名古屋のPRコンサルタント・PRディレクターのブログ -16ページ目

みんなで“やらせ”

週末なので軽い話題で・・。


昼時に某社のみなさんとランチ中のお話。

先週、どこぞの金融会社が発表した

サラリーマンのお小遣い額調査。

これが先週末から今週になってメディアに露出。


この露出を見た奥様方が、

このデータを基準に、

各氏のお小遣い額を下げるべきだと主張したそうだ。


各氏曰く、

こういうデータの調査と公表は困る。

これが小遣いの基準額になってしまう。

現状より調査額が上ならば、

値上げの主張もできようが、

今回のように下の場合は減額交渉の基準になってしまう。

と。。


アドバイスして差し上げました。

SNSなどを通じて、

世のなかのサラリーマン同志のみなさんに

こういうアンケートがあった場合は現状額より

上の額を故意に記入しましょう。

と。


えっ! 情報操作だって?

どっかの電力会社のやった“やらせ”に比べたら

かわいいもんじゃん。



九電に学ぶ「社長の曝しかた」

いや~やっちまったね。九電さん。

愛社精神旺盛すぎて社会が見えてない課長クラスの方、

またはその上の方が暴走してしまったのですね。

きっと。


広報さんが絡んでないことを祈ります。

広報ってのは、足は社内に置いても、

目は社外に置いて判断しないといけない部署です。

まかりまちがっても、

こういう高校生のカンニングレベルの

どこからか綻びが出るような情報操作はしないもんです。


で、

社長の緊急会見も情けなかったですね。

途中でメモが入ってきたら、

認める範疇が変わったりして・・

ドタバタ感満載。


こういう社長がアタマを下げに出てくる会見。

私の言葉で「社長を曝す」時は、

何度も社長を曝してはいけない。

できる限り、話しは詰めて、

満を持して行うべき。


「不明です」「ノーコメント」「わかりません」を

連発するような会見なら

広報担当役員出しておいて、

「現在、事実関係を調査中。

明日、午前に社長が会見します。」

でよかったのではないか。

そして、

“何時”“誰が”“誰の指示で”

“誰に対して”“どんな要領で”“どのようなものを”

送ったのか?

この顛末をしっかり把握してから、

社長に出てもらって発表すべき。


「こんなことは初めてなので考えさせて欲しい。」

なんて企業トップの言葉じゃないよね。

初めて起る事象に即断で対処していくことこそ

企業トップの資質じゃないのか?

あの企業には社長の判断についての

マニュアルまであるのだろうか?


いやはや、企業トップも広報部署も

初めてなことに弱い企業だってことは

よく判りました。



大臣辞任から学ぶこと

被災地の知事さん達に上から目線で話した

大臣が辞任しましたね。


広報=PRの見地から考えてみましょう。

企業トップや広報担当者にも勉強になる事例です。


まず・・


1.カメラやマイクの向こう側には“世間”があることを

肝に銘じましょう。


・目の前に居る知事さんに話したつもりでも、

カメラやマイクがある場所では、

“世間”が同席しているも同然と思いましょう。

同席者のみならず、“世間”がどう思うか?

これを言動の判断基準にしなければなりません。

全国ネットのテレビは九州でも放送されるのですから・・


2.オフレコはありえないと思っておきましょう。


・今やマスメディアに載らなくても、

ソーシャルメディアで情報が流布される世の中です。

記者さんからでなく、身内からの流出だってありえます。

“オフレコ”なんてありえないと思っておくのが無難です。


3.マスコミを仮想敵にするのはやめましょう。


・「マスコミが報道するのが悪い」と思い、

彼らを敵視するのはやめましょう。

確かに偏った報道はあります。

しかし、

端っから敵視して情報の発信をおろそかにしたり、

敬意と誠意の無い対応をするのはよくありません。

彼らもヒトの子。

彼らもお仕事なのです。

敬意を払い、誠意ある応対をすればそうそう悪い方へ

向きません。


サングラスをして取材を受けたり、

サッカーボールを蹴ってみたり・・

カメラの前でわざわざトリッキーなことをするので

メディアの使い方、お付き合いの仕方を

心得てる方かと思いましたが・・

違ってましたね。 残念。