない漢字は変換しないようにと決めています。
憂鬱という字は使いたいので漢字で書けるようにしました。

漢字が書けない人や、読めない人に限って
変換で難しい漢字を使いたがる傾向があるように思います。
漢字とひらがなとのバランス感でも文章の美しさは感じられるとおいらは思います。


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ちょっとしっぱいしました。
水平がでてませんでした。
ローアングルはバリアングル液晶じゃないと撮りにくい上、
日中は見えにくいですね。
おいらの場合は、波が強くて防波堤を越えて潮が飛んできていたので
早く撤退したく、確認しませんでしたので。


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冬の海。


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見たままの色で撮った写真を再現できました。

今回はなかなかバラエティに富んだものが撮れたかなと思います。
同じような写真は何枚見てもつまらないですからね。
じっさい数千円のコンデジでもこれほど楽しめるとは
以前のおいらには想像もできませんでした。

おいらが欲しいようなカメラを買えば
単純に今撮ってる感じから3割増し以上のものが撮れると思います。
画質の差と表現力の差がそれくらいは違いますからね。
よくいいカメラとレンズは
「空気までも切り取る」
というような表現をされますが、
本当にそう言わざるを得ないものもありますね。

でもぶっちゃけ、
写真の撮り方が分かってる人と、
分かってない人との差のほうがぐんと大きいと思います。
昔はよく、意味もなくかっこつけて斜め構図で車を撮ったりしてましたw
斜め構図にして広角でパースをかけると車は画面いっぱいに写しやすいですからな(;~_~)
あと、対角線を使うと長く直線がとれるので横に長い物が大きく写しやすいし。
ホイールとか写すときに広角側で撮ったらパースで歪んで変に写るのも知りませんでしたし。
テレビのゲーム画面を撮る時にも似たような原因で
モニターの枠が周辺歪曲したまま写してました。
クルマオタでこういう感じの人ってよくいると思います。
いいカメラに変えるより、雑誌などを読んで勉強して
いろいろなものを撮ってみるほうがぐっとよくなるとおいらは思います。

そうするうちに何が欲しいかどんなカメラ、レンズが自分に必要なのかが分かってくると思います。
おいらはいろいろ目移りしてきて
今はもうほぼ固まった感はあるのでタイミングと時を見て買おうとは思っています。




おわり


手ぶれ補正あれこれ(ドリフ風)


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マクロレンズとかあればなあと思う瞬間。
シャープペンは20年前にもらったやつで今でも使っています。


カメラのはなし。
おいらは今までいろんなミラーレス機種を試写しました。
以前はNEXが欲しかったので、
拡大MFアシストでマニュアルフォーカスを試したりしてなんとおもしろいカメラだろうと思ったものです。
そして最近はオリのペンミニ2やライト5などでMFアシストして拡大すると
「なんか手ぶれするなあ」と 感じていました。
オリの2機種はボディ内手ぶれ補正が効いています。
キットレンズのテレ端なのですが、
MFアシストして拡大したとき、NEXはもうちょっと撮りやすかったような気がするなあなんて
感じていたのです。
こんなに手ぶれしていたかと。

おいらは気のせいかと思っていたのですが、
なんとボディ内手ぶれ補正のオリのペンミニ2と、レンズ内手ぶれ補正のNEX-5Rは
根本的に手ぶれ補正の効き方に大きな違いがあるとか!

ちょっとカメラに 詳しい方は当然知ってる知識でしょうけど、
おいらはそもそも持ってませんし。知りませんでした。
なるほど、NEXのキットレンズはOISがついてるからレンズ内で手ぶれを補正している。
レンズ内手ぶれ補正はAFロックすると、モニターしている絵が補正されて止まって見える。
オリのペンミニ2などはボディ内手ぶれだからレンズに補正は載っていない。
ボディ内手ぶれ補正はセンサーがシフトして(動いて)補正するらしく、
AFしてもモニターの絵は補正されず止まって見えないらしいです。

そういうわけだったのか・・・
やっぱりおいらの感じた感覚は間違いなかった。
だからといってオリでも撮影した写真には手ぶれ効果は載ってるんですけどね。
ちなみにパナは、レンズ内手ぶれ補正なのでNEXと同じタイプですね。
レンズ内の方がAF中に絵が止まるので撮りやすいのでいいのですが、
レンズによっては手ぶれ補正付きでないものも多々あり、
その場合は、手ぶれ補正ボディじゃないと効果が得られません。
そしてレンズに手ぶれ機構を載せると値段が高くなったり、重さが増えたり
大柄な鏡筒になりやすいのでそういうデメリットもあります。
だから手ぶれ補正なしレンズでもどれでも補正されるオリのボディは
ある意味 素晴らしいのかもしれません。

