ピグ10周年記念エリア
「時間の塔」
最上階のラウンジ
2019年3月にパソコン版ピグの
終了告知が出た以降は、
サイバーエージェントの藤田社長を筆頭に
ピグに携わった方々の
メッセージが掲げられるようになりました。
その中のひとり、
「はんころもち」さん
彼女はT氏のピグとも
でした。
はんころもちさんと最初に会ったのは、
2016年の夏に公開された
6月30日に公開されたこのサマーナイトクラブだったか、
または7月8日公開の「SECRETサマーナイトクラブ」かは
失念してしまいましたが、
オープンしてほどない時間にT氏が入室すると、
すでに先客がひとりいて、
T氏にグッピグをしてきました。
すかさずグッピグを返しましたが、
そのピグは直後にすぐに退出。
ただそのピグのプロフィールパネルには
ピグのデザイナーである旨が記載されていました。
(↑PCピグ終了直前のもの。
当時とは内容が異なります)
「あー、自分がデザインしたエリアの
様子を見に来ていたのかな?」と
思ったものでした。
それが「はんころもち」さんでした。
このときから彼女と互いの部屋の
「きたよ」の交換が始まり、
機会があるときは、
ピグ同士で会ってチャットしたり、
日記のコメント欄でやりとりを
したりしました。
知り合いに運営スタッフがいると
心強いですよね。
よくトーク機能で「これは障害では?」などと
尋ねたりもしました。
はんころもちさんもT氏の作った部屋に着目してくれて、
彼女の日記で紹介してくださったこともありました。
2017年4月2日の重度のシステム障害
「ピグ爆発事件」のときも
はんころもち邸に駆け込みましたよ。
まぁ、はんころもちさんも勤務時間外でしたから
打つ手が無かったんですがねww
はんころもちさんは、
学生時代からのピグユーザー。
そしてサイバーエージェント社に入社して
ピグのデザイナーになったという人物。
お母上も「ピグライフ」を楽しんでいるとのことでしたが、
だからこそピグ愛が深く、
そしてユーザーの気持ちもよく理解してくださっていた方です。
デザイナーとしての
センス、才能も素晴らしい。
ご自身で挙げていた代表作、
「お屋敷メイド」シリーズ。
「執事のジャケット」は、
T氏も大いに活用していました。
T氏の中で「はんころもちブランド」の中で
いちばん思い出深いのは、
2017年7月のつりイベント
ご自身で「絵を描いたわけではないけど」とのことでしたが
アイテムクリエイターとして企画に携わったそうでした。
先行(期間限定)インセンティブの
「チョコバナナペンギンの着ぐるみ」は、
「海外ではチョコバナナをペンギンに模したものがある」と
アイデアを出したそうでした。
T氏もコンプリート。
さっそく、はんころもちさんにお披露目。
はんころもちさん自身も、ゲット済みでしたw
ピグの運営スタッフの中では、
エンジニアの「そーしゅん」さんも
ユーザーの間では知名度がありました。
そーしゅんさんとは一度しかお会いしたことがありませんでしたが
(↑レミィちゃんに会話に割り込まれておるしwww)、
「ブンゴール城」や「にゃんきゃっち」に携わった
伝説のエンジニア。
そのそーしゅんさんをして、
絶大な信頼を寄せていたデザイナーが
はんころもちさんでした。
(そーしゅんさんは「はんはん」と呼んでいた)
はんころもちさんも
才能やセンスだけで仕事をしていたわけではなく、
論理的な裏付けをもって、
ピグならではの「かわいい」を
デザインしていました。
はんころもちさんが執筆した以下の記事は
是非ともご一読ください。
「かわいい」も偶然に出来上がるものではない、
ということがわかります。
スタッフではなくピグユーザーとしての
はんころもちさん個人の部屋は
一言でいえば「やはり上手い」
「スゴい」部屋は、ピグの世界にたくさんありましたし、
T氏のお部屋群もオマケしてその部類に入れてもらえるかもしれませんし、
カリスマ級の達人たちの部屋にはもっともっと「スゴい」が部屋がありました。
しかし、はんころもち邸は、
間の取り方や、
きちんと「引き算」が出来ている点が、
そのまま公式エリアに転用できそうなほど
「上手い」んですよねー
さすがは匠の技です。
その後、2018年頃から
はんころもちさんはピグパーティーへ
異動してしまい、
PCピグでお会いできる機会は
無くなってしまいました。
それでも2019年3月12日の
わざわざT氏の部屋に挨拶に来てくださいました。
「告知を出す直前はスタッフみんな手指が冷え切ってしまうほど緊張した」と
おっしゃっていましたなぁ。
当時はピグパーティー担当だったはんころもちさんにとっても
断腸の思いだったのですね。
2019年12月2日パソコン版ピグ最後の日の
はんころもちさんの日記。
T氏は、はんころもちさんとご縁ができましたが
彼女以外にもたくさんの運営スタッフたちの
努力とか思いとかがあって、
PCピグは形作られていたんだな、
と思います。
それに気づけたのも
やはりはんころもちさんとの出会いのお陰でした。
不思議な偶然でしたけど、
彼女との出会いは、
T氏のピグ人生にとって
大きな出来事でした。
このブログがはんころもちさんのお目にとまるかわかりませんが、
満身の敬意と感謝をこめて。