あわーすが主催した、パーマカルチャーのドキュメンタリー映画

<TERRA~ぼくらと地球のくらし方>の上映会が無事終わりました

 

 

興味はあったけれど、パーマカルチャーという耳慣れない言葉に、ちょっと様子を見てしまったという皆さんのために、

 

どんな様子だったのかを、映画製作者の方へ提出したレポートから抜粋してお届けします

 

 

 



 

今の社会に生きづらさを感じている人たちに届けたいパーマカルチャーの世界観

私たちあわーすは、今の社会で生きづらさを感じている人たちのサポート活動をしています。

不登校の子どもは年々低年齢化し、親たちは「将来子どもが社会生活を送れるようになるのか?」という不安を感じています。

 

しかし、都会暮らしの親が思う「社会生活」とは、会社員になるとか商売をすることでお金を稼ぐ生活くらいのもので、農を中心とする生き方は最初から頭にありません。

 

たとえ社会生活が送れるようになったとしても、今の社会は大人も子どもも時間に追われ、自分を殺して社会に合わせることを求められるような場面が当たり前で、その中で心や体を病んでしまう人が多くいるのです。

 

そんな今だからこそ、この映画を通して本当の「豊かさ」について感じてもらいたい。日本に古くからある暮らし方を思い出してほしい。そういう思いから、上映会を企画しました

 

 

 

 

パーマカルチャーってなに?

 

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パーマカルチャーは

パーマネント(永続性)

農業(アグリカルチャー)

文化(カルチャー)を組み合わせた言葉

 

農を中心として人と自然が豊かになるような暮らしのデザイン手法です

 

日本に古くから伝わる里山の暮らしは、まさにパーマカルチャーの原点です

 

 

 

なかなか集まらない参加者に苦戦!

今回は、会場が東京上野ということもあり、来場できるとしてもパーマカルチャーという言葉も聞いたことも無ければ、「農」という言葉を聞いただけで自分と関係ないと思ってしまいうような、都会暮らしの人ばかり。

 

なかなか参加者が集まらないのはなぜか?という所から考え、ブログやインスタでの参加呼びかけを続けると同時に、インスタライブで「ほんとうの‟豊かさ“とは?」というテーマで話をするなど、地道に地道に参加者を増やしていきました。

 

 

インスタライブはこちらから聴けます

 

 あわーすインスタライブ『豊かさってなんなん』

 

 

 

 

 

 

いよいよ上映会

おかげさまで参加者もぼつぼつと集まり、結果的には満席の状態。

 

会場は上野駅から徒歩5分のレンタルルーム。

 

事前のプロジェクターの設置や音響のチェック、座席のセッティングができないのでハラハラでしたが、何とか無事上映をすることが出来ました。

 

 

 

 

 

上野といえば西郷さん

紅葉した銀杏をバックに堂々たるお姿

晴天に恵まれました

 

 

上映会中〜 お陰様で満席です

 

 

感想をシェアし合います

 

 

みんなが思いだしたパーマカルチャーの原点~参加者の感想

*こういう暮らし方ができたら、こんなふうに生きれたらとてもいいと感じた。

人工物の中で生活しているが、今できることがあると考えるきっかけをもらった。

買ったものを食べることに罪悪感があったが、バランスが取れればいいのかもと思えた。

 

 

*実家でやっていたことが、まさにパーマカルチャーだったと感じた。

実家にいた頃は、生ごみを土に埋めたり、草取りをしたり、漬物を漬けたりする暮らしが恥ずかしく、手伝いが嫌だった。

その後、都会の暮らしを楽しんでいたが、子どもが不登校になり、何かがおかしいと思うようになった。

反対のことをしたことで、実家での暮らし方の良さに氣付くようになった。

パーマカルチャー的な暮らしは、心と体に余裕がないとできないが、自分なりのパーマカルチャー的暮らしができたらなと思った。

 

 