マイクロフォーサーズでは最高のレンズという声もある、
ライカ名の25mmf1.4は補正ついてませんから、
パナボディだと手ぶれ補正されません。
20mmf1.7という定番レンズも補正なしですね。
パナは短い焦点のレンズでは手ぶれ補正をつけないような傾向あります。
標準距離のレンズは手ぶれしにくいからでしょう。
焦点距離分の1のシャッター速度以上ないと手ぶれしやすいと言われていますね。
これは換算で120mmなら1/120のSSがあったほうがいいよということです。
手ぶれ補正があれば2~4段くらい補正されたりするので
(機種や状況にもよる)
実際は1/60や1/30もあればよさそうです。

レンズに手ぶれ補正のないライカ名の25mmなどを
オリのボディに付けると手ぶれ補正されて撮りやすくなるという算段です。
ちなみにレンズに補正が載ってるパナもあるわけで
それをオリのボディに付けることもできます。
こうなると、補正がダブルでつくわけですが、
オリのボディにつけた場合、レンズにオンオフのスイッチ機構がついていないものは
レンズ側手ぶれ補正にはならなく、画面では止まらないそうですねえ。
まあパナのマイクロ用であればほとんどスイッチついてるようですが。
たしか、ペンミニ2やライト5はカスタム設定で
レンズ手ぶれ補正優先するみたいな項目があったと思います。
これを設定しておけばこういうときに自動でレンズ側補正を使うようになるみたいです。

W手ぶれ補正にするとレンズ、ボディと両方に補正が動作すると互いに干渉し、
あまりよろしくないようなことになるらしいです。
互いに打ち消しあうとか・・・
ですから、そういうときは本来はカメラ側でボディの手ぶれ補正をオフにするようです。
そうすればパナのレンズ内手ぶれ補正が使え、
AF時に絵が止まる補正が効くそうです。
なるほどすごい。

そしてオリにはOM-Dというカメラがあるんです。
これと同じセンサーでレンズならペンミニ2もライト5もどれも同等な写真が撮れるというのですが、
大きな違いとして防塵防滴があります。
OM-Dボディはちょっとやそっと雨降ったり水がかかっても平気らしいです。
電子水準器も内蔵されています。
そしてもうひとつの違いが5軸手ぶれ補正なのです。
ライトやミニは左右回転と上下回転方向の2軸みたいです。
5軸はそれに加えて左右の水平方向、上下水平、レンズ回転方向の補正みたいですね。

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おいらはあまり手ぶれ補正を気にしてなかったのですが、
上のような知識を得たことでいっきに注目することになりました。
OM-Dの手ぶれ補正はボディ内ですが、センサーが電磁石の力で常に空中に浮く方式だそうです。
これが強力で、レンズ内補正のようにAF中は絵が止まります。
だから、NEXのときみたいに
拡大MFしてもぐらぐらせずにしっとりしていて非常に撮りやすかったです。
そしてこのAF中に手ぶれ補正する驚異的な機能が
なぜか初期設定ではオフになっているらしいです。

だから知らない人はずっとその強力な手ぶれ機能を使わずにやっているということになりそうです。
おいらは家電屋さんで確認してみたところ、すでにオンにされていました。
有識者の方が設定されたのだと思います。

この手ぶれ補正システムの影響か、
OM-Dは電源をオンすると補正のオンオフにかかわらず
「サー」というホワイトノイズみたいな音がしているという話です。
この音が気になるという人がけっこういて問題になったりしてますね。
ちなみにおいらはこれを知ってて試写したんですが
店頭では音楽がなってたり、モニターにCMが流れてたりするので
その音を聴き取ることはできませんでした。
たぶん、パソコンのアイドリングや、ステレオの無音時のホワイトノイズみたいなのかなと
おいらは思ってるんですけど。
かなり耳を寄せて聴こうとしたのですが、確認できませんでした。
店頭くらいの日常生活音レベルならまったく聴き取れないくらいの音だということです。
まあ、部屋でひとりとか車で無音待機とかならよく聞こえるんでしょうねえ。

