名古屋のPRコンサルタント・PRディレクターのブログ -34ページ目

一日も早く・・(怒)・(憂)

東の電力会社の社長が会見したね。


今回のかの電力会社の危機管理と

それにつらなる危機管理広報のダメダメぶりは

反面教師としてのいい教材になる。

事がひと段落したら誰か本にでもするんじゃないかと思う。


かねてから、

広報って部署は社長の首洗って差し出すことも

やらないといけない部署だと言っている。


マスコミと言うよりも、その先に居る世間さまに対し

企業トップが自ら表に出て語らねばならない時が

あるからだ。

たとえその場が、針のムシロになろうとも。


しかし、その針のムシロに社長を座らせる前に、

広報と経営陣はやっておかないといけない事がある。


発表内容の確定。

あいまいな事を発表してはいけないが、

あいまいな言葉で事をぼかすのもいけない。


今回あの社長はムシロに座る前に、

何をいつまでに実行するのか。

会社の腹のくくり方、尻のぬぐい方、

ロードマップっちゅーやつを明確にしてから座るべきだった。


何回も発した「一日も早く・・」ってコトバ

こんなあいまいな言葉では信用は戻るどころか

さらにマイナスに進むばかりだ。


針のムシロの会見がその発表や対応如何で

奇跡のリカバリーショットになった例はある。


あの電力会社はこの場に及んでも、

危機管理広報のプロを雇っていないのか・・

そんなプロもアンコントロールなダメダメな企業なのか・・


広報に携わるものとしてはとても歯がゆく、

一般市民としては怒りを覚える会見だった。



喰わせろ!

新商品のデビュー。

これ、もちろんリリースのタイミングですね。


日経MJやら業界紙誌へのリリースは基本。

当然、一般新聞やモノによっては

グッズ紹介雑誌やら、奥様雑誌やら・・

テレビの情報番組にもね。


新商品が食べ物の場合はどーするか?


普通に画像&テキストで紹介されるだけじゃつまらない。

よっぽど不味いものじゃないかぎり

試食させた方が販売促進につながる。

認知だけでなく、経験レベルまで見越したPR。

これまさに戦略的PRです。


よって、プレゼント付きパブって言われる枠を

いただくよう活動するのが正解。


クール宅配など物流が発達した今、

生モノも輸送できるのだが、

個人情報保護の意識が高い今日では

プレゼント付きパブで告知してくれた媒体外に

名簿を出すのは難しい。

どうしても、発送は媒体社からになるので、

クール便などコストのかかることはいやがる。

そんな時は・・・

引き換え券を発送して店舗での引き換えって手もある。

媒体の到達エリアに実店舗があることが前提だけど・・。


普通に記事⇒認知

だけだけど、

プレゼント付きパブ⇒認知+経験(数は限られるけど)


の方がいいハズ。

個人が情報発信できるインフラが整ってる今だから、

この少数だけど経験させる。ってのは

広がる可能性が大いにある。


商品(賞品)提供をケチらずに

「喰わせろ!」なのだ。





決算発表も広報の仕事

昨夕11日付けの中日新聞夕刊。

Evening Plusというページの左下の地味に配置された

コラム「伊勢町」から。


「伊勢町」って聞いても、

それから名古屋証券取引所やら、株取引を想像する方が

どれくらいいるのだろうか。


さて、坂田さんという経済担当記者さんが書かれた

このコラム。

4月下旬~5月中旬の決算発表シーズンの

ピーク時には50社/日に及ぶ記者発表が行われるという。

そんな中、

「前回、記者が来なかったから投げ込みだけにします。」

という理由で会見を行わない企業があるそうだ。


続けること。“継続は力なり”。これは広報の基本のひとつ。

あきらめてはいけないのだ。

その前に工夫はしたのか?

記者が出席の価値を見出せる会見内容にしたのか?

例えば・・

経理担当重役しか出席しなかったのを

社長も出席するようにするとか。

記者の関心を引くような案内リリースを書いたか?

工夫もしないうちに、他社と重なるから・・

競争が激しいから・・とあきらめてはいけない。


企業トップと記者が相対するいい機会だ。

トップの人柄も知ってもらえる。

これは後々の記事につながる。

そして、坂田記者も書いていたが、

記者の先には読者、視聴者、社会があるわけで、

上場企業にはIRという広く情報公開する義務がある。


はからずしも、

この記事で上場企業といえども、

名証所属の企業の広報についての意識が

このレベルであることをこのコラムは示してしまった。

やはり、名古屋圏の広報はまだまだなのだ。


ところで、

決算発表の日程自体を調整する工夫はないのかね?

映画業界では、名古屋で行われるキャンペーン

(役者さんや監督さんが来てインタビュー受けたり、

舞台あいさつしたりするやつね)は、

スケジュールが確定した時点で、

カレンダー状のフォームに記入して業界内で

情報を共有してなるべく重複しないようにしている。

そういう工夫も広報の横のつながりがあれば

できるように思うのだが・・。