*「ハンモックタイムをどれだけ増やせるか・・・」という言葉が響いた。

今はベランダで植物を育てるくらい。それがどこにつながっているのかわからないが、自分なりに育てながら、ハンモックタイムを増やしていけたらと思う。 

実家の庭にはコンポストがあり、祖母はたくさんのものを作って「おすそ分け」を良くしていた。知らず知らずのうちに見せてもらっていたんだと感じた。

 

*母は農家出身で、ほぼ自給自足の生活をしていた。小さい頃は夏休みになるとその田舎にあずけられたが、その時間が満喫できず早く帰りたいと思っていた。今になってみればもったいないことをしたと思うし、そういう生活は嫌いじゃない。

決して大きいことをする必要はないと思っている。

庭の木一本でも毎年実りがあり、循環できている。人と人がつながり、自然とのおすそ分けをしながら、ご近所付き合いができていければと思った。

 

 

*母が早くに亡くなり祖母に育てられた。鶏をかっていたな~とか、味噌をつくっていたな~という記憶がある。

都会に出てきて、コロナをきっかけに小さい畑を借りて始めた。土に触れられる幸せを感じた。

今は、荒れた土地を借り、この土地を生き返らせることに使命を感じている。今は無農薬で農業を頑張っている。

 

 

*びわの木を植えているが、が25年もかかると知ってショックだった(笑)いま木はまだ5年目。 庭に果樹を植えている。

自分は楽しめなくても、次の世代に残せるものがあったらいいなと感じた。

自分の子育ては一段落したが、子どもたちが泥団子作りをしたり、土の触れることの意味を感じる。高齢の両親は野菜を作って、送料もかかるのにスイカを送ってきたりする。孫たちに見せたいのかな?と思っている。

 

 

*現在51歳。30歳の時から式根島で暮らしたいという思いが、どんどん強くなっている。小さい頃は、クラスは50人単位という時代。競争社会に違和感を子どもの頃から感じていたが、うまく言葉にできずにいた。

小5の時に親につれられて式根島に行ったときに、ショックを受けた。電線も無い、何もないただ綺麗な島。それから何度も行き、なぜか住みたいと思っている。

父は新潟県の山奥の出身。ダッシュ村のような所。自分もだんだんと、残りの人生をどう生きたいのかを考えるようになってきた。

じゃあ、式根島に行ったらそれができるのか?と考えるとできるとも思えない。“頭でっかち”にはなりたくない。ヴィーガンとかいろいろあるが、もっと氣軽にできるものはないかと探しているときにパーマカルチャーに出会い、上映会を知った。これからも知識を増やしていきたいと思う。

 

 

*今年からフリースクールを始めた。

自分は中1から不登校。社会はこういうもんだ、働くってこういうもんだと思っていた。

今、次男が不登校。どう教育していくかということを考え、自分は仕事をやめ、ホームスクーリングを始めた。

都会でできること、その子のそのままを大事にするという思いでやっている。

そのうち社会がついてくるのかなと感じている。今不登校は30万人。みんな辛い思いをしている。自分なりにパーマカルチャーをやっていきたいと思う。

 

 

みんなちがってみんないい それこそが“自然”~主催者の感想

 

*自分はずっと社会の目を氣にして生きてきた。やさしい世界を願いながらも、いきづらさを抱えて生きてきた。今、こころのことを学んでこうして活動している。

みんな同じじゃないといけないと思っているけれど、ひとりひとりできることで補い合って行けばいいと思う。

この映画を観て、自然と共に生きることはなんて素敵なことだろうと感じた。自分ができる小さいことから始めて行けばいい。そうすれば、みんなが認めあえるやさしい世界が創れると思う。

昔は、土壁があったありして「なにこれ?」と思っていたが、この映画を観て自然に戻せるという意味があることがわかった。みんながそういうことをやっていけたらいいと思ったし、どう暮らしていくかが大事だと感じた。

 

 

*もともと、自分は社会の常識、社会規範でガチガチの人だったが、子どもの不登校を経験して価値観が一変した。

私の知っていた、思っていた“良いこと”は、みんな“不自然”なことだとわかった。

土とのつながり自然とのつながりが分断された世の中。本来は、そのつながりが大切だとわかった。

自然農の畑に行くようになって、畑にいるだけで本当の「豊かさ」がそこにある、ただただ幸せだと感じるようになった。この豊かさを子どもたちにも大人たちにも感じてもらいたいと思い、農業を始めた。