おいらはOM-Dとライト5は同等の写真が撮れると聞いて
じゃあ違うのはEVFと防塵防滴くらいかなあと思ってました。
おいらみたいにモニター見て撮って、雨や水がかかるようなところには持ち出さないという
大事に宝物のように使う人はライト5で十分、
そしてさらにバリアングルモニター、モードダイヤル、 拡大スイッチが必要ないなら
ミニ2で十分じゃないかと。
撮れる写真は同等なんだから・・・
なんて思ってましたがぜんぜんちがいましたね(;~_~)

強力な手ぶれ補正というやつは本当に撮りやすいということを知らなかっただけです。

おいらはOM-Dで構図ずらししたりしたときに
なんか画面がふわっとしてて、 ダイレクト感が鈍いようなと思っていました。
中央でピント合わせをした後、右上にくるように左下に向けてふったときなどに
なんか少し行き過ぎるというか、画面がふわついている感じがしていたんですよ。
それがいわゆるセンサーが常に浮いてる証拠なのかもしれません。
とにかくフレーミングなどでカメラを振るとふわっと動きます。
ブレたような動きではないは分かっていたんですけどね。
デモ用のカメラにはカードが入ってないので、
撮った奴をじっくり確認することができないので残念です。

おそらく、ライト系とOM-Dで同じ状況下で写真を撮ったとして
SSが稼げない状態になればなるほど
手ぶれ補正の効果で失敗写真は少なくなりそうです。
腕がいい人ならあまり差が出にくいかもしれませんが、
手ぶれさせやすい人にはぐっと差がつきそうですね。
他のメーカーのカメラも同様なことを試してみましたが
キヤノン、ソニー、パナのキットレンズも手ぶれ補正付きなんでしょうね。
フレーミングで安定しています。
これらで撮ったあとにペンの2種でやってみるとあきらかにぶれます。
まあ、記録された画像には手ぶれが摘要されてるはずですが、
フレーミング時に安定しないのでちょっと楽しくないかんじもありますね。
少しでもいろいろな撮影において安定したフレーミングで撮りたいなら
ペン以外の機種のほうが撮りやすいかもしれません。
まあ、本気を出せばペンにパナのレンズを使えばいいんですけど。

ちなみにおいらは
FP1というおもちゃみたいなカメラですが
レンズ光学手ぶれ補正がついてます。
ボディが小さいですし、安物なのでおそらく1段か2段程度の補正量でしょうね。
T側で撮る140mmなどのときにフレーミングがちょっと安定しています。
モード1と2でAF時補正とシャッター時のみ補正がえらべます。
まさに、レンズ内補正とボディ内補正が選べる感じに近いです。

おいらの部屋は蛍光灯をつけてる時に
140mm f5.9 ISO800 1/8 くらいになります。

これは手ぶれ補正オンにできるぎりぎりのEV値のようです。
このカメラはおそらく補正を入れると1/8より遅いシャッターにできないので
アンダーになってしまうのです。
なんで部屋でそんな140mm相当なんて伸ばすかというと
モノ撮り時にできるだけ背景をぼかしたいということで
解像度を捨てて伸ばして撮っているのですよ。
どーせ70mmくらいでもf4.0なので1/10くらいにしかならないですし。

ですから、けっこう手ぶれ補正オフで撮ったりします。
手ぶれ補正オフで1/4とか要求されることも。
そういうときはだいたい肘ついてテレンスリー作戦で撮ってます。
これだと意外とぶれずに撮れます。
その時の解像度では良くも悪くもノイジー過ぎてブレてるようには見えない絵になりますw

ふだんから長焦点スローシャッター手ぶれ補正なしというのをやっているので
いいカメラで撮るとめちゃくちゃ楽に撮れたりしますねえ。
最初からいいので撮ってる人より
こういう面では鍛えられているかもしれません。

おいらは60マクロレンズでマクロ撮影とかやりたいと言ってましたが、
こういうのはやっぱりOM-Dなら撮りやすさに差がでるだろうなと思います。
きっちりうまく撮れればライトやミニでも同じ写真になるんでしょうけどね。
まあおいらにはミニ2がお似合いだとは思うのです。

ですが、OM-Dのすごさや使いやすさも分かってきましたので
次の機種に切り替わったときにタイミングがあえば欲しいなと思います。
へたな人はいいカメラを持っても意味がないわけではなく、
いいカメラならへたな人でもそれなりに助けてもらって 失敗が減るもんなんです。
ですから、逆に初心者にはペンミニ2よりOM-Dのほうがおすすめなのかもしれません。

今回はどーせ誰も読まないだろうと想定して
自分が集めた断片化された知識をまとめるために書きました。
こうすると自分がどこまで分かってるのかが確認できますし、
穴があればそれが分かったりします。





おわり