漫才は文学だ! ☆日本の職場と家庭にほんの少しのスマイルを☆
今日の話題は、“バイクも希望ナンバー制、導入!?”です。
「社長、今日はナンバープレートの話題です」
『プレートといえば、俺的にはナンバーではなく、ハンバーグディッシュだな』
「びっくりドンキーですか」
『でも、俺、びっくりドンキーに行くたびに思うんだけどさ』
「なんでしょう?」
『なんでもワンプレートで出てくるって、刑務所っぽいよな』
「どんな発想ですか?」
『びっくりドンキーも、ちょっとひねってプレートではなく、プレパラートで出すとか』
「ミクロ単位のハンバーグになりますよ」
『無理か』
「そんな話ではなく、ナンバープレートですよ」
『車やバイクについてるやつな』
「そうです」
『でもさ、あれってそもそもなんのためにあるわけ?』
「知らないんですか?」
『教えてくれ』
「犯罪や事故への迅速な対応を前提に、個々の車両を識別するためだそうです」
『個々の車両の識別って言うけどさ、』
「なんでしょう?」
『だったら名前でいいと思わないか?』
「確かに・・・・・」
『車にネームプレート貼れば一撃だろ?』
「数字は10種類しかないから、わかりやすいんじゃないでしょうか?」
『じゃ、マイナンバーとか』
「めちゃめちゃ長くなるじゃないですか」
『しかも、車は、自分で番号選べるようになったじゃん』
「普通自動車で1999年、軽自動車で2005年からですね」
『おかげで、同じような番号ばっかりになって識別しにくいと思うけどなぁ』
「よくわかりませんが、今後、125cc以上のバイクも番号を選べるようになるそうです」
『マジか?』
「一昨日、国土交通省が希望ナンバープレート制を導入する方針を発表しました」
『4649』
「暴走族ですか」
『4946』
「業界人ですね」
『なんのために、希望ナンバープレート制を導入するんだ?』
「利用者が覚えやすい。駐車場で見つけやすい。話のタネになる」
『本当にそんな理由なのか……』
「ここだけの話ですが、普通自動車で5000円くらいするそうですから」
『・・・・・』
「・・・・・」
『そういう理由?』
「う〜ん、マンダム」
『俺のセリフだよ〜』
「それはそうと、どんな番号が人気になるでしょうか?」
『バイクだから、819、とか』
「そのまますぎませんか?」
『排気音でブロブロブロブロ、262626262626』
「長すぎるでしょ」
『そういえば、昔、光るのがあったよな』
「ありましたね、光るナンバープレート」
『てっきり見なくなったけど、禁止になったのか?』
「いえ、今でも申請すれば3000円くらいで、簡単に手に入れられます」
『へぇ……。じゃ、俺も申請しようかな』
「会社の車、光るナンバープレートにするんですか?」
『いや、会社の社員を、光る社員にするんだよ』
「光らせてどうするんですか」
『眺める』
「よくわかりませんよ」
『まぁ、しかし、今日はバイクの話題だけどさ』
「はい」
『バイクって、プロスポーツの経営とよく似てると思わないか』
「よくわかりませんけど」
『だって、バイクもプロスポーツ経営も、』
「はい」
『どっちも、スタンドがないと、倒れてしまう』