この豊かさを一人でも多くの人に伝えていきたい。この映画は自主上映ができるので、ぜひそれぞれの場所でやってもらいたいと思う。

 

 

*現在、長男が人生の迷走中。子どもが不登校ということだけで「不幸だな~」と感じた。学校に行けなくなると、居場所がなくなってしまう。

先日、ある居場所を見学に行ってきた。

パーマカルチャーはできる人ができることをしていけばいい。その人に合う所を見つけていけばいい。自分はみんなの居場所づくりをやっていく!

 

 

おわりに

“そこに集まることは必然”と感じることは多々ありますが、今回も同じような経験を持った人が、この場に集まることが出来ました。

 

今の経済中心の世の中に違和感を感じていた人や、子どもの不登校をきっかけに画一的な価値観を手放し、

 

一人一人それぞれに合った生き方をすることが大切と氣付いた人・・・。また年齢的にも、昭和の頃にはまだ残っていた里山のくらしを、遠い記憶として持っている人・・・。みんなそのような人でした。

 

 

今、日本のに古くから伝わる生活の素晴らしさを再認識し始めた人が増えています。その一方で、「何でもみんな一緒が安心」と画一的なものを求めがちな日本人の意識は手放す時期が来ているように感じています。

 

この映画は、まさにこれからの時代の意識の持ち方と、その表現方法の一つである暮らし方のかたちを見せてくれています。

 

自然と調和し、みんなが幸せに生きられる社会になるように、これからも上映会を続けていこうと思っています。素晴らしい映画を創ってくださったことに感謝いたします。

 

 

 

 

無事終了でホッとした3人

 

 

皆さんもお近くの上映会を見つけて行ってみてください。

新しい出会いがきっとあると思います。

 

上映スケジュール等は、こちらのホームページから確認できます

 

TERRAホームページ

 

 

 

 

 

 

12月は あわーすcafe 開催します

 

 

☆ あわーすcafe オンライン ☆

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zoomの使い方に不安のある方も私たちがサポートいたします♡

 

「子育てお茶会」としてスタートしたあわーすのお茶会ですが
最大の特徴は、参加者が単におしゃべりをする場ではないというところ

 

お茶会をきっかけに、一歩でも二歩でも前に進めるよう

3人のセラピストが参加者のお悩みに寄り添い

それぞれの技術で参加者とその周りの方々まで広くサポートいたします

 

 

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ほとんどが共通のお悩みを持っていて

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安心してお話しください

 

 

★あわーすcafeの内容

*やっちゃんのリーディング

「参加者の潜在意識を読み取るリーディング能力」と「姿の見えない存在とつながるチャネリング能力」をメインに、その方のお悩みを解決に導きます。

時にはエネルギー的なこと、霊的なことなどが原因にある場合は、浄化・除霊などもいたします。

また、現実的なお悩みに対しては、ファイナンシャルプランナーとしてお金のことまでアドバイス致します

*のりりんによるカラーセラピー

カラーセラピーでは、参加者自身が引くカラーボトルによって、心の中を深く理解するお手伝いと、これから先のアドバイスをお伝えします。

また、介護福祉士として介護の現場で培った知識によるアドバイスもいたします

*tocoによるエネルギー整体 

やっちゃんの調整に合わせてエネルギー整体を行うことで、お悩みの状況をより変化しやすい状態になるようにサポートします。

また、看護師としての経験をいかし、健康に関するたアドバイスをいたします。

 

この3つのメニューが全部受けられて、さらに <こころと からだと たましいのバランスを整える ホロアス> も体験いただけます

 

【 日程 】

2023年12月13日(水) 10時~13時 

 途中参加・途中退出可

 

【参加費】  6,000円

 口座振込みをお願いしています

 恐縮ですが振込み手数料はご負担下さい

 

 

 

【お申し込み】

 

 

 

 

 